オーボエパートより「あと13日」
こんにちは。オーボエパートです! 定期演奏会まであと13日となりました。
オーボエは美しい音色が特徴的な木管楽器です。楽器としての知名度は高くないのですが、有名な曲のソロを担当することも多く、楽器の名前を知らない方でも音は聞いたことがある方も多いかもしれません。オーボエの音色は「哀愁がある」と表現されることが多いのですが、明るく響くような高音から柔らかい低音まで幅広い音色を出すことができます。
今回の演奏会ではオーボエの幅広い音色をたくさん聞いていただける曲がそろっています。ぜひステージの中心当たりで演奏しているオーボエパートに注目しながらお聞きください!
サン=サーンス/交響詩「死の舞踏」
骸骨の舞踏会を表現したこの曲は、ヴァイオリンのソロを中心として進んでいきます。オーボエのリズミカルなフレーズが舞踏会での踊りを想像させたり、後半では朝を告げる鶏の声を奏でるなど、ストーリ性に溢れていて様々なオーボエの音が楽しめる曲となっています。
川越守/喜遊曲第10番
北大オケの永久名誉指揮者である川越先生によって作曲されたこの曲は3つの楽章によって構成され、楽章によってガラッと雰囲気が変わります。オーボエの音色を活かしたソロや他の木管楽器との明るいフレーズなど、目立って聞こえる場面が多くある曲になっています。
シベリウス/「カレリア」組曲
フィンランドのカレリア地方の民謡などをモチーフとした音楽であるこの曲は、全体的に明るい曲調で親しみやすい曲になっています。2曲目のバラードでは吟遊詩人の歌をイメージしたフレーズがコールアングレの伸びやかなソロによって表現されているので注目してお聞きください。
ブラームス/交響曲第1番
ブラームスが作曲した最初の交響曲で、全体を通して「暗から明へ」というわかりやすい構成の曲です。どの楽章にもオーボエのソロがあり、特に2楽章は暗い雰囲気がありながらも美しいソロが印象的です。このソロのどこか悲しげな雰囲気を残しつつ、どうすればフレーズの美しさが表現できるのか試行錯誤しながら練習しています。その他の楽章でも木管楽器全体で牧歌的でのどかなメロディーを吹いていたり、優雅な旋律を吹いていたりとオーボエの様々な表情を楽しめる曲になっています。
本番まで残りの日数が少なくなってきましたが、本番を全力で楽しめるよう頑張りたいと思います!ぜひお越しください!
今回の演奏会チケットは、チケットぴあ、Kitaraチケットセンター にてご購入いただけます!⬇️
・チケットぴあ(Pコード:270-128)
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2436610&rlsCd=001&lotRlsCd=
・Kitaraチケットセンター(窓口/電話/web)
また、当日18:00より会場のKitara大ホールにて当日券も販売いたします!
ぜひお越しください😊