Rustストリーマーイベントがあまりにも面白かったからすべてのメインイベントをレポートするよ

免責事項

  • 私はRustを初めてみる人間です。未プレイ。

  • ストリーマーやVtuberを見る側の人間からの視点です。CRカップやV最協をちらっと見る程度の素人レポであること、ご容赦ください。

  • Dチームメイン

  • クッソ長い(2万字近い)。一気に読めるはず

Rust ストリーマーズカップ、本当に面白かった。

6人4チームに分かれたバトルで、結果としてはDチームの圧勝で、
24人のストリーマーのうち、3/4のチームのストリーマー及び視聴者は微妙だったかもしれないが、

俯瞰的に見て、他のチームとの共闘、裏切り等、インタラクティブなドラマに満ち溢れた素晴らしいコンテンツだった。

あまりにも面白かったので、ほぼ全員の視点を、暇な時間はずっと追っている。
Twitchのアーカイブが消えてしまうのが残念すぎる。

本当にたくさんのドラマがあったので、備忘がてら、起こった出来事をほぼ全部まとめた。そうでもしないとロスが終わらない。

埋め込みはすべてタイムスタンプが入っているので切り抜き済みっぽく見れる。

Twitchはアーカイブが消えてしまい、CR勢はYoutubeライブを限定公開にしており貼り付けにくいので、必然的ににじさんじとぶいすぽっ!視点の動画が多い。

切り抜きではなく、できるだけ元動画をベースに。

以下敬称略

1日目

1日目と2日目に極端にイベントが少なかったのは、レイドが不可能(工具箱の登録で守られた建物が無敵?)だったからだ。
序盤から奪い合い、襲撃を繰り返すと、全員物資が貧しくなる、というのもあっただろう。

なのでそこまで他のチームとのインタラクト(交流)をする必要がない。序盤の30分あたりはみんなフラフラしていた。

橘ひなののギターが奪われて逃げられたりしたのは、Rustらしくはあった。

https://youtu.be/HamIJ4ZeBk4?t=1845

そんな中で積極的に交流を繰り返していたのはCチームだった。
チームバランスについては最後に総括するけど、Cチームは経験者がいなかった。

さらに、アドバイザー(ソバルトと一緒に普段RUSTをやり込んでいるガチ勢)を利用していない状態だったので、序盤からファーム効率や建築、チームワークなどが進まない部分があった。

どこが美味しくて、何が必要で、何を作れば強くて。。。などがわからないのは、初めてのイベントだからしょうがない。

そのため、他のチームに物資を貰いに行くなどしていた。

一番積極的に行動していたのはMondoだ。Mondoは3日間ずっと他チームとの交流や共闘を繰り返していて、Mondo無しではイベントの面白さがガクンと落ちていたのは間違いない。

まず、MondoはチームDと接触している。

その後、Cチームのメンバーが続々と物乞いにやってきて、じゃすぱーが楽器を提供したことで、「音楽隊」が結成。
物資を何も持たない人が何故か楽器を持つ流れができ始める。


A vs D

その後、DチームのSasatikkがAチームに襲われ、カバーにDチームが集結して乱戦となる。じゃすぱーが花芽すみれのハニートラップにかかったのもここ。

リスポーンしたSasatikkが最後の生き残りとなり、物資はDチームのものとなったが、初日の見どころの一つだった。

この裏で、Cチームの音楽隊がAチームの拠点に訪問している。

ちなみに、花芽すみれがギャンブルにはまり、ギャンブラーの道のりを歩みだしたのもこの後。(花芽すみれ視点2:29:30たり)

D vs B

水処理施設へのファームで赤カードキーを手に入れ、

最後にDチームはSmall Oil Rigへのファームを行う。

ヘリ出発時にDチームに打たれているのはMondoだ。

DチームのOil rig到着。特殊部隊感がある

偶然Bチームがファームに来ており、Nagi、はつめが犠牲に。

Dチームは逃げるBチームに背後から銃撃を加えていた。紫宮るな視点が迫真

NPCボス戦は時間切れ。

Dチーム帰還時に、うるかがDチームの拠点で、「周辺での物資の漁りをやめてほしい」という陳情に現れる。

Dチームは1日目に3回ほど水処理施設に行っており、その都度近くのCチームが被害にあっていた。

Dは「ファームのついでなので、Cへの害意はない、Mondoチームは極力狙わないようにする」と伝えて、Cは納得して去っていくが、

この時点でDは、Cの物資不足とCに対しての優位性を確信する。

ひなーのにDのみんなで水鉄砲をかけてワイワイしてフィニッシュ。

一日目総括

序盤に赤カードキーを手に入れたのはB、Dだった。

ファーム効率はBとDが優勢して、続いて人数差があるA、続いてCだった。

Aチームは叶とソバルト主導でファームをしていたが、イブラヒムの不在、花芽すみれのギャンブル癖(笑)、PvP集団戦の敗北などがあったが、中程度の優位を保っていた。
Bチームははつめ主導でファームを勧めており、Small Oil Rigへのファームを安全に繰り返して着実にドックタグを集めていた
Cチームは橘ひなの、勇気ちひろが主導として、水処理施設へのファームしていたが、度々Dチームと鉢合わせて失敗していた。
DチームはSasatikkとじゃすぱー主導で、武器、素材、燃料を集め、集団でのファームを数回こなしていた。

結果的にDチームは全チームと接触しており、武装の程度を把握していたが、AチームやBチームがDのアイテムを部分的に奪う場面も度々あった。

釈迦がだんだんRustに染まっていく、Cptがふらんしすこに殺されまくってヘイトがグングン上がるなどの細かな名場面はたくさんあった。

ドックタグ数は

A:1085
B:1043
C:313
D:1912

二日目

2日目のファームの量で、強いチームが明確に浮き彫りになったが、それがメンバー間に知らされるのは2日め終了時の中間発表になる。

Aチームにイブラヒムが合流、Bチームのカワセは途中抜け。

ソバルトがPvP禁止(無敵)時間を利用して、速攻でDチームの崖上にレイド用の仮拠点を作る。

Dチームもそのカウンターで、ソバルトの拠点を挟むように拠点を作った。

Aチームはその裏で叶/イブラヒム主導で拠点の引っ越しを行うが、Bチームに妨害されている。

CD同盟締結

さらにDチームは、事前にチーム内で「Cと不可侵条約」「AとBが仮想敵」との相談をしており、序盤に釈迦がCチームに協定締結にメガホンを持って向かった。

↓Cチーム小森めと視点

この交渉は1日目のやりあいでD優位が確定しており、

  • 3日目お互いに攻撃しない(実際Cには攻撃力に乏しい

  • C→Dに武器を流す(あまり強くない武器だった)

  • CはすべてのドックタグをDに2日目の間預ける(数はまかせる)

という、かなりDがCを従える形の契約になった。

3つ目の契約は小森めと、一ノ瀬うるはの態度を見た上での釈迦のアドリブで、これに加えて、10数分の交渉の制限時間を設けた圧はさすがだった。

実は、Cチームのリーダー橘ひなのはこの日別の予定で遅れて参戦しており、釈迦の設定した期限まで不在。その他のメンバーでいそいそ相談で決めることになった。

期限が無かったり、相談に橘ひなのがいれば、結果は変わっていたかもしれない。

BIGの小森めと、一ノ瀬うるはは昨日から音楽隊と下っ端ムーブに徹しており、攻めたがりのMondoとの同意を取り付けるのに苦労していたが、結局締結することになった。

BIGの下っ端ムーブと無駄に威圧的な釈迦の構図、Mondoをなだめる小森めとがめちゃくちゃおもしろかった。

結局契約は履行されて、Cチームは武器を手にする事になった。

Mondoブチギレ、Bチーム受難

この日もチーム交流の主役はMondoだった。Mondoはまず、同盟を組んでいるDチームに電話を渡した。

Dチームはこの電話の宛先(Mondo)に「彼氏」と名前をつけて、天月からかけて遊んだりしていたが、この電話が後でとんでもない結果を生むことになる。

事件におけるDチーム視点の一部始終は↓にまとまっている。

その裏でMondoはBチームとも手を組もうとしていた。

だが、Bチームの裏切りでMondoが殺され、Mondo激高、殺戮以外しないマシーンと化した

Mondoが殺されたシーンに

というコメントがNagiさんの動画にあるが、これはこの後すぐにそのとおりになる。

Mondoが殺された裏で、Dチームは追加で資源をCに譲ろうとしており、そのために英リサはMondoに電話をかけた。

だが、Mondoは殺され、電話にでたのはゆふなだった。
それに気づかないで英リサは、「資源を届けに行く」という返事をしてしまう。

Bチーム視点の電話↓

ゆふなはDチームであることは気づいているが、Mondoが持っていた電話の宛先がDチームであることを確信できてはいなかった。Mondoが持っていた電話だからしょうがない。

実際には、Mondoは別の電話を使ってBと会話しようとしていた。

復讐モードのMondoはまずDに声をかけた。Dは、Mondokara電話が奪われたと聞いた時点で、さっきの電話の主がMondoではないことは確定。

Mondoの問いかけに応じ、Dチーム+MondoがBチームを急襲。上述のじゃすぱーの動画に詳しくまとまっている。

またも犠牲になったのはなぎさん。

その後MondoはAチームにも声をかけて、Bチームを攻撃した。

Bにとっての不幸だけど、AチームにはMondoと仲良しの叶がおり、速攻で話がまとまった。

Cpt,ソバルト,叶,Mondo,うるかが攻撃、ここでもNagiが被害に合う。

この時点でレイドは不可能なので、D+Mondo、A+MondoのB襲撃は手持ちアイテムや周囲のケアパケを奪われた以外の大した被害は挙げられなかった。

この裏でゆふなが初期スポーンに湧いており、そのすぐ近くにいたDチームとの接触に成功している。

ここでMondo+AがBを攻撃した、という情報がDに伝わり、Cチーム(実際にはMondo)が他にも同盟をしており、C(というかMondo)の二枚舌外交は確定した。

実は、Aチームが引っ越したことでBチームと拠点が近くなったため、Dは「AとBが組んでいる」ことを疑っていた。

だがゆふなの外交でその線は崩れ、Cの信用の低下とAの攻撃目標としての確定がDにもたらされた。
ここで英リサとゆふなが「レイドが始まったら速攻Aを襲撃」することで合意している。

そしてDチームはCチームにも、Aを攻撃することを連絡した。

叶の密かな偽装

実は途中、DのSmall Oil Rigへのファームの途中にAとDの小競り合いが発生、ふらんしすこのDチームオリジナル装備が叶に奪われている。

Dチームの作戦会議

サーバー終了後、Dチームは作戦会議として、拠点の名称を決めている。

(英リサの配信より)

無駄にプールが作り込まれていてウケるけど、これが後々の情報共有としてめちゃくちゃ効いてくる。

2日目総括

2日目はほとんどのチームがファームに徹底していた。

Aチームはミサイル発射場、
BチームはSmall Oil Rig、
Cチームは水処理施設、
Dチームは北極研究所、カーゴ、Large Oil rigをファームしていた。

Dチームのファーム箇所が多いのは、少数人でのファーム拠点の制圧が可能になっていたからである。

釈迦+Sasatikkでカーゴを制圧したり、天月一人で北極研究所を制圧していたりで、高級な素材やタグをファームしていた。

が、Aチームもタグ集めに関しては精力的であり、AとDのタグ差はほとんど無かった。

Dチームがそのうえで抜きん出ていたのは、素材のファーミングだと思う。

Dチームは、Sasatikkがタスクを把握して役割分担をし、ジャックハンマーとチェーンソーを利用した素材集めに加え、大型のかまどの3並行でまわして、じゃすぱー、ふらんしすこ、天月、Sasatikkの4名が効率的な精錬方法を学習して、どんどん拠点を強化していった。

じゃすぱーとSasatikkが建築強者なのもあり、2日目には2つのメイン拠点+3つの防衛拠点がほぼ完成していた。

Aチームはこの時点で拠点の移動をしており新旧拠点の2つ、
Bチームははつめ主導で3拠点、
Cチームは4拠点を2日目の時点で作っていた。

Cチームは2日目音沙汰が無かったが、相当に素材ファームをして、拠点の強化に注力していた。

Dチームの建造場所、陣容の巧妙さで、Dがどれだけ圧倒的な防御力だったのかは3日目にわかる。

お互いの情報として、CはDが最強という認識のみしていたがAとBに対しては中程度、
Bはとにかくやられており他の把握が難しい、
AはDとBが強いこと、
DはAが強いことを認識していた。

襲撃やPvPは散発的だったが、Bが集中して被害を受けていた。

2日目の襲撃の結果、Bチームは「全チームからヘイトを買っている」「攻められすぎて、Bのメンバーがかわいそう(はつめ)」という認識になっていた。

そう考えても間違いないぐらいの襲撃のされ具合だが、実際にはMondoひとりを殺しただけでこうなっている。気軽に他チームをキルする世界だけど、ちゃんとMondoの恨みは恐ろしい。

3日目はレイドが可能になる。

ドックタグ数
A:4333
B:2999
C:981
D:4411

この日も花芽すみれはギャンブルにハマっていた。

三日目

3日目開始時点で、2日目終了時点のドックタグ数が共有された。

1日目に「俺らもガチでD潰しに行きます」と釈迦に宣言していたソバルトは「Dが一番タグが多い」と余計なことを言ったw

また、叶がルールのスキをついて、無敵時間にD地点にどさくさに紛れて潜入した。殺せないから追い出せない。 が、流石にマナー違反かとのコメントを受けて、退出している。Dは監禁もできたはずなので、これは今後気をつけなければいけない。

さらに3日目は、拠点への爆弾を使った攻撃「レイド」が可能になった。

とはいえどのチームも防衛、攻撃に関するファームが不十分で、キャラクター無敵時間が終わってもどのチームもしばらく音沙汰が無かった。

D+Mondo→A、レイド開始

最初に動きを起こせたのは、やはりファームが豊富なDチームだった。

Bチームへの訪問が失敗(相手がファームで留守)し、「周囲の防衛拠点に武器防具をばらまく」という最後のタスクを終えたDチームは、Cチームを招集、Aチーム拠点に向かう。

SasatikkがCのMondo、小森めと、うるかをA拠点の裏においた。
だが直後にSasatikkのヘリが墜落、Cの3人は置き去りになるが、MondoのみDとの合流を果たす。

DはAの拠点のすぐ近くにレイド拠点を設置、Aへのレイドを開始した。

手始めにイブラヒムとCptを殺害、ロケットランチャーを壁と拠点に撃ち続ける。

このとき、Aチームは拠点に集合、叶は拠点づくりに外に出ていた。

実はこのとき、Bチームのゆふな、カワセ、はつめ、ConnがAチームの拠点の裏に張り付いて、常に状況を把握している。

ゆふなさんの配信より。リンクは下記

イブラヒム視点でも、Bからの声がかかっているのはある程度把握できる。

Bチームは、「DがAを攻める」という情報を得ているので、逆にAと組んでDを攻撃するために、Aに交渉に行こうとしていた。

だが、その直後にDのレイドが開始、はつめはAとD両方に話しかけるが、双方それどころではないため、失敗に終わる。

(Bチームの関係者にYoutubeを普通に公開されている方が一人もいないため、視点なし。)

Dのレイド

Dのレイドはめちゃくちゃキレイだった。

じゃすぱーが指示したターゲットに、天月、英リサ、釈迦、じゃすぱーがロケランで攻撃しつつ、スポーンしたAチームを次々に殺戮、
ふらんしすこがスナイパーでロケランを狙うAメンバーを抜き続け、Sasatikkが補給とマクロの戦況指示をし続けた。

Aはイブラヒム、Cpt、ソバルト、花芽すみれ、花芽なずなが対応したが、 **周囲にスポーン地点が無かった(もしくは範囲に複数置いていたため同一扱い、装備なしスポーンだった)**ため、拠点まで何分もかけて移動する羽目になった。

しかし、叶が2日目に奪ったD装備で急襲、そこでBの斥候のカワセと、Mondoが犠牲になる。

MondoからすればDチームも叶も敵表示でハチ装備(D)だったので、なんでー!というMondoの声が痛々しい。

また、カワセは唯一Dの意識外からDを撃てるフル装備メンバー(様子見のため撃っていない)だったので、これが落ちてしまったのもDの追い風だった。
撃ちたがっていたカワセがちょっとかわいかった。

叶がハチ装備を着ていたことで、Dチームは「チーム表示以外全員敵」と、Mondoを殺すことも厭わないモードになった。

Aが集合できないうちに、Aのめぼしい物資とドックタグ4800近くがすべてDに奪われ、Dのレイド拠点に移された。

ソバルトが壁を置けなくなっていたことで、TCが破壊され、家の登録がなくなっていることを確認した。

この時点で、Dチームが9000近くのドックタグを所持し、残り3チームが残り時間でファームをしても追いつけないことが確定。

ABCは、Dを襲う以外の勝ち筋がなくなった。

A視点で見ると、屋上にいる時は英リサやふらんしすこ、
拠点周りではじゃすぱー、釈迦、天月にキルされている場合が多かった。
ほとんど拠点に入らずに周囲を見続けていたふらんしすこ、物資を供給し続けたSasatikkの存在は大きい。

また、イブラヒムと叶が拠点に入れていた時点では、TCが破壊されていたがドックタグは抜かれておらず、ワンちゃんどこかに籠城することも可能だったかもしれない。

物資差はたしかにあったが、正確に言えば、防衛拠点を作れていなかったAに敗因があった。

Aは周囲に寝袋を撒いてスポーンできるようにしていたメンバーもいたが、周囲に武装が無ければ意味がない。

武装があっても、安全な場所から撃てなければ意味がないのがRustのようだ。

ABC同盟結成まで

実はレイドのときに、Aのレイドを裏で聞いていたゆふなは、 Mondo「ドックタグ全部とった?」 英リサ「とったよー」 という会話を盗み聞きしている。

この時点で、Aの敗北がBにも伝わり、Bも「ABCでDを潰すしか無い」というモードに変わる。

そのあと、Aレイドの途中、遅れて集合した花芽なずながConnをキルしたあと、ゆふな、カワセと合流。

Bが物資を供給する、という話がでるが、釈迦に妨害されている。
また、MondoもBチーム拠点に向かい、ABC連合を提案する。

MondoがDとずっと行動していることはバレているが、この際、ということで強引に話がまとまっていく。
Cptも合流することで、ここでもABC集合。

B拠点の周りにAC、C拠点の周りにABが集まる状況がほうぼうで生まれる。

また、DからしてABC拠点を生み出すような決定的な流れが発生する。

MondoからD→Aレイドの情報を得ていたCチームは、ABC同盟になりそうな流れを感じ取り、一ノ瀬うるはが情報収集に向かう。

しかし、そこで運悪くもAレイドから撤収中の釈迦に遭遇する。

釈迦はDiscordチャットで、「ABCすべてを敵に回す」方針で合意、
井戸端会議をしているカワセとゆふなを目の前で殺害する。

Dは「俺たちがラスボスだ(天月)」「1v3Ready(じゃすぱー)」と防衛モードに突入する。

釈迦に遭遇し、無慈悲なキルを目の当たりにして怯えきった戦場カメラマン一ノ瀬うるはのかわいいシーンは以下。

歴史の目撃者。
この裏でMondo(C)とCpt(A)がBチームに集合している。

ソバルト、Mondo、はつめの代表会談は以下で成立している

裏でDiscordでつながったまま、

  • 物資はBが限界まで提供する

  • イブラヒムがギャンブルで物資を増やす

  • アウトポスト(セーフゾーン)に集合

などが続々と決まっていく。Dの妨害もあり、セーフゾーンの集合は結局あまり守られなかった。

同盟を画策する裏で、天月(D)が壁を二重化することを提案。これも後々すごい効いてくる。

ABC同盟を確信しつつあるD。
だが、CーDは同盟を組んでいるはずであり、Cは服従に近い立場をまだ崩してはいない。

しかし、決定的な事件が発生する。

ABCのセーフゾーンでの会談を、じゃすぱー(D)と釈迦(D)が盗み聞きしたのだ。

チーム間での会話はVCをオンにする必要があったので、周囲にダダ漏れだったのだ。

カワセ(B)とうるか(C)の武器情報の共有の会話を聞いた時点で、B-D不可侵条約はD側が一方的に破棄。

釈迦が「Cを潰す」ことを提案。
ロケットランチャーで各地を砲撃して威圧するツアーに出る。ゆふなに撃墜されるが。

後々の配信を見る限り、釈迦はここらへんで「構図を明確にしたほうが面白い」という意図があったように思える。さすが配信者。

イブラヒム視点のここらへんから、じゃすぱー釈迦は話が聞こえている。その後の「家危ないよぉ〜」も聞こえる


ロケットランチャーを食らった橘ひなのは怯える。

家の襲撃が聞こえた小森めとが走り出す。

一ノ瀬うるはの狙撃でDは撤退する。

ABC→Dレイド

C拠点バトル

Aの物資を大量に手に入れたDは「攻撃されるまでは攻撃し続ける」モットーのもと、Cへの攻撃(ロケットランチャーを持たずに、人員の物資の回収)を敢行する。

橘ひなの(C)視点

英リサ(D)視点

橘ひなのが作成した防衛拠点の周りで、DvsCが展開される。
Dの目標は「敵の戦力を削ぐ」ことなので、ロケットランチャーの弾は持ち込んでいない。

ここで小森めとのC4を鹵獲した釈迦とじゃすぱーが、奪ったC4をC拠点に使用して浪費させる。

これでCのレイド能力は減る。
Dの武器、弾丸が手に入ったことで、Cも攻撃力を上げる。

Cの救難を受けた叶、なずな(A)がC拠点に向かうが、D装備をつけたAを攻撃してしまう。Dが装備をオリジナルにした弊害が出た。

ここらへんから展開が一気に動く。

ABC→Dレイド開始

この画像を念頭においておいてほしい。

Dのドックタグはすべて新拠点(真ん中上の水色の丸)に入っている。

また、Dはすべての拠点に攻撃、防御、回復アイテムを配置し、スポーンできる状態にしている。

攻撃側の視点は、ソバルト視点を見ればわかる。

ソバルト(A)視点

Dの防衛に関しては、ふらんしすこ、じゃすぱーの視点が一番追える様になっている。

花芽すみれ(A)視点

第一回Rustストリーマーカップ最大のレイド、まさかの17人(A,B,C)対6人(D)の大規模レイドを追っていく。

攻撃側

A:ソバルト、花芽すみれ、花芽なずな、Cpt,叶、イブラヒム
B:Conn,カワセ、ゆふな、はつめ、紫宮るな
C:Mondo、橘ひなの、勇気ちひろ、うるか、一ノ瀬うるは、小森めと

実はBチームのNagiのみ参加していない。唯一FPSのガチの大会等を経験していないからだろうか

ざっくりタイムライン

(じゃすぱー視点3:35:21)
ふらんしすこがbot付近のCチームを発見、Dは防衛体制に。

(じゃすぱー視点3:38:13)
ふらんしすこが離れ方面ロケットランチャーを持っているAチーム(花芽姉妹)を発見
Botに湧いたじゃすぱーと釈迦が制圧に向かうが、人数差で返り討ちにあう。

(じゃすぱー視点3:38:41)
離れにスポーンしたじゃすぱーが周囲のA,B(花芽すみれ、Cpt,はつめ、紫宮るななど)をキル
英リサが回収に向かうが、じゃすぱーがやられてカバー不可、英リサもやられて回収不能に。

Aはソバルトが花芽姉妹を指揮して離れを壊させる。
離れは石壁なので破壊できた。

(じゃすぱー視点3:41:06)
じゃすぱーがBotに湧いて、Cチームを削るが、一ノ瀬うるはにやられる。
その後Botは、Mid方向から英リサが抑える。
外ドアは空いたままだが、内ドアにロケットランチャーを打ち込まれ、CのBotへの侵入を許す。

Botのシャッターはコードロックがかかっていなかった。

天月Sasatikkが離れに突撃し、離れの状況を確認する。離れがほぼ取られていることを確認。両者死亡

(じゃすぱー視点3:42:00)
ふらんしすこが叶の特攻ヘリを落とす、なおBの紫宮るなも誤射している
じゃすぱーがBot外のうるかをキル、Cチーム唯一のC4を奪い、拠点に隠す。

この時点で、Cのレイド能力は半減
英リサがSasatikkの死体を回収

(じゃすぱー視点3:44:06)
じゃすぱーはBotに入り、Mondo,うるかをキル。
SasatikkがBotに入ったが、小森めとにキルされる。
が、小森めとは下からBotに突入されたじゃすぱーにキル、Bot取り返し成功。

このタイミングで、ソバルト、花芽すみれ、花芽なずなが外壁をロケットランチャーで破壊。
そのまま新居の離れ側の壁を破る。

(じゃすぱー視点3:47:24)
ふらんしすこがむりやり離れにスポーン、屋上から数人抜く。
天月、Sasatikkが新居に向かうが、侵入したソバルトに殺される。

Bot屋上じゃすぱーとMid屋上の英リサがBotのCチームを抑え続ける
ソバルトとBチームが、新居の屋上に穴をあける。


(じゃすぱー視点3:50:59)
釈迦が新居に向かうがソバルトにキルされ、最後にじゃすぱーがソバルトをキル、通路をシャッターで封鎖する。

英リサが新居に向かうが、外からうるかに落とされる。
天月がBotでリスポーン、石壁を入手。

じゃすぱーが新居の外に臨時の石壁を通し、ソバルトが開けた穴からの射線を切る。

天月と釈迦が外からの制圧を狙うが、周囲からの射撃に阻まれる。
叶が拠点内に侵入。

Cチームのうるかが外壁に移動。

この間、英リサはMidから穴の上の敵を抜き続けている

A,B連合軍は、手持ちのロケットランチャーの弾を前線に運びながら殺されながら、死体から回収しながら前進することになる。

(じゃすぱー視点3:54:11)
うるか、小森めと、勇気ちひろが外壁の穴に移動。崖上からの射線がなくなり、Dは自由に行動できるようになる。

じゃすぱーが新居の屋上に到達。外壁周りの敵をキルしまくる

叶が旧居にC4を仕掛ける。

Sasatikkが音に気づいて飛び出すがキルされ、叶が大量のロケットランチャー弾を手に入れる。
が、叶は外に出る前に溺死。(←勝敗の分け目かもしれない)

釈迦が外壁に突入、屋上のじゃすぱーとともに穴の周りの敵を一掃

(じゃすぱー視点3:57:15)
じゃすぱーがロケットランチャーでうるか、叶、ゆふな等々をキル。
じゃすぱーの屋上からのキルで、A,Bはほとんどの物資がD領地内に残った。

天月が外壁の穴を塞ぐ(←ABCはすべてのロケットランチャーを回収できなくなる)

ふらんしすこと釈迦が新居に突入、ソバルト、はつめを落とし、すべてのロケットランチャー弾を奪う(←勝敗の分け目)
ふらんしすこと釈迦は死ねなくなる。

(じゃすぱー視点3:59:30)
敵の諦めた声が聞こえ始める
Sasatikkが新居の壁を全て治す。この時点でDの拠点はレイド前に戻る
うるかとゆふなが泳いで拠点に侵入するが、じゃすぱーにキルされる

(じゃすぱー視点4:07:40)
Sasatikkとじゃすぱーがはなれの取り返しを行う。
これにて、30分にわたる大規模レイドが集結した。

戦場ごとの分析

Bot

じゃすぱー、釈迦がうるかにやられたこと、Botの扉が空いた状態で奪われたことで、CはDにおいて圧倒的に優位にたった。

だが、Cがレイドについての知識がなく、扉の突破方法について混乱したまま、屋上に到達できなかった。
そこをスキをついてじゃすぱーが取り返し、Botの扉を閉じたことですべての物資が奪われた。

Dはドアを開けられるがCは開けられないこと、じゃすぱーがクラッチをかましたことが戦況を分けた。
Cは再びBot下に集合するが、お互いの物資を確認しレイドが不可能となったことで、膠着状態となる。

Botは英リサが狙撃で抑え続けていた。
壁にアクセスする方法がないまま、Cは前線を挙げられなくなる。

物資不足を悟ったCは撤退するが、うるか、小森めと、勇気ちひろはA,Bに合流する。

実はここに至るまで、A,BとCは相互に連絡ができていなかった。

新居下、離れ

Aチームは花芽姉妹、ソバルト、Cpt、叶、イブラヒム
Bチームははつめ、ゆふな、Conn、カワセ
Cチームはうるか、ゆふな、勇気ちひろが参戦した。

Aがロケットランチャーで早々に離れを無力化。
そのまま外壁に穴をあけて、さらに内壁の際から新居に穴を開けた。

その前に、AとBの陣地があった崖上は、非常にセーフゾーンに近く、武器を持っているだけでセーフゾーンタレットにメンバーが次々と殺されるシーンがあった。BチームのConn、はつめ、ゆふなが参戦が遅れたのはそういう理由による。

Dは新居の穴に新居内で撃ち殺されるまで気づかなかった。
この穴からソバルトとはつめが侵入するが、新居の入り口が見つけられない。

ソバルトとはつめに対して、天月、ふらんしすこ、Sasatikk、じゃすぱー、釈迦が連続して攻撃を仕掛けた。恐ろしいことに、順にプレデター、イモータル&プレデター、Rustプレイ時間2000時間、レディアント、イモータル&プレデターの化け物たちだ。

その裏側で、叶がめちゃくちゃ面白い動きをしていた。

Bの拠点に思いっきり侵入して、ドア前ショットガンで待ち構えてSasatikkをキル、大量のロケットランチャーの弾を手に入れた。
だが、戻る最中にダメージを受け、水中で溺死。

ゆふなはその後、うるかとともにロケットランチャーを持って参戦。
そのタイミングで、イブラヒム、うるか、ゆふな等も釈迦にキルさた。

最終的にはふらんしすこが新居1階を制圧し、釈迦が外壁から、じゃすぱーが屋上から敵を一掃し、あまつきが壁を設置した。

この際、前述のロケラン持ちが全員壁の内側に死体があったことで、ほぼ復帰が不可能となった。

その後うるかとゆふなが、裏口からの侵入を発見。
しかし、じゃすぱーによって阻まれ、物資回収の手立てを失う。

これらの攻防中、Midに陣取った英リサが、外壁の穴に射線を通せたのも大きい。

ソバルトやはつめ等の特攻隊以外のメンバーは装備不足で1撃でキルされるのを恐れてほとんど外壁の穴から体を出せなくなり、装備を求めて右往左往することになった。

ABCD→Dレイドの諸要素

物資差があるとはいえ、DチームがABCチームに対して守り抜けたのはいくつかの要因があった。

D側プラス要素

  • Sasatikkが、Rustプレイヤーの経験として「物資はほぼ無限に必要」というモットーのもと、メンバーに指示をして、効率的に資源を集め、ファームをしたこと。

  • 物資を的確に配置して、防衛中にやられたメンバーが、すぐに別の場所からスポーンして、装備を整え、狙撃とインファイトをできるようになっていたこと

  • Sasatikkや釈迦、じゃすぱーの声掛けで「死体の物資を味方の拠点に移す」が徹底されたので、敵の手持ち物資がどんどん奪われた

  • 天月の提案で2重の外壁が敷かれたため、ABC側の視野が相当絞られ、逆にDからの視野の阻害がされなかった。 外壁が1枚だと、より戦闘は苛烈になっていたが、泥沼化したことがDにとっては有利に働いた

  • そもそもの築城地として、拠点がすべて水の上にあり、攻め側は走りが封印され、また外壁穴から新居までは泳ぐ必要があったため、大幅に行動が制限された

  • 拠点の名称を事前に決めて、常に周囲の監視役を置いていたことで、敵の位置、レイド発生の把握が早く、反撃が早かった

また、関係ない可能性もあるが…

釈迦とじゃすぱーによるロケットランチャーツアーにより、CとBのメンバーは「自分の拠点が襲われた!」と、集合場所から拠点にとんぼ返りする羽目になり、行動が遅れた。

D側マイナス要素

  • 泳ぎによる潜入に弱く、海中からの潜入を常に許していた。 大規模レイド後、24時10分まで常に敵の侵入を許していた

  • 拠点が大規模過ぎて、6人で守るには見るところが多すぎた。 安全なエリアが少なく、「拠点に敵が侵入した」という情報で一気に動きを制限された

  • いくつかの拠点の資材が不十分で、取り返しのしづらい拠点を奪われてしまった。

  • 情報共有や役割分担で、情報が錯綜したり、すれ違い等が発生した。

  • 本拠点がそもそも崖に囲まれた場所にあり、本拠点が崖上から打ち放題だった。

  • 鍵の開場が十分でなく、行動が遅れる場面が多々あった。

  • タグがある拠点に誰もスポーンを置いていなかった!!

実際、Dチームの連携や行動は神視点ではグダっている場面も多かったが、メンバーの超高いFPSスキルと物資差、立地と拠点の有利が決めてだった

ABC側プラス要素

  • 圧倒的な人数差で、常にDチームのメンバーを背後から撃ち続けた。

  • ソバルト、はつめ、Cptが常に潜入して、Aチームの時間を奪い続けた。

  • ロケットランチャーを撃った箇所が新居に直接アクセスできる箇所だった

  • 叶が単身潜入、大量の物資を奪ったことで、Dチームに更に打撃を与える最後のチャンスとなった(叶わない上に、その物資でもDの拠点は破壊できない

  • うるか、ゆふなが遊泳での潜入を発見した。

ABC側マイナス要素

  • そもそもの問題として、Aがレイドで物資を奪われた以降、ABCの破壊物資(ロケットランチャーの弾、C4)をすべて足しても、Dの拠点の破壊は不可能だった。 (スクラップやファーム次第ではワンチャンあったが)

  • レイド拠点が無く、スポーンポイントや物資の設置等もできず、「初期スポーンで湧いて死体の物資を奪う」以外の継戦能力が無く、物資をDに数回奪われた時点で一気に戦闘能力がなくなった。

  • 人数や物資の投入が散発的で、物資の総数を誰も把握しておらず、集中投入もできなかった。

  • 利害関係の調整や山分け等が決められておらず、「Dを襲う」以外のことが決まっていなかったので、上記2点の解決ができなかった。

  • 戦闘中の情報共有ができておらず、Cチームは空いた穴の場所を終盤まで把握できなかった。

  • これはどうしようもないが、特にA,Bが攻撃した直ぐ側にセーフゾーンのタレットがあり、発泡したことで多くの攻撃側メンバーがタレットの犠牲になった。

物資差による超堅牢な砦、という安心感はあれど、Dチームが安全に動けるエリアがほとんど無かったこともあり、防衛はかなーーり苦しかった。

そのため、Dチームのコミュニケーションは相当緊迫した状況が続き、 壁をすべて直して、周囲をすべてクリアするまで緊張は収まらなかった。

が、既存の物資のほぼ全てを失ったことで、ABC連合軍は、ほぼ勝機を失うことになる。

その後

雌雄は実質決したようなものだが、その後も4回小中規模な戦闘が発生した。

前回の大規模レイドで、以下の状況が発生している。

  • 離れの下の門が、ロケットランチャーにより脆弱になっている

  • ABCがレイドの最後にD拠点の周りで交流し、ぶいすぽっ!のメンバーが集まっている。

D→Cレイド & ぶいすぽ+C→Dレイド

この2つはほぼ同時に発生した。

拠点の修理が終わったDは「攻撃されるまでは攻め続ける」の方針のもと、C拠点へのレイドを実行する。

今回はじゃすぱー、天月、釈迦、英リサの4人だ。

その裏で、ぶいすぽっの橘ひなの、花芽すみれ、一ノ瀬うるは、花芽なずなが、「C拠点のすべての道具をスクラップにしてロケットランチャーの弾を買い、Dを攻撃する」ことを決める。

橘ひなの視点をみるとわかるが、
スクラップをセーフゾーンに持ち込んだと同時にD→Cレイドが始まった。

当時、C拠点内にはうるか、周囲には小森めとが居たが、為す術もなくDのレイドを見守ることになった

しかし、Cはスクラップ化のためにめぼしい物資をすべて持って移動しており、もぬけの殻だった。

しかも、橘ひなのはすべてのドックタグを離れたTCに移動し、メンバーにすらも秘密にしていた。

そして、Cは拠点を放棄し、D拠点へと特攻することを決める。

だが、不幸なことにSasatikk(D)とセーフゾーンで遭遇する。

拠点も防具もない、裸のロケットランチャーだったので、Sasatikkとふらんしすこの2人に制圧されてしまったが、
D旧拠点の2つのドアを破壊するに至った。(タグはそこにはないのだが)

初期スポーンに湧いて集結するが、Dは周囲の警備を強化し、見た敵すべてを殺すモードに突入し、
装備が手薄なABCは為す術がなかった。

D→Bレイド失敗、最後のDレイド

Cチームが再び勝機を失い、ABCが再び放浪している中で、ふたたびぶいすぽっ!チームが集結。

そこで、Bチームのみタグが豊富にあるという情報を得る。
Cチームは、自分たちが2位に上がるために「DにBを襲ってもらうこと」を提案。

暇を持て余して接触してきたDチームのふらんしすこに懇願する。

なんとふらんしすこはこれを承諾。

小森めとにロケットランチャーを渡して、一ノ瀬うるは、橘ひなの、天月とともに独断で徒歩で移動する。

もちろん、レイドには物資も人員も作戦も足りていない。

一方その頃、SasatikkはBチームへの示威行動の途中にBに撃墜され、Bをぶっ潰すことを決意する。

Sasatikkが号令をかけたことで作戦行動がはじまり、徒歩でのんびり移動していたふらんしすこと天月をヘリで回収、全員で行動することになる。

Cの天月、釈迦、英リサ、ふらんしすこ、じゃすぱーがA拠点脇の砂浜に集合したところで、
ソバルト、叶、はつめらA,Bチームがそこを襲撃。Dチームは半壊となる。

この襲撃の起点はよくわかっていない。情報があったのか、単なるスポーンの優位でAが発見したのかはわからない。

この攻撃で、英リサのロケットランチャーがイブラヒムに奪われる。(ABC連合で唯一のロケットランチャーとなる)

この攻撃の最中、拠点にスポーンを戻った最中に初のアタックヘリコプターイベントが発生。

Dがアタックヘリコプターを撃墜した直後、英リサのロケットランチャーを利用した最後のレイドが始まる。

英リサ(D)視点

ソバルト(A)視点

前回レイドと同じ箇所まですすめることができたが、

そこで弾切れ、時間切れとなった。

最終ドックタグ

1位 D:9881

2位 B:3397

3位 C:1397

4位 A:448

総括



こんな記事を書いた時点でわかってると思うけど、めちゃくちゃ面白かった。
特に、誰かの視点を見て「他の視点も見てみたい」とか「ストーリーを全部追いたい」という人のために、めちゃくちゃ頑張っていろいろな配信を追った。
「配信が面白くない」という意見は、特にABCの視聴者と、配信者にはたくさんあっただろうけど、
全部見るとめちゃくちゃおもしろかった、というエッセンスを凝縮したかった。

Rustストリーマーカップはストーリーの塊だった。
CRカップに出場するような配信者が集まって、相互にアクションを取り合い、
裏切りと戦争と奪い合い、虐殺の蔓延るRustの世界が、
実際のRustとは違う、カスタムサーバーの中でより物語的に展開されていた。

Dチーム圧勝の要因は2つある。
一つは「Sasatikkが圧倒的な物資目標を掲げて、初心者のメンバーがそれを達成したこと」
もう一つは「じゃすぱー、Sasatikkという、ヘリコプターを自由自在に操れる人間が2人、Dチームに偏ったこと」

1つ目は記事を読んだ人ならわかるが、Dチームの物資料は圧倒的だった。
Aチームがイベント終了後に入れてもらい、その陣容に絶望
している。

それはより濃密なRust体験のために、ガチ勢のSasatikkが用意したロードマップだった。
Dチームのじゃすぱーの指揮のもと、釈迦、ふらんしすこ、天月、英リサがそれに追随した結果、3日間で数回の大規模レイドを実施し、3チームからの攻撃に対して軍隊さながらの攻防を展開するまでのガチ体験が生まれた。

そしてそれを実現させたのがヘリコプターだ。
物資や人員の運搬は、Dチームのみ大型ヘリコプターで行った。それができるメンバーはじゃすぱー、Sasatikk、ソバルトの3名だけだが、そのうち2人がDチームにいた、というのは大きかった。

ABC同盟の際に、それぞれのチームは徒歩もしくは馬で、上空から発見される恐れや野生動物に襲われる恐怖に晒されながら物資を運搬していた。
ヘリがあればどれだけ楽だっただろう

制空権をDに握られていたことで、ABC連合の行動は度々阻害された。

ABC連合はどうすればよかったのか。結果論ではあるが

  1. セーフゾーンで3チーム集合、出せるだけのアイテムを集結、共有することを合意

  2. すべてのスクラップやファームを利用して、レイド拠点に物資を集め、最終盤に一撃のレイドを行う。

  3. Dチームの拠点を偵察、攻めやすい場所を見つける→泳ぎでの潜入がいことを見つける、もしくは他の場所。

  4. 外からの牽制射撃、ロケランで拠点に穴を開け、アサルト部隊とC4部隊でドックタグの工具箱まで進行する

これらがうまく行けば、大逆転ができた。
実はDのタグ拠点は結構ガバガバで、他拠点からのアクセスや、拠点内でのスポーンがほとんどできなかった。他拠点からの射線もきれていたので、攻撃物資に集中すれば普通にワンチャンあったと思う。

ちなみに、天月(D)がすべてのイベントが終わった最後に、2500スクラップを20倍一点ベットして大当たり、52,500スクラップをたった一回の賭けで手に入れている。

持ってる男はここでも勝つのかと、感心してしまった。

次回に向けて

3日間のうちにレイド攻防を実施させるために、メンバーに伝わりきっていない情報がいくつもあった。

  • ファームの方法

  • ファームしたアイテムをスクラップ化・素材化する方法

  • カードキーを使ったハイティアアイテムの入手の方法

  • ファームしたアイテムをかまどを利用して精錬する方法

  • スポーン用寝袋は、置いた人のものであること

  • スポーンする場所を複数用意しないと詰むこと

  • 地図やリストから、狙った場所にスポーンする方法

  • スポーンした場所に武器防具が無いと意味がないこと。ロッカーの利用方法

  • 複数拠点にスポーン、装備、セキュリティ、備蓄がないと防御力にならないこと

  • 木→石→金属・硫黄をファームして、火薬→爆薬を作成、
    爆薬からC4とロケットランチャーを複数作らないと、攻撃力にならないこと

  • 上質な金属で武器防具を大量に作成、さらに武器アタッチメントまで作成しないと一方的な殺戮に耐えられないこと

  • レベルの高い拠点を作成しても、メンバーのキャラコン次第では拠点内の移動ができないこと

実際には伝える環境は整っていたんだろうが、メンバーに定着するまでには至っていなかった。
全メンバーにできるだけこれらの情報を積極的に伝えたDチームが勝てたのは必然と言える。
それもこれも「Rustの楽しさ」を美しく大胆に伝えたSasatikkの功績だった。

チームバランスやプレイスキル、数を調整した2回目があるなら、やはりRustの
ロードマップが欲しい。

これを集めて、こういう建築を作って、、、という道のりとそのゴール地点はたしかにある気がする。
ガチ勢のアドバイザーがいるということだったが、裏でのアドバイスや詰め込みに、配信者の方々がついていけていない場面もあった。
いっそアイテムを持ってはいけない縛りで参加してもいいんじゃないだろうか。

物資をファームし、防衛と攻撃に割いて、そこからやっと始まる戦略がある。
ほのぼのイベントのつもりっぽいのメンバーもいた中で、Dチームは自然な流れでガチ勢の超面白いRustを見せてくれた。

その裏でただただ蹂躙されるだけの3チームが生まれたことで、「面白くない」という意見も生まれただろうが、
何といおうとこのイベントは1v3を少数側が守りきったイベントとして最高に面白かった。18000字も語れたんだから間違いない。

自分はDチームから見始めたので楽しかったが、翻って、他のチームを見たときに知識があってもメンバーに強制できないチームや、モチベーションや目標がないまま振り回されるチームを見て、もったいないな〜と思うことしきりであった。

知識がある人だけで構成しても面白くないが、
戦争と奪い合いのRustのために、事前に参加者に知っておいてほしいことはA4 1枚ぐらいであってもいいかもしれない。

ただ、知識がない中で頑張ってなんとか拠点を作ったが、手が回らずに機能せず、
魔王率いるDチームに奪われるだけ、指摘まみれの配信となってしまった方もいて、そこには少し同情というか、次回のカバーがあればより参加者のモチベーションになるなと思った。
そんな中でも楽しみを見つけられた配信をみて、ほっこりした人もいるだろう。

すべてがDチームのように、、、とは行かないが、
戦力が拮抗し、牽制し合えるバランスの取れたイベントになれば、多分このレポも今の3倍ぐらい長くなるだろう。憂鬱だ。早く見たい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?