普通ってなんだろうなぁ
今回は言及記事なのでふわっと書く。
この記事を見た
言及の言及で恐縮なのだが、この記事を読んだ後に彼女の引っ掛かりポイントを読んでみてほしい。
あと、この記事の私の一番の引っ掛かりポイントとしては
『何より恐ろしいのが、彼らは普通のいい人なのだ。普段は常識があって気づかいもできるし、頭がよくて仕事もできるし、「娘が中学生になったんだよ~」と話す子煩悩なパパでもある。』
という一文に声を大にしていいたいのは…
いやいやそれさ!!!普通に良い人じゃないやろ!!!
今!まさに加害しとるやんけ!!!それが加害者や!!!!
なるほどなぁと思う。この一文に僕はちょっと想像力を働かせてしまった。
頑張る女性と「普通の人」の再定義
何はともあれ今の女性は頑張っている。
少なくとも男と同じ程度には頑張ってて、男と同じくらいには社会から頑張りを要求されているのだが、その中でも一部の女性は一部の男性と同じくらい仕事で成果を出すことができるので社会的地位が上昇していくわけだ。
しかし、そうして成果を出した女性が行きつく先で「普通の人」からのセクハラや性的加害を受けて心を凹ませているのだと考えると何とも言えないむなしさが胸を覆ってしまう。
なぜそこにいる「普通の人」からセクハラや何かを受けなければならないのだろうか?
引用中で「普通の人」として挙げられている要素としては、常識があって、気遣いもできて、頭がよくて、仕事ができて、子煩悩パパとなっているが、この普通っていつの普通なのか?と考えるとめっちゃ闇が深い気がするのは僕だけだろうか?
この普通って昭和の時代でも過去のいつの時代でも通用する普通なのではないだろうか?
それって、最近できた男女平等風潮の普通と合致するのだろうか?
僕はしないと思う。と言うか部分的に通用するならともかくそれらがすべて通用したらおかしくないか? だって過去の時代って男尊女卑で女性の権利がないがしろにされてて、女性にとってはガッデムな時代だから過去の女性たちが女性の権利拡大に動いていたのではなかったのだろうか?
なので、おそらく旧来の普通と言うものをそのまま現在の社会構造の普通としているから「普通の人」からの性的加害がなくならないのだろうと思う。
だってその人たちは「現在の普通の人ではない」から。
そう考えるのは異様に怖いことのように思える。だってそう考えるとこの世のほとんどの人が「普通の人」から外れちゃうのでね。
いやはや、普通ってなんだろうなぁ。
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