Z世代でも分かるWeb Writer古田更一3
YouTuberの逃げ切りが今始まっている
借金王でお馴染み西村博之容疑者がよく暴露王の東谷義和容疑者をディスるけど,今や西村博之容疑者は子煩悩なTVタレントで東谷義和は単なる犯罪者だという烙印は面白い.
西村博之はYouTuberとして逃げ切ろうと必死に努力している歯を食いしばった道化師(ピエロ)で,歯を食いしばれない分東谷義和は美≒敗北に走ってしまった.
ここに落差はないだろうけど,YouTuberはもうオワコンだと思っていて,単にTVタレントの2軍として西村博之は機能しただけだった.
だとするとTV関係者だったガーシー≒立花孝志の方がメディア・リテラシーが高すぎるという奇妙な判定が起きる.
成田悠輔が『22世紀の民主主義』で無意識データ民主主義によって選挙はアルゴリズムになり政治家はネコになると言ったけど,実態は選挙はシンガポールになり政治家はガーシーになるという『21世紀の中華未来主義』の力の方が影響的だったんじゃあないか.
むしろ資本主義の方が優しくて共産主義の方が禍々しい奇妙な反転が今おきている.
抑圧されたTVタレントたちは結局今パイの奪い合いだろうから,既にTVは死んだんだと宣告したガーシーが逆説的に勝っている面もある.
松本人志のセクハラ問題や夜空メルの情報流失解雇とか本当に日本のダメさを再確認されている.
それでもYouTuberは大切だ
けど,YouTuber≒TVタレントの個性経済学化は明らかにインテリの定義を大きく変えてしまった.
SF≒キリスト的な2001年宇宙の旅のような加速主義を徹底的に否定のニュアンスで呼ばれる無機質な中華未来主義のTECHNOLOGYむき出しさは素晴らしいんじゃあないかと.加速主義は不徹底だが,中華未来主義のスワンプマンさは高く極左的で素晴らしい.
TECHNOLOGYが思想になるー.
本はあくまで国際,原理,美術といったカント的なカテゴリーで理解される近代的なパラダイムでしかない.
あくまで下部構造として備えるべきで,成田悠輔みたいに上部構造で近代に居座るとジリ貧の撤退戦は避けられない.
だから,web writingも不謹慎系YouTuberも逆転オセロニアも実際に手を動かしてアクションする他ない.
ポストモダン化≒冷笑された受験勉強は役に立たないと嗤いながら笑う捻じれは80年代の限界はある.
行動しかなくて,もっとも言語はAO入試的になるから最悪,坂口章的にtwitterでポエムを話すかor陽キャ哲学的にnoteぐらいは最低限としての情報処理で重要になるでしょう.
本は破れても,考える行為そのものは普遍的だ.