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温かくなって 活動的な僕の猫 自慢の前足の 爪を研ぎ あちらこちらと 獲物を探す ねっ〜 聞いてよ 相棒! 確かに 君の前足は 素晴らしいと 思うよ。 鋭い爪と クッションの肉球で 高い所も スイスイで ジャンプも 着地も オリンピック クラスだねっ。 でも、僕の前足だって 負けてないぞ〜 ほらっ、 君の事だって こうして詩にして 書けるんだぞ〜。 君には ちょっと無理でしょう? (ふみふみ・・ふみふみ・・) ・・・ふふっ 努力す
どんより雲に 憂鬱そうな僕の猫 僕の膝で まんまる お寝んね 大きな瞳も どこへやら ? 片目の半目で 僕を見る ねぇ 相棒、 今日は 満月だって知っていた? 一緒に見たかったね。残念だよ。 でもね、 実は 君の瞳にも 満月が 2つも 隠れているんだよ。 一つでいいから 見せてくれないかな〜? 特別に おやつタイムで カリカリ あげるから~ 。 ねぇ どう? ニャ〜‼️ ・・・交渉成立で まぁいいか・・・。 (イェス!)
あったか ポカポカ 陽気に 仲良く並んで 日向ぼっこの 僕と猫 君のあくびに つられて 僕のあくび それにつられて もっと 大きな 君のあくび 全く のどかな日だねっ~ ねぇ、相棒 ポカポカ陽気は いいもんだね~。あの太陽 1億5千万キロ 遠いんだって。 つまり 8分前の太陽を 僕たちは 見ているんだってさ、 なんか不思議だねっ~。 ねぇ? 「ムニャ~ 」・・・ あっ もしかして 君も8分前に寝てた? ふっ(笑)ま
今日も仲良く 布団の中の僕と猫 寒い日は お布団が一番! で 意見の一致 僕のお腹の上に 遠慮なく居座り どっしり体重の ぐっすりの安眠 ねぇ~相棒 トイレに行きたいけど ちょっと どいてくれないかなぁ~ お互い様 って 知ってるかな? 安眠の邪魔は したくないけど 君の体重だと 僕のお腹も ちょっと 苦しいよ~ 。 ねぇ~ 寝てないで ギブ アンド テイク 潔く そこから 起きて お布団ライフ 仲良くしようよ~ 「ニャ~オウ(猫の王)
寒くなって すっかり 家ごもりの僕の猫 ご飯の時だけ ご自慢の甘い声で ご催促 寝ている僕の夢にまで 響いてくる 君はどうして ご飯の時だけ そんなに 透き通った 響く 声を出せるのかな ? 実は 僕に隠れて 発声練習でも しているの? 君の声は ぐっすり寝ていても 部屋じゅうに 響いているよ。 まぁ ある意味 君もその声で 食べているから プロの歌手だよねっ。 今度 その声で 迷子の子猫さん 歌ってみてよ~。 「シャー!」 ・・・あ、無理
最近 気まぐれが暴走する 僕の猫 懐いて スリスリしてたと思ったら 突然 可愛い牙で 噛み付いてくる 満遍の笑みで ふみふみしてたと思ったら 突然 ボクサー並みの ジャブを披露 ! 全く 君が猫で 本当に良かったよ。 君が 僕の彼女だったらと思うと ゾッ するよ。 まるで 僕は 傷だらけの愚かな鼠 同然だよ。 君の気まぐれに 弄ばれて ボロボロに なっても 猫が大好きで 離れない 愚かな 死にゆく鼠だよ。 全く 生け捕りとはこの事だねっ 相棒
ケンカに負けて 拗ねている僕の猫 確かに負けたのは 意外だったけど 「体が大きいだけじゃだめだよね」・・・なんて 今は言わないよ。ショックでさらに 寝込むよね。 でも 僕は友人の結婚式に行ってくるよ、相棒。 その為に君に内緒でスーツも新調したんだ。 新しい出会いが待っているかもしれないからねっ。 そんな君を 一人にするのを許してくれよな、 君の大好きなジャーキーも買ってくるからさ。 (・・・聞いていないか・・・可哀想に。) 「にゃわんよー。」 ・・・君
編み戸越しに 野良猫を睨みつける僕の猫 まん丸い目で凝視し 鋭い牙も見せつける 相手は気にもしていないのに シャー!と威嚇まで 「おいおい、僕の相棒よ、そこまでしなくてもいいんだよ。 君を捨てて 他の猫を飼うことは あり得ないんだ。 彼を見るより 僕の愛情を見てくれよ、なっ! 聞いてるの?」 「シャー!」(野良猫に) ・・・君の勝手さ。