「言語化」2022年8月30日
よく分からないがよく分からなかったが、自分のよく分からないは上手く言語化できないだったかもしれない。いや、言葉で言えはするがその正しさまで言えないなって。難しい。
植原亮(2020)『思考力改善ドリル』、勁草書房。を読み終えた。少し前に前半を読んでいて積んでいたのを、時間が出来たので読んだ。
反証主義の話は知っていたし、予言や疑似科学が反証を逃れるような言葉遣いをする事も理解していたが、日常で流通する言説にそういうものがあることをあまり意識していなかった。なんか二択のどっちでもこれって当てはまるよな―みたいな事は思っていたんだけど、それが疑似科学的というか、非科学的なものだという意識が無かった。p180の類題8やp182の類題9なんかが普段の考えを振り返るような契機になって良かった。
まあでもそう思うとそれらも詭弁かな。まあ当然だけど誤らないことだけを目的にぬるぬるかわしてても(それが必要な時はあるけど)、あまり議論が深まることは無いな。
経験したこともの
記事
植原亮(2021)「思考力を改善するには 何をどうすれば 冴えたやり方になるのだろうか」
https://researchmap.jp/ryouehara/presentations/33086926
書籍
植原亮(2020)『思考力改善ドリル』、勁草書房。
安藤馨・大屋雄裕(2017)、『法哲学と法哲学の対話』、有斐閣。
一応眺めた。
ラズ『価値があるとはどのようなことか』
少し読んだ。