2024雲取賞 予想

[全頭考察]
①ギガース
ニューイヤーCは29.6-27.6-40.1、中盤が落ち着いた流れを2番手から進めると、直線でキッチリ前を捕らえて0.1差1着。前が残る展開、2着3着とは斤量差があったなかでの勝利で恵まれた印象。さらに距離が伸びるここでは少し見劣りするか。

②ローリエフレイバー
東京2歳優駿牝馬は38.9-25.9-39.8、スローペースを2番手から進めると、直線抜け出して0.4差で快勝。前走・前々走とテンの3Fが38秒台と楽に先手を取れての勝利であり、メンバーが揃い流れが厳しくなりそうな今回は苦しいか。

③ボクノオクリモノ
前走は9馬身差で圧勝も37.6-40.4と全体的に時計がかかっており、ここでは厳しい。

④トーセンヴィオラ
青鵐特別は37.4-28.0-41.3と中盤緩んだレースを2番手から勝ったもので、重賞では追走で一杯になりそう。

⑤ブルーサン
1着になった1勝クラスは36.5-37.0-36.8、やや遅いペースを逃げて0.3差の快勝。少頭数、不良馬場と前に行った馬に展開が向いたなかでの勝利だった。以前は直線で左右にもたれる面があったが、それは徐々に改善傾向にある。ただ、道中は力んで走るところがあるため現状はハナが理想。多頭数のメンバーで自分の競馬ができるか。

⑥クルマトラサン
ニューイヤーCは29.6-27.6-40.1、中盤が落ち着いた流れを逃げる形。直線粘り込みを図るがギガースに差されて0.1差2着。1キロの斤量差を考えると、勝ち馬とは差のない競馬だった。
ハイセイコー記念は37.5-25.3-39.7、ややスローの流れを2番手から進めるも、勝ち馬に一気に突き放され1.9差3着。このレースを見る限り、1ハロンの延長はプラスにはならなさそう。

⑦マオノアンコール
未勝利馬のため、印は難しい。

⑧ウルトラノホシ
ブルーバードCは35.6-39.1-41.2、ややハイペースを方7番手からの追走。直線ジリジリと伸びてきたが、惜しくも届かず0.2差4着。4コーナーでバロンドールと接触して躓いてしまい、少し遅れてしまったのが痛かった。接触がなければ勝っていたと言ってもいいレースで、価値のある内容だった。
全日本2歳優駿も健闘の6着だったが、距離が伸びてパフォーマンスを上げたことから中距離適性があるのは間違いないなく、また前走の差し脚からも直線の長いコースになるのもプラス。佐賀所属馬の快挙も夢ではなくなってきた。

⑨アマンテビアンコ
カトレアSは35.1-25.0-37.4、ややハイペースの流れを中団8番手から進めると、残り50mほどで前を捕らえて0.2差1着。4コーナーでは手綱が動いていたが、じわじわとしぶとく脚を使っており、距離が延びても良さそうに感じるレースだった。
プラタナス賞は35.1-24.7-37.5、こちらもややハイペースを8番手から追走。少しずつ伸びてはいたが、イーグルノワールに突き放され0.8差3着。休み明けの影響もあったが、勝ち馬とは追われてからの反応の差が出てしまった。
瞬発力では劣るため大井の砂質はプラスになりそうだが、きついコーナーはマイナスになりそう。

⑩ライゾマティクス
ニューイヤーCは29.6-27.6-40.1、中盤が落ち着いた流れを3番手から追走。直線差を詰めたが0.2差の3着。勝ち馬とは2キロの斤量差、不利な外枠だったことを考えると、勝ちに等しい内容だった。
ハイセイコー記念は37.5-25.3-39.7、逃げてややスローの流れに持ち込むも、勝ち馬に一気に突き放され1.7差2着。鎌倉記念ではサントノーレに完敗の形で、地元重賞でも一歩足りない内容。交流重賞でどこまでやれるか。

⑪ピコニ
前走の条件戦は38.8-25.2-40.9と序盤がかなり遅い流れ。スタートで出遅れて後ろからの競馬になったが、向正面で一気に先頭に立ち、楽な手応えで大差勝ちを決めた。1秒は時計を縮められる内容で、地元重賞級の能力はありそう。休み明け2戦目でさらなる上積みがあれば、ここでも圏内の可能性はある。

⑫マイケルマキシマス
前走はJRAの未勝利馬に完敗。ここでは厳しい。

⑬イーグルノワール
全日本2歳優駿は36.6-26.8-40.1、ミドルペースを3番手につけるも、フォーエバーヤングに離されてしまい1.5差2着。1400mだった2走前よりも手応え良く追走できていて、パフォーマンスは上げていた印象。初の1800mもこなしてくれそうで、ここでは力上位の存在。

⑭フロインフォッサル
ニューイヤーCは展開が向かず5着とはいえ、先行した馬よりも速い上がりを出せなかった。交流重賞では狙えない。

⑮イモノソーダワリデ
前走条件戦で3着。時計的にも厳しい。

⑯サントノーレ
全日本2歳優駿は36.6-26.8-40.1とミドルペースを5番手につけると、直線しぶとく食らいついて2.0差3着。JRA勢が相手でもやれることを示した。
鎌倉記念では一度先頭に並びかけられてからもうひと伸びしているように、かなり根性のある馬。門別で1700mを経験しているので距離も問題ない。ここでもチャンスは十分。

[展開考察]
ハイ~ミドルペース
差し・外枠有利
          →
⑮⑭ ⑪ ⑯⑬⑩
 ⑫ ⑧⑨ ④ ⑥
 ⑦  ③② ① ⑤
───────────

[予想]
◎⑬イーグルノワール
◯⑨アマンテビアンコ
▲⑧ウルトラノホシ
☆⑯サントノーレ
△⑤⑪
全日本2歳優駿で2着に好走したイーグルノワールが本命。頭数こそ揃ったが実力差のはっきりとしたメンバー構成。有力馬に先着実績のあるイーグルノワールがキッチリ決めると予想する。
イーグルノワールが早め先頭の競馬なら先行勢は苦しくなると見て、相手にはアマンテビアンコ・ウルトラノホシ・サントノーレの3頭。

[買い目]
3連複フォーメーション
⑬-⑨⑧⑯-⑨⑧⑯⑤⑪ 各500円
⑬-⑨⑧⑯-⑨⑧⑯ 各500円
⑬-⑨-⑧⑯⑤⑪ 各1000円


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