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オメガ9(n-9系脂肪酸)のオリーブオイルでカラダの内側から健康に

オリーブ樹の果実から採油したオリーブオイル。菜種油や綿実油などはその植物の種から搾油されますが、果実から非加熱で搾油されるのがオリーブオイルの特徴です。また、オリーブオイルは1000以上の種類があると言われており、そのオリーブの産地や品種、収穫時期などによって様々な個性を楽しむことができるのもオリーブオイルの特徴のひとつです。

一般的に日本で販売されている多くは「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル(オリーブオイル)」です。
エキストラバージンオリーブオイルは酸度が0.8%以下のバージンオリーブオイルで、「オリーブのジュース」と言われるほど高品質なオイルです。
また、ピュアオリーブオイルは精製されて「油」となったオリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドして作られており、比較的安価で手に入れることができます。

オリーブオイルの成分と栄養素

上質なオリーブオイルは身体にとってうれしい栄養素が豊富に含まれています。特にエキストラバージンオリーブオイルは他のオイルに比べ、オメガ9(n-9)系の一価不飽和脂肪酸の代表格であるオレイン酸を多く含んでいます。
このオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持する働きが期待できるため、食事中の飽和脂肪酸をオリーブオイルに置き換えることで、健康維持に繋がりますよ。
さらに、酸化防止に効果が期待できるビタミンEやクロロフィルが含まれているのもオリーブオイルの特徴のひとつです。

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健康維持や美容に嬉しい効果も

  <日々の健康維持に>
エキストラバージンオリーブオイルに特に多く含まれるオレイン酸には腸を刺激し蠕動運動を活発にして排便を促す働きがあります。また抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、身体の酸化を予防し、細胞を若々しく保つ効果が期待されます。

<生活習慣病予防に>
オレイン酸には善玉コレステロールを維持し、悪玉コレステロールを減少させる効果が期待されています。悪玉コレステロールの増加は、動脈硬化や心筋梗塞に繋がる原因にもなる厄介なもの。そんな悪玉コレステロールが減ることで、生活習慣病の予防にも効果が期待できますよ。

<うれしい美肌効果>
クロロフィルは、代謝を促進して体内の毒素を排泄する働きがあると言われており、ニキビや吹き出物の改善にも効果が期待できると言われています。ただし、クロロフィルは光に弱い色素のため、遮光性の高い容器に入っているものを選びましょう。

オリーブオイルを美味しく、健康に

毎日摂取したいオリーブオイルの適量は大さじ1杯程度です。
また、エキストラバージンオリーブオイルは酸度が低く、鮮度が高いため、栄養素を豊富に含んでいます。オリーブオイルによる効果の実感をより期待するのであれば、「エキストラバージンオリーブオイル」を摂取するようにしましょう。

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【野菜ジュースに】
野菜ジュースに小さじ1杯程度のエキストラバージンオリーブオイルをプラス。コクが出て風味がよくなり、冷製スープのようなご馳走の1杯に変身します。

【ヨーグルトに】
ヨーグルトに小さじ1杯程度のエキストラバージンオリーブオイルをプラス。エキストラバージンオリーブオイルのフレッシュな香りとヨーグルトが混ざり、さわやかなのに濃厚な味わいがクセになりますよ。

【フルーツに】
フルーツやフルーツジュースに小さじ1杯程度のエキストラバージンオリーブオイルをプラス。
酸味の強いフルーツはエキストラバージンオリーブオイルをかけることで酸味が和らぎ甘味が引き立ちます。特にグレープフルーツやキウイフルーツ、いちごなどがオススメですよ。

【豆腐に】
豆腐に小さじ1杯程度のエキストラバージンオリーブオイルとひとつまみの塩を。コクが出て、いつもの冷奴が格段にランクアップします。

その他、お味噌汁や納豆、トーストなどとも相性抜群。
こだわった食事やオシャレなメニューだけではなく、意外にも和食や家庭料理にもマッチするオリーブオイル。
風味が良くなるだけでなく、健康維持にも効果が期待できるのはとてもうれしいですよね!ぜひ、あなたの日常にも取り入れてみてください。

監修:Hurom、管理栄養士 後中美穂

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