2022年プレイしたゲーム総まとめ
Outer Wilds Echoes of the Eye
※オールタイムベスト
人生最高のゲームすぎて最早最高だったとすら言いたくない
そんな「ゲーム」の究極系にして終着点である宇宙探索ゲームOuterWildsの追加DLC。
厳密には2022年じゃなくて2021年末なんだけどここに含めておきます。
独特なゲームなので合う、合わないはあると思うがやってみなけりゃ
合うかどうかすらわからない!
だから全人類やってください僕からのお願いです。
TUNIC ※個人的2022年GOTYその1
可愛らしいタッチで描かれたキツネとなって剣と盾と魔法で戦う
ゼルダ風ソウルライクアクションゲーム、の皮を被った・・・
看板やゲーム内のメッセージの大部分は謎の文字によって書かれており、
プレイヤーは読むことができない。
世界中に散らばる「説明書」を集め、隅から隅まで熟読しこの世界に
隠された謎を解き明かそう。
「気づき」こそがこのゲームの全てであり、
クリアした時きっと本作の世界の見え方は違っているはず。
つまり、このゲームを本当に楽しめるのは一度限り。
親にゲームを買ってもらった帰り道、説明書をワクワクしながら眺めていたあの日を思い出しながら、
「ゲーム」とは何かという本質的な部分に触れる体験ができる傑作。
OMORI ※個人的2022年GOTYその2
大丈夫、きっとうまくいく
将来に対する漠然とした不安、人生に横たわる薄暗い後悔
そんな誰もが抱える負の感情を、どこまでも残酷に、しかし美しく、
そして優しく描いた傑作。
日本が誇る名作「MOTHER」シリーズと「ゆめにっき」シリーズに
インスパイアされた、ひきこもりの少年を主人公としたファンタジーな夢とレトロな現実を行き来し過去を知り未来を選択するRPG。
ジャンルはホラーではあるがどちらかというとホラー要素は薄めで、
RPG部分の比重が大きい。
プレイし終えた時、誰かと話したくなる。
そんな物語。
garage(ガラージュ) bad dream adventure
日本三大奇ゲーに名を連ね、出荷本数の少なさから幻のゲーム扱いされていたカルト作がまさかのsteamに登場。
機械的で退廃的な強烈なビジュアル
(PS時代に流行していた攻殻機動隊Ghost in the shellや
FF7のミッドガルが近いか)
から繰り出される難解なテキストとオイルとエネルギー源を管理しながら
レールの上で行動する独特かつ不便すぎるシステム。
それらと令和の世にもなって戦いながら辿り着いた先に
何を見出すのかはプレイヤー次第。
まぁプレイ時間の大半は釣りをする事になる。
白き鋼鉄のX(イクス)2
ロックマンXシリーズのスタッフがカプコンを抜けて作ったガンヴォルトシリーズの続編、登場時は敵であったアキュラが主人公の外伝的シリーズで、ロックマンXでいうところのロックマンゼロにあたりそうなゲーム。
その2作目。
※動画は前作「白き鋼鉄のX(イクス)」のもの
爽快感はそのままに正統進化したアクションはやはり最高だった。
あと女キャラが基本的にフェチくてエッチ。
蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 鎖環(ギブス)
ロックマンXシリーズ、ロックマンゼロシリーズという誰もが認める
横スクロールアクションの系譜に連なるガンヴォルトシリーズ最新作。
刀を使う新主人公にバトンタッチし、前作までの主人公ガンヴォルトは
一定時間使用できる覚醒モードキャラとして登場。
シナリオ上前作で強くなりすぎた主人公をどう続投させるか問題は
シリーズもののゲームにつきものだが、
それをシステムとして上手く落とし込んでいて面白い。
新主人公のアクションも気持ちが良く、瞬間移動を伴う抜刀術でステージを駆け抜ける爽快感は流石の一言。
タイムアタックやハイスコアを狙うのも面白く、
1ステージが短めなのもあり何度も挑戦して最適化していくのが楽しい。
が、シナリオがヤバすぎる。前作ラストで主人公が暴走したため、
暴走状態のまま長期間封印されていたという設定により
前作までのキャラは一切登場せず、前作の後彼らがどうなったのかは
全く触れられない。
じゃあ今作からの新キャラにスポットライトが当たるのかと思いきや最後はまさに投げっぱなしジャーマン(物理)としか言いようが無い。
ラスボス倒した後のイベントを横で見てた友人が「え?」と素で
言ってしまった。。。
アクションゲームとして一番大事な「アクションが楽しい」を100点満点で満たしているので、それなら良しとできるなら名作ではある。
Chorus
壮大な宇宙を駆け巡る半オープンワールド型超能力
スターファイター3Dシューティング
3D酔いする人には全くおすすめできないのがやや難点。
多彩なロケーションを宇宙戦闘機で飛び回り敵機とのドッグファイト、
艦隊戦、要塞の攻略が楽しめる名作。
最初は少し味気なく感じるかもしれないが、ゲームの進行に合わせて戦闘機の機能の強化と主人公の超能力の開放が段階的に行われていく。
強引なブーストから変形してのドリフト、果ては敵機のケツへの瞬間移動やバリアを纏っての突進等
およそ普通の戦闘機ゲーには有り得ない挙動ができるようになり爽快。
あと個人的には音が最高。
ボリュームもそこそこあり、3D酔いに強くSF好きという諸氏には是非とも
おすすめしたい一作。
GIGA BASH
どこかでみたような巨大ヒーロー、巨大ロボット、巨大怪獣を操作し、最大4人での乱闘バトルを楽しもう!
突然出てきた謎のゲームかと思いきや、致命的なバグも無くキャラバランスもそこそこ良く、製作者の巨大モノへの深い愛を感じる名作
最大の問題点はプレイ人口がほぼいなかった事
極めて短い賞味期限で終わってしまったゲーム・・・
と思いきやまさかの日本が世界に誇る怪獣映画「ゴジラ」との正式コラボにより、ゴジラ・デストロイア・ガイガン・メカゴジラ(3式機龍)がゲスト参戦!!!巨大モノスマブラのプラットフォームとして大流行してくれたりしないだろうか・・・良いゲームなんです・・・
ちなみにゴジラ愛が強すぎて「ゴジラ様が弱いわけねぇよなぁ!!!」と
会議室でみんな叫んでたのか、DLCキャラのゴジラはやたら強い
SUPER PEOPLE(SUPER PEOPLE2)
一年間続いた1のβテストとアーリーアクセスが終わったと思ったら大規模アップデートが入ってタイトルに2がついた不思議なゲーム。
完全にこいつに今年は壊された。
一年の総ゲーム時間の6割くらいこれ。約900時間やってた。
どうして。。。。
ゲーム内容としてはAPEXとPUBGの中間みたいなバトロワゲー。
キャラが飛び跳ねたり駆けまわったりする事は(あまり)無く、基本的にはPUBGのようにリアル系寄りの挙動をするがこのゲームの最大の特徴はクラスごとに設定された特殊能力であり、虚空からトラック召喚して乗り回したりテレポートしたり敵の視界を完全に奪うドームを展開したり指定ポイントに核を落としたりとかなりハチャメチャな事ができる。
試合ごとに威力が上がる得意武器がランダムで設定されるシステムがあっていわゆる「環境武器」が無い=得意武器使うのが一番強いのが個人的に良かったと思う点(だが2になったらこのシステムは無くなった)。またクローズドβの時点で致命的なバグや戦闘バランスの悪さも感じずとにかく楽しかった。
最終的に世界79位(日本3位)になりました。
大晦日に本気ですぱぴぽをやる男二人
Splatoon3
国民的イカちゃんインクシューター!説明不要!
シリーズ初体験だったけどそりゃこんだけ流行るわこれ!!!
とはいえ体が命の奪い合いを求めたせいでガチマッチのS+(当時の最高ランク)に3週間程で到達したら急速に飽きてしまった
HADES
北欧神話をモチーフにハイセンスな美術が彩る
ダンジョンランダム生成型ローグライクアクション
拠点を強化し、武器を選び、ダンジョン内でランダム入手できる
スキルを選択、キャラクターをビルドしながら最奥を目指して
親父をぶっとばそう!
武器種はどれを選んでも結局近接で殴るような戦法になり、ダンジョンや
ボスのランダム性も実際はそこまで高くないため
意外と早く飽きがきてしまった印象ではあった。
不思議のダンジョン 風来のシレン5plus
フォーチュンタワーと運命のダイス
マ イ ン ス イ ー パ ー 部
もはや説明不要のローグライク日本代表。
店があるフロアで草の漢識別をするな絶対にだ。
不思議のダンジョンシリーズがとにかく苦手なので講師役のお二人を招いてやってみた所ドハマりした一本。
配信しながらメモ取ってすげぇ真面目にやってた。
リトライ性の高さから無限に遊べてしまう作りはただただ脱帽。
ダンジョンに潜る度に新たな発見と反省と学びがあり、
次こそはと何度でも思わされてしまう(そしてうっかり即死する)
ゲーム中にマインスイーパーができるミニゲームがあり、
そのせいで一時期マインスイーパーが身内内で流行した。
VAMPIRE SURVIVORS
説明不要の時間泥棒ゲー
細かいアップデートで今なお追加要素が増えていっているらしい
INSCRYPTION
何を言ってもネタバレになりそうなので詳細は伏せるものの、作者の
「カードゲーム愛」を随所に感じる名作。
ゲーム内に仕掛けられたあらゆる要素が驚きの連続で、
是非自分の目で確かめて欲しい。
自分がカードゲームあまり得意では無いからか中盤結構ダレてしまったが、カードゲーマーの友人のプレイを見ているとサクサク進んで爽快だった。
カードゲーが好きならよりお勧め。
Slay the Spire
デッキ構築型ローグライクゲームの傑作。時間が溶ける。
ゲーマーとして培ってきたカンの鋭さによりサクサクとクリアしていった
ものの、アイアンクラッドがあまりにも辛くて失速してしまった。
ELDEN RING
フロムソフトウェアが放つソウルライクオープンワールドの超大作。
広大なフィールドを多彩な武器・スキルを駆使して駆け回り、
多彩で強大なボスを打倒していく。
世界観と雰囲気は良かったものの、個人的にはオープンワールドにした意義が見えないどころか無理にオープンワールドにしようとした事が足を
ひっぱってしまっていた印象
(似たようなコピペダンジョンの多さや、そのコピペダンジョンをクリアした時の報酬ががっかりな所とかレベルデザイン面)
無理にオープンワールドにするのはやめよう!!!!!
GHOSTWIRE TOKYO
実在の渋谷を模した
オープンワールド・スタイリッシュ・ジョレイ・アクション。
渋谷駅周辺の再現度は圧巻の一言で、渋谷に良く行く人なら初見でも迷わずに歩き回れるレベル(道玄坂の風俗街とか一回見て欲しい)。
一応ホラーゲーのジャンルには属するものの、井上和彦ボイスの相棒と主人公のバディものの側面もありイケボが耳元でぎゃーぎゃー騒いでくれるので恐怖心を煽るような場面はかなり少ない。
ただ、ヌっと出てくる口裂け女は結構怖かった。
都市伝説やオカルトに明るいと怪異の元ネタを察する事ができて楽しいかも。口裂け女は大阪の有名な赤い服の女の幽霊もモチーフになっている、とかとか。
やれる事のボリューム不足(戦闘面が単調・景色がどこも似たり寄ったり)を感じる部分もあったので次回作に期待。
ゴーストワイヤーシンジュクがやりてぇ・・・。
A=B
プログラミング言語を作れという大学の課題に対して、提出日ギリギリにとりかかって「A=B」しかできない言語を作った学生になりきって「いやこれプログラミング言語ですけど?こういう事もできますけど?」と屁理屈をこねまくるゲーム。
呪われるから絶対にやるな!!!
ABRISS - build to destroy
物理演算を利用した破壊と創造のゲーム。
説明するのが難しいので動画を見てもらった方が早そうではあるが、
ちょっと思ってたのとは違ったなという印象。
スーパーロボット大戦30
皆様ご存知古今東西のスーパーロボットが集うお祭りゲー30周年記念作品。
円谷プロからSSSS.GRIDMAN(アニメの方)とULTRAMAN(強化スーツ纏う方)の参戦が話題になった。
ゲームとしての面白さはいつも通りで特筆すべき点も無い
が、高すぎる。
DLC全部入りを16000円で売った挙句に4000円の最終DLC出してしかもDLCは基本的に戦闘アニメーションがイマイチってどういう事や??????ダイゼンガー目当てで4000円払った俺は怒っても良いと思う。。スパロボとして一番大事なのはそこなんじゃ・・・。
ちなみにゲーム的にDLC機体はどれもかなり強い。が、特に縛らずに通常プレイすると難易度はかなり低いゲームなのでよほどやり込んだ人でないと強い事にまず気付かない。そもそも本編に更にクソ強い機体がいる。
レゴ®スター・ウォーズ/
スカイウォーカー・サーガ
スターウォーズファンに向けたスターウォーズファンのためのファンアイテム。とにかくスターウォーズ世界の再現度とボリュームが凄まじく、映画に登場する膨大なキャラが大体自分で動かせるとんでもないゲーム。ファンならニヤリとできるネタが随所に仕込まれており、さながらスターウォーズオタク知識試験会場。
レゴなので敵にやられてもすぐに組み立てられて復活するため、基本的に「ゲーム性」というものはあまりない。映画のストーリーをコミカルにアレンジしてなぞりつつ、好きな世界を好きなように味わう作品。スターウォーズオタクなら買いだが、逆に言えばスターウォーズに思い入れが無ければスルーしても良いだろう。
「ハンが先に撃った??」
那由多の軌跡:改
軌跡シリーズ信者ではあるものの、他の軌跡シリーズとは特に繋がりが無さそうなため今までやっていなかった結構古めのゲーム。
最近実は繋がっているのでは?という疑惑が浮上したためプレイした。
流石ファルコムのアクションゲーは安定しておもしろいと思わされた名作。
黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-
ダ メ す ぎ る
言い足りないからもっかい言うね
ダ メ す ぎ る
個人的今年のワースト作品。シリーズ信者なので今までの賛否両論あった作品も全然楽しめたクチだが、
今回はとにかくダメ。賛否両論とかいう次元じゃない。
本シリーズは作品によって多少差はあれど
「グラやモーション、ゲームとしての粗はあるけどシナリオの熱さやキャラの良さは随一で過去作キャラの登場も熱いし
10作品以上密接に繋がってるストーリーを追いかけるのは楽しいよね」
というシリーズだった筈。
(他コンテンツで言えばMCUとキャラ・ストーリー部分の楽しみ方は
ほぼ同じ)
が、本作はグラやモーションやUIは進化を遂げ歴代最高と言って良い出来になっていたものの
・シナリオの都合で全キャラ突然のアホ化
(主人公は裏社会に通じていて鼻が効く便利屋なのだが、今作ではポカをやらかしまくる。鼻詰まってますよ。)
・過去作から登場した達人キャラが巻き込まれてアホ化
(第一作から登場するレジェンド的なキャラがやったことが
"錆びたハシゴを壊さないように下ろしてダンジョンで
ショートカット作ってくれた"
事のみ。流石だ・・・)
・敵勢力とも殆ど顔見知りなので基本馴れ合い戦闘しか起きない
(これは中期以降のシリーズ共通の問題ではあるのだが、少なくとも前作は凶悪なマフィア組織をメインの敵に据える事で
命のやりとりを含んだ緊張感のある展開が描けていた)
・過去作からの謎が一つも明かされて無いしそもそもシナリオが一切進んでねぇ
(8個ある不思議アイテムを集めるのが前作からのメインストーリーで、
前作で既に集めいていた7個が全部奪われたので取り返したらついでに8個目も手に入った。
が今作のシナリオ。なんだそれ。)
つまり、前述した
1.シナリオの熱さ
2.キャラの良さ
3.過去作キャラの登場も熱いし
4.ストーリーを追いかけるのは楽しいよね
が全滅したって訳
なんだぁ・・・てめェ・・・?
でも俺は次回作も発売日に買っちゃうんだ・・・信者だから仕方ない・・・
次は期待してますファルコムさん・・・