20230121-アクティブではないが
バイト中の会話にて。
「先輩はライブに行ったりスノボに行ったり割とアクティブに活動してていいですね、私は引きこもりがちなので」
つまりこの後輩にとっては自分はアクティブに見えていたらしい。が、実際の所は自分も引きこもりクソ陰キャである。
自分がイベントで外に出る主な原因は二つ、友人に誘われるか好きな作品のイベントがあるかのどちらかである。会話の例でいうと、ライブは好きな作品(アイマス、シンフォギア)のイベント、スノボは友人に誘われたものである。
そして、好きな作品のイベントがある時に外に出るようになったのは間違いなく友人達が最初に外に連れ出してくれたからである。ライブも最初は友人からの誘いで現地参加したし、たまに行きたくなるリアル脱出ゲームも中学校の時に友人から教えてもらったのがきっかけである。
きっと友人がいなかったら、好きな作品はあれどそのために外に出るようなことはなかっただろう。その点では、友人には本当に恵まれたと思っている。
しかし一方で、このような人間に対して「アクティブ」というくくりを適用されると、それはアクティブに対して失礼にあたるのではないだろうかと考えずにはいられない。昔から自分で何か行動を起こすことはほとんどなく、他人のまねをして、他人の後ろをついて行って育ってきた人間にその羽は似合わない。
その単語を使われるたびに、それすらも人からの借り物のように思えて、虚しくなる自分がいる。
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