20221229-基準値を下げて生活を楽しくする
友人との価値基準にちょっとズレが生じることは誰にでもあるだろう。私は親の金銭感覚以外のことはだいたい人よりも少し下に基準があるらしい。これは暮らしてきた環境などにもよるのだろうが、ここではその背景は割愛する。
今日考えていたのは、この基準値が低いということは、それだけ日常に「イレギュラー」が起きやすくなるから人生を楽しめる、ということだ。人生の体感時間は20才でだいたい半分というのはよく聞く話だが、その原因は日常に慣れていっていつもの変わらない光景として脳が処理を少なくしていくかららしいとどこかで読んだ。イレギュラーがたくさん生まれれば、この症状も多少は緩和できるだろう。
話は少し変わり、感受性は様々な要因から決まっていて、それを高めるには当然様々な方法があると思うのだが、その中の一つはこの基準値を頑張って下げてみることだと思う。例えば、何でもなかったような実家の晩ご飯が、一人暮らしをして質素な食事を続けた後に食べるととてもおいしいと感じたりということだ。自分は前述の通りこれが元から少し低いので下げ方の具体的な例は考えてこなかったし突然浮かんでくることもないのだが、まあそれは人に合った方法でということになる。
以前私は感受性が低いという日記を書いたが、そこにもあるとおり私の感受性の低さの原因は物事を受け取る脳を動かしていないからだと考えている。だからこそ最近はネタ探しのためにもいろいろ考えたりしてみているわけで。感受性、頑張って上げられるように全人類がんばろうよという所感で締めさせていただく。
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