20230108-当たり前だと思うなバイトの知識

今日は友人の新居選びを手伝っていた。というのも、自分は普段から新入生のお部屋探しをサポートするという内容のバイトを行っている。そのため、内見が初めての友人をフォローしてほしいというお願いだった。というわけで、恐らく3年ぶりに、斡旋を受ける形で内見を行ったのだった。

ところで、自分はコロナ直撃世代だ。大学に入って最初の2年はほとんど対面授業が行われず、友達を作る機会にも乏しかった。そんな中、仲良くしてくれたのはほとんどがバイト友達。ここまで読まれた方はもう感づいているだろう。自分の中の住宅基礎知識の基準が、そのバイト友達たちになってしまっていたのだ。そのため、今回の手伝いはかなり現実を見ることができた。

たとえば、内見は当然ながらさらっと見てなんだかいい感じ、ここに住むのが楽しみ、で終わっていいものではない。詳しくは調べてみてほしいのだが、最低限カーテンレールやコンセント、ドアの幅などはデータを取っておかないと後々大変困ることとなる。ただ友人はそれを知らず、そのまま5分くらいで内見を終わらせようとしていた。というわけでいろいろ寸法を測りつつ実際の生活空間をイメージさせるように誘導してなんとか内見は事なきを得た。

その他さまざまな苦労があり、なんとか不動産訪問を終えることができた。正直なところ、基礎知識はもっと普通の人でもそれなりに身についているものだと思っていた。大変感謝されご飯を奢ってもらったのはありがたかったが、それ以上に疲れた……

というわけで、今日はひん曲がった常識を持つのはあんまりよろしいことでは無いかもしれないな、という気づきを得ることができた。世の中全体の動きから、「普通の人」像を磨き上げていくことが大事なのかもしれない。

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