#9「Back to the future」で身につける英語表現
Previously on Back to the future: 【I'm out for the count】僕は意識を失っている
[be out for the count]意識を失っていて、動けなくなって/眠っていて
=[down for the count]
ついに最終回です!
最後に紹介するシーンは、ジョージとロレインがマーティに感謝をするシーンです。もうビフが邪魔をしないので安心です…
George: マーティ、全て君の最高のアドバイスのおかげだ。絶対に忘れない!
Marty: ああ、ジョージ。まあ、2人とも元気でね!
Marty: そうだ! 【 】
今回注目したいのは、
【(there is) one other thing】それともう一つあるのですが/あ、それとね
訳せましたか?
恐らくOh!という発言の後なので意味が取りやすかったのではないでしょうか。
★Oh!に注目できていたら推測クリアです
このフレーズは会話が終わりそうなところで、あともう一つだけ言いたいことがある場合に使います!
今回のマーティのようにお別れをしようとして、ふと言いたいことを思い出した場合などで使うことが多いです。
Q【one other thing】と【another thing】は違う?
ほとんど同じです。ただ、【one other thing】はたった一つということをより強調したいときに用います。
▶︎One other thing.
それとね…
Marty: いずれ2人に子供ができて、その内の1人が8歳の時にうっかりリビングルームのじゅうたんに火をつけてしまったら、厳しく当たらないであげてね。
〜idiom〜
【set fire to sth/sb】放火する、火を放つ
★この【to】は対象を表す
【go easy on sth】手加減する、甘やかす/(飲食物などを)控えめにする
ex) Go easy on the new students.
新入生には優しくしろよ。
ex) Go easy on the alcohol.
お酒はほどほどにな。
★ここでの【go】をどう捉えていますか?
こう聞いている以上、(どこかへ行く)という意味のgoではありません。
ここでの意味はgoの後に形容詞が続いて、〜の状態で事態が動いているということを表します。
でも、これを理解するために【go】が行くを表すという前提は大事にしてください。
つまり、【go】が行くを表す場合はもちろん後に行く場所(対象)が述べられています。
今回の【go】は後に向かう状態(形容詞)が述べられています。でも、状態に行くというのはおかしいので、事態がそこへ動いている(向かっている)という考えになります。
今回の意味を持つ【go】を用いた例を挙げます…
ex) go crazy 気が狂う
ex) go bad 腐る、だめになる
ex) go flat 炭酸が抜ける
では、お手柔らかに。と言いたい場合は?
Go easy on me.
George: わかった。
これで「Back to the future」で身につける英語表現は終了です!
これまで紹介してきたフレーズの中で確かに会話等では使わないものもあるかも知れません。
しかし、英語は話すだけが全てではなく論文執筆・映画鑑賞・スピーチを聞く・洋書を読むなど英語というツールで多くのことが可能になります。
そんな時に、今回紹介したフレーズが出る可能性は十分にあるのです。
この考え方は英語を身につける場合にも非常に重要で、この表現/単語は出るかもと思いながら学習していくと集中力が低下しにくく、効率の良い時間を作れるはずです。
今回紹介した表現に何かしらの形で出会い、「Back to the future」で出てきたな!マーティが言ってたな!など思い出していただけたら幸いです。
次回は「Chicago Fire」で身につける英語表現でお会いしましょう
Until next time…
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