扇屋商店【南魚沼】燃料/灯油/プロパンガス/セメント/タイル/建設材料
南魚沼市五日町、JR五日町駅から徒歩２秒、大正時代に創業した「扇屋商店」さんに伺ってきました。
巨大建造物に目がないジンボラボ 神保貴雄です。
伺う前から今回の取材は難易度が非常に高いなぁ……と思っていました。
飲食店などわかりやすい商品を取り扱っているお店は写真も撮りやすいし、文章もつくりやすいんですよね。
そこいくと扇屋商店さんが取り扱っている商品は一般向けではなく、土木関係・工務店関係の方に向けた商品ラインナップ。
また、灯油やLPガスなどの燃料の取り扱い・配達ということで、業務内容が記事に難しいかも。
とは言え、僕もプロとしての誇りと義務があります！！
「どうしたらいいかなぁ……」と思っていたら社長の鈴木さんから神様的なご提案をいただき一発逆転ホームラン状態に。
ということで、早速いってみましょう！
五日町駅のまんまえ
事前にネット調べていたので、なんとなくイメージはしていましが、ここまで駅近とは……。
駅に近いのには理由があって、城内地域（八海山方面）の山奥に当時鉱山があって、そこで採掘した鉱石をこちらの駅まで運んで貨車で運搬したそうなんです。
その中継地点の倉庫として機能していたのが、こちらの扇屋商店さん。
物流のハブとして新潟県の工業発展に深く関わっていたんですね。
企業に歴史あり！！
（もちろんですが、現在は鉱山採掘はおこなっておりません）
わかる人はわかる
商品を紹介しづらいとは言いましたが、このようなわかる人はわかる商品は常時取り扱っております！
わかる人に届いたらいいな。
セメント
そんな歴史ある倉庫をご好意で見せていただきました。
広い倉庫には所狭しと商品が置いてあるのですが、なかでも目に付くのがセメントの袋の山。
セメントにこんなに種類があるとは、さすがの僕も知りませんでした。
聞けば用途や使う場所によってセメントの種類（性質）を変えるんだそうです。
必要な強度や温度や湿度などを考慮して、その場所や用途に合わせて最適なセメントを使い分ける……それはまさに職人！！
ボイラーを組み上げる職人の腕の筋肉！！
あと日焼けの感じも職人！！
とかなんとか言いながら、ふと駅の方に目線を向けると謎の建物が……。
あれ、そう言えばあれってなに？？
一度モヤモヤしたらスッキリするまで食い下がるのが僕の悪いところ。
全身無垢な５歳児ばりに鈴木社長に質問しました。
「あの巨大建造物はなんですか？」
待ってましたぁ！という面持ちで社長は答えました。
「あれはセメントのサイロです」
？？？
答えを聞いてもまったく理解不明な顔をしていたら、間髪入れずに社長からこんな申し出が……
「せっかくだから工場見学していきますか？？」
まじかぁー！！あの建造物に入れるんですか！？
このタイミングで見学できるとは……生きててよかったレベル。
ということで社長のご好意で、あの巨大建造物のなかへ！！
結論から言うと、こちらの建物はなんとセメント工場だったんです！！
『セメントターミナル（株） 五日町事業所』 さん
突然の訪問にも関わらず快く引き受けていただきありがとうございます。
ここは、セメントの中継ターミナル施設であり、セメント輸送・物流サービスの提供を行っています。
セメントの袋詰めを実演してくれている鈴木社長。
すごいノリノリ。笑
工場のなかは全男が好きそうな無骨なデザイン。
セメント工場だけにコンクリート打ちっぱなし感MAXです。笑
好きな人は１日いられる空間だよね。
と、ふと電車の音がするなぁと外を眺めたら「上越線やぁぁぁ！！！」
鉄ちゃんでもないのに、一心不乱にシャッターを押しまくりました。
この角度からの写真は、なかなかレアな一枚ではないかと。
紙面の関係でこれくらいにしておきますが、実際に稼働させていただいたりお話を聞くなどセメントに詳しくなった‥。ほんとに貴重な機会をいただきました。
この興奮は僕に直接会ったときに聞いてください。
扇屋商店【南魚沼】燃料/灯油/プロパンガス/セメント/タイル/建設材料
灯油を配達する車両を数十年ぶりに新調したとのこと。
自動ブレーキや加速抑制などの運転サポート機能が充実してるんだそうです。
こういう作業車こそ、付けておきたい大切な機能ですね。
働く車はかっこいい！！
住 所 〒949-7101
新潟県南魚沼市五日町16-1
電話番号 025-776-3177
FAX番号 025-776-3671
定休日 日祝、第2・4土曜
夏季休暇・年末年始
営業時間 7：30～17：30