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【就活生の視野を広げる🔥】音声マーケティング活用✨

こんにちは!なめこ🍄です!

突然ですが、クイズです!○○○に入る企業名は?(○の数はひらがなで書いたときの文字数です!)
あなたと、コンビに○○○○○○○○
ココロも満タンに○○○○○○
・ココアはやっぱり○○○○

このCMを実際ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、このメロディーにのせたキャッチコピーと企業名。
これも音声マーケティングのひとつなんです!

今回は音声マーケティングというものについて紹介します!

1,音声マーケティングとは?

音声で表現されたコンテンツを用いて、聴覚に訴えるマーケティングが「音声マーケティング」です。音声コンテンツを活用し、そこから得られる情報によって消費者の意識・行動変容を狙うマーケティング手法です。

また、音声にメロディーを取り入れると、音声以上に気分や感情の高まりを期待でき、マーケティング効果を高めることにつながります。
音声マーケティングを活用した場合の効果は、以下の3つに整理できます。

① 認知獲得・興味喚起

聴覚の強みとする「ながら時間」にアプローチすることで、視覚とは異なる新しい感覚での認知獲得・興味喚起につながります。

② ブランドの識別性の向上と選好性の獲得

音声とメロディーで構成されるサウンドロゴを活用すると、ブランドとメロディーを紐付けて認識してもらうことができます。

サウンドロゴを聴くとブランドや商品に関連する情報を思い出してもらえたり、買い物をしているときにふとサウンドロゴが思い浮かんでブランドが想起され、手にとってもらいやすくなったりします(よく知っている・安心できるブランドや商品のほうが選ばれやすいため)。

③ (インフルエンサー起用による)短期的な売上や好意度の向上

ターゲットとなる消費者が好きなインフルエンサーを起用し、情報を伝えることで意識や行動変容を促し、「短期的な売上」や「ブランド好意度の向上」が期待できます。

音声マーケティングは、これまでもラジオや店舗による販促活動での音声活用によって①~③の効果を発揮してきましたが、音声配信サービスの増加により(音声マーケティングの)方法が変わり始めているようです。

2,音声マーケティングの変容

これまでは「誰が」はマス広告の考え方と同様に著名なアナウンサーやタレントを起用することが一般的でした。また、「どこで」はラジオや店舗で音声を指し、流すタイミングを選択する自由度は低かったと言えます。

そして現在では起用する方(インフルエンサー)と配信する場所(サービス)が増え、音声コンテンツの質と(大衆以外にも)ターゲティングの自由度と精度が向上しています。「音声」そのものの強みに加えてこのような変化が起きたことで、これまで以上に効果が期待されていることが分かります。

3,音声マーケティングが重視される背景

①デジタルデバイス機器の多様化

2010年ころから通信速度が大きく改善し、いつでも・どこでもインターネットを利用できるようになったことに加えて、スマートフォンやスマートスピーカー、ワイヤレスイヤホンなどのデバイスが発展した結果、いつでもどこでも気軽に好きなコンテンツをながら聴きできる環境が整ったことが影響しています。

②生活様式の変化

さらに、2020年から新型ウイルスによって外出自粛が呼びかけられ、在宅時間が増加したことも影響しています。

ラジオは仕事や家事をしながら聴く「ながらメディア」と言われていますが、radikoによると「在宅勤務・自宅待機中の9~18時の時間帯の利用者が拡大」したそうです。

4,視覚より優勢?聴覚マーケティングの2つの強み

以前カラーマーケティングの記事を書いたときにも述べましたが、今は五感のなかでも「視覚」に注目した施策が数多く存在し、情報量の多さやクリエイティブの幅などが強みとなっています。

しかし一方で、「音」や「音声」を聴く「聴覚」にも視覚に負けない強みがあります。一つは情報処理能力の高さです。

聴覚からの情報は、視覚より2倍以上速く脳に伝わり、視覚は聴覚の8倍もの情報処理能力がある』(ミテイラー千穂 著/サウンドパワー わたしたちは、いつの間にか「音」に誘導されている⁉より)

視覚による情報処理は、1秒間に約25コマ(40ミリ秒に1コマ)だとされます。(ちなみに、映画のフイルムは1秒間に24コマ、ディズニーのアニメ映画も1秒間に24コマだそうです)

これに対して、聴覚のほうは、1秒間に約200コマ(5ミリ秒に1コマ)ですので、聴覚は視覚の8倍もの情報処理能力がある、ということができます。

さらにもう一つ、聴覚は生活において「~しながら」でできるという強みもあります。例えば、食べながら・歩きながら・仕事しながら・寝ながら…などです。

総務省の統計によると、平日や休日のうち「仕事」や「勉強」「運動」が占める時間は6時間以上あるそうです。その時間は基本的に視覚で訴求するのが難しいことから、音声を用いた「ながらメディア」向きの時間だと言えるでしょう。

以上より、マーケティングにおいて視覚だけでなく、聴覚もマーケティングの施策の一つとして組み込むのが効果的だと分かりますね。

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音声がこんなにもマーケティングにおいて重要な役割を担っていたとは…思いもしませんでした。

視覚は目を開けている状態で、広告に目を向けている状態でないと、そもそも広告情報が入ってこないのですが、聴覚は常に音を拾う状態で、どこから流れてきても確認できますからね…そのうえ、情報処理能力も高い…

また、○○しながら音声を聴くことはたやすく、普段の生活で皆さんもやっているのではないでしょうか。ちょうど今私も音楽を聴きながら記事を書いているところです。

音声がいかにマーケティングにおいて重要なのか、分かりましたね。日常生活で聴いているあの音…実は音声マーケティングが使われているかもしれません。ぜひ探してみてください!

ここまで閲覧いただきありがとうございました!
次の記事も読んでいただけると嬉しいです!

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