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9.30 sat ロポライブレポ

時々ですが、ライブレポです。
よくタイトルを聞かれるんですが、今回の『深淵に咲く花』は、最近映画や映像をを見るのが習慣になってまして、その中で見たワンシーンで海の底を照らすか細い光が海藻照らしてる様子がまるでピンスポに照らされたシンガーのようでして、この日のアーティストは特にその姿に当てはまるなあと、付けてみました。

佐藤美有  戸谷 光  海月ひかり  増子周作

リハーサルで共通してたのは、ふらっとホールに入って軽めのご挨拶で世間話をしながらステージへ。
佐藤美有さんも数曲サポート編成でしたが、あとの3アーティストのみなさんソロ弾き語りでしたので、思った以上に巻きのリハーサルでオープンまでの時間もあったので、海月ひかりさんの差し入れのワッフルドーナツを食べながらまた世間話や音楽の話をしたり、、、。PAの僕もつい気が抜けてしまうほど親しみやすい空気で楽しいひととき。

気づけばオープンの時間。
ご予約をくださってた数人のお客様が来店されて、ちょっとガヤガヤする中、ご予約なしでこの夜を聞きたくて来店されたお客様もいて、自然の体感で来る感じがまた音楽らしくてワクワクしました。

いよいよ本番。
佐藤美有さんのステージでいつも感じる天真爛漫な人柄。ステージ以外でもそんな彼女ではあるものの、より自分引き出すかのように佐藤美有を演じるそんなライブはまるで一人芝居のようで。ただ今回はエレガットで座ってのスタイルではなくて、エレキギターで、サポートベースを入れての立ちのライブ。また別の彼女が見られたような、グルーヴを楽しみながらも自分を乱さないかっこいいライブでした。

続いて戸谷 光さんは、隙間時間に話す音楽やちょっとした話も人より深く追求心があって、話によっては専門的でちょっと素人にはわからないことがあるくらい、、、それは僕のことですが笑。でも彼が歌う事、思いというのは誰よりも人間らしくてちょっと重たい、難しいなんてこともそのまま素直に感じとれて、きっと戸谷 光さんというアーティスト、人間をよく知ることができるのは会話なんかよりもライブなんじゃないかなと実感として体感できるライブでした。

続いて海月ひかりさんは、大変申し訳ないくらいにお久しぶりの出演でして、でもリハ前の入りから感じ取れたのは、彼女は『今』を生きてるなって。音楽はもちろん世間話も今と向き合って今を大切にしていて。それはライブになるとなお一層で明日のことなんて、なんならとりあえず今宵の4アーティストのライブを今と括ってそれ以外の時間は無しなくらいにそれを押し付けることなく引き込ませてくれる彼女の強くも優しいソウルが響き渡るライブは最高でした。

そして最後を飾るのは増子周作さん。
増子周作さんと引き合わせくれたのはロポでも活躍してくれてますわじまゆういちさん。それから一年とちょっと経ったと思います。増子周作さんと共演したアーティストのほとんどの人が口を揃えて言うのは、彼のギターの技術やクオリティはもちろんですが、なによりギターとの一体感のような、心技体がひとつになる感じ。常にゾーンに入っていてグルーヴで生きてるようなライブはこちらもユニゾンしてしまうほどで、連ねるワードから為す詩も人に寄り添うものばかりで親近感なんです。あまり見たことがない感じたことがないライブに今宵も魅せられました。

入りから最後の1人が帰るまで、気持ちのいい一夜のライブになったのはきっとこの夜いた人みんなかなと思います。

こんなライブがロポでもできるんだと、僕自身も自信が持てた夜に、アーティストのみなさんに、お客様にありがとうございました。

こちらおまけで、出会った頃に海月ひかりさんからいただきました、ステッカー。お気に入りのひとつです。

お気に入りにCHE UMIZUKI

ここまで読んでくれてありがとうございました。

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