もうアウターはいらない(後編)『ファッションセンターいまさら』その⑨
もうアウターはいらない
このタイトルにはふたつの意味があります。
ひとつはこの半年あまりでアウター買いすぎたこと💦
スイングトップ2着、ドリズラー2着、ピーコート2着、スタジャン1着、ナイロンジャケット2着、他にも前から着てるMA-1タイプやダウンなどがある。
以前も書いたけど自分は来年で還暦。
ホントいまさら何やってんだろうと思うけど、秋冬着回すには十分すぎる量で、どうがんばってもあと20年、20回ぐらいのシーズンしか出番が無いのだからこれ以上はいらないという意味です。
もうひとつにはもうこれ以外のアウターはいらないという意味。
これ一着、あとはもういらないという意味です。
そう言わしめる出会いがありました。またもメルカリでw
3月に例によってメルカリでWAY-OUTを検索してました。
そしたら見つけてしまったんです、運命の逸品を。
( ゚∀゚)・∵. グハッ❗
ハリスツイードのヘリンボーンジャケットですとう⁉
心臓がバクバクしました💦 商品の説明転載します。
出品者さんは名前こそタカランショップさんですがショップではなく、個人の持ち物を断舎離されてる方のようで、趣味の良さがうかがえると同時に、このオレみたいなニンゲンのハートを狙い撃つ煽り文句!
テイメン(テイジンメンズクラブ)は(有)トラッドを立ち上げた赤峰幸生氏がWAY-OUTブランドを売り込んでいたショップのひとつ。
最初の頃のタグには(有)トラッドの名前があり、確実に赤峰幸生氏が関わっていたことがわかる。
赤峰幸生氏はファッション界の大御所で、今も現役で活躍されており、定期的にYouTubeで動画もアップされている。
素材と生地、縫製にとことんこだわる、そんな赤峰幸生氏が厳選したハリスツイードを使い日本の最高の縫製施設で仕上げた逸品に違いないのだ!
サイズもガッカリのSやMでなくXL(LL)。
スーツやジャケットは大きい分には仕立て直しが利く。
ただ問題は男前な値段だ💧
ハリスツイードのジャケットは経年変化を楽しめる服の代表だ。
本国イギリスでは親子三代100年着れるとも言われるそうだ。
なので古着のほうがこなれていて良い上に値段も1万円前後で良いものが手に入る。ちょっとしたブランド物でもそこそこ安い。
このタカランショップさんも以前にJ.PRESSとNewyorkerのツイードジャケットを出品されていて、それぞれ1万1千円、9千5百円で売れている。
そんな中、このWAY-OUTのハリスツイードだけ値段が4万8千円。
相当思い入れがあるのか、相場なのか読み取れない。
相場と言ってもオレみたいなWAY-OUT大好き人間がそんなにいるとは思えないけど、経年劣化上等!なハリスツイードなら値段には問題ない。
なにしろこれに出会わなかったらバラクータのG9ハリントンジャケットを5万で買おうとしてたぐらいだからね。(*ノω・*)テヘ
問題なのは今落札できるお金がないことだった💧
さすがにVANやらボートハウスの新作、ヤフオクやメルカリでWAY-OUTやPurple&Yellowなんか買いまくった直後である。
3月の段階で掲載されて2ヶ月の商品で、値段が値段だけにすぐには売れないと思いつつも4月の給料日まで待つよりほかはなかった。
毎日メルカリのこのページを眺めては、まだ売れてないとホッとしていた。
コメント欄に買います宣言しようかとも思ったが、なまじ余計なことをして他のバイヤーを刺激して売れてしまったら元も子もない。(ないかw)
メルカリルールで、コメントで交渉していても先に購入した人が優先になるからだ。
毎日ドキドキで迎えた4月、事件は起きた。
タカランショップさんのページからこの商品が消えたのだ💧
もうパニックだった。
売れてしまったとしてもメルカリから商品が消えることはない。
こんな風に写真の左上にSOLDのマークが付くだけである。
ただこうなってしまうともうどうしようもない。
取引実績がないと出品者さんと直接は連絡は取れないのだ💧
ましてや商品がなければコメントもできない。
結果オレは失礼を承知で暴挙にでた。
タカランショップさんのまったく別の商品のコメント欄にお邪魔したのだ。
結果心良く申し出を受け付けてくださった。
そして無事落札、。・゚・(ノ∀`)・゚・。
しかも譲ってくださるなら+2000円という提案を、逆に-3000円というホントにありがたい対応をしていただけました。
かって紳士服の売上No1だった懐かしの紳士服ロベルトのスーツバックに入って手書きのメッセージとともにお宝到着!
詳しいお話はまた次回!