聖地巡礼『ファッションセンターいまさら』その⑤
聖地巡礼
もともと東京の池袋で生まれ、実家は今でも練馬区にある。
今は茨城県の陸の孤島に住んでいて、一時間に1本のバスに小一時間揺られ、東武アーバンパークラインで千葉県と埼玉県を経由して池袋まで2時間。夜勤明けの休み、何十年ぶりかで池袋東武デパートにやってきた。
お彼岸を前に、大好きだった志村けんの後を追うようにコロナで突然逝ってしまった親父の墓参りのついでに、いや、正直どちらがついでだかわからないのだが聖地巡礼をしてきた。(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ💦
そう、VANショップ東武池袋店。
恥ずかしながらデパートで催事場の特売以外で服を買いに行くのは初。
しまむら・ユニクロ・スーパーの衣料品売り場がメインの人です💧
5階の紳士服売り場で案内図を見て目がくらみます。
さらに通路をVANショップに向かう両サイドの高級店の数々から高いですよ～うちの服は人を選びますよ～というオーラと店員さんの視線が伝わってくる。（気がしてました((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）
右手にLACOSTEが見えてきました。けどヨークマートの衣料品売り場で売ってるLACOSTEとなんか違う💦 LACOSTEとラコステみたいな感覚？💧
そしてその先に光り輝く明るい売り場が現れました✨
うぉー！た、宝の山ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
毎日のように届くVANのメルマガの新製品や季節のコーデの実物が目の前に！自然と顔がニヤけてくるっヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ✧*。
とてもじゃないが還暦を来年に控えた男の感情ではないな💦
「いらっしゃいませ～。なにかお探しですか？」
先に店内にいて服をいじってたのは先客かと思っていた。
超カジュアルで普段着っぽいオレより少し下ぐらいの男性だった。
他の売り場のシャツにネクタイ、もしくはスーツかブレザーな店員さんのショップとは違い、まるで中野のブロードウェイの雑貨屋の人みたいだった。
（あ、そんだけフランクな感じだったと受け止めてください。）
買うもののひとつは決めていた。この春新登場のボーダーのラガーシャツだ。まだ入ったばかりというシャツを出してもらいキープ！
実家は近いが住んでるところは田舎なのでじっくり見せてくださいと頼んだ。写メも撮っていいかと。
「どうぞどうぞ、たくさん買ってってくださいｗ」
そりゃお金があれば店ごと欲しいわｗ
クローゼット開けたら⇧写真の状態だったらシアワセだろうなぁ。
これからの季節にTシャツやトレーナーを勧められた。
買う予定だったが実は巡礼前に通販で他の買っちゃってた💦
ジョイマークデザイン・ボートハウスのTシャツとトレーナー。
送料無料キャンペーンだったんで我慢できずに(>_<)💦
「アウターなんてどうですか？」
いや、いま着て来てるのこの春秋の新作VANスイングトップだし💦
それでなくともVAN2着・マクレガー2着買ったばっかだし。
いや、そもそもVANのショップ来るのにVAN着て行くのも野暮かなって出掛けに悩んでて、ボートハウスにするか、いっそマクレガーで行くかの上で無難にVANのスイングトップで来ているのに💧
それに…
逃したWAY-OUTをヤフオクの他にメルカリでも探してこれ見つけて・・・
購入済み(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ💦
いやこれ確かに古着なんだけど状態良くてモロ好みw
オヤジジャンパーが老後の備えならまだこれ現役で着ていけそう‼
もう少し寒い日が続けば・・・なんて勝手な妄想を。
あ、VANのハナシだ。
で、なんとなくボーダーシャツなんか見ていたら
「これ、人気なんですよ。もうサイズＬしかないんで着てみます？」
と言われた。レスラー体型のオレ、ラガーシャツはＸＬだ。
ボーダーシャツだけどこれはプルオーバー、かぶって着るタイプだ。
試着したら良い着心地だったんでこれも購入した。
いや、勢いで買ったもののなぜこれ買ったんだろう？💧
パジャマみたいなボーダーはいいとして胸の刺繍はいらなかったような。
ラガーシャツは予想通りご機嫌な着心地＆スタイリング('∀`)ﾉ
初めての聖地訪問だけど思ってたより余計なもの買わずにすんだｗ
1960年代VANが日本に初めてアイビーファッションを取り入れた頃、東京の銀座みゆき通りには何をするでもない若者がたむろしていた。それはみゆき族と呼ばれ、当時のおしゃれな若者の代名詞となった。
その時なぜかVANの紙袋を持ち歩いてるのがおしゃれと言われてたそうだ。
映画「ALWAYS-三丁目の夕日’64」でも当時の若者の小物として登場している。
1964年生まれのオレが当時と同じ紙袋で家路につく不思議。
さて、突如ファッションとおしゃれと収集に興味を持ったオレ。
次回はオレのおしゃれやファッションに対する考察をしようと思います。
次回に続く