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Walk220710_chapter2

 この日の散歩の最南部。
 大田区蓮沼。

 良さげな銭湯を見つけたよ。「はすぬま温泉」さん。

 おぉ、サウナもある。

 ここで、クイズ!

 シャッターの横にぶら下がっている「ぬ」の意味は何でしょう?
 この「ぬ」の看板は何だ? (答えはラストに)

 「はすぬま温泉」さんからちょっと進むと有名店「インディアン」さんを発見。
 昼飯、まだだったんだけれど、迷って見送った。食べておけば良かったか!?

 入口の黄色い扉に掲げられているボードに注目。
 「菅野製麺所」とある。
 そうか、「インディアン」さんの麺は菅野製麺所製なのね。

 「菅野製麺所」は地元・蓮沼に本社を構える大手製麺所。
 1949年創業にして、〝HACCP〟はもちろん、国際規格〝FSSC22000〟取得の堅実なメーカーさん。

 気になって「はすぬま温泉」さんの創業を確認したら1937年らしい。
 「菅野製麺所」さんの創業が1949年。
 「インディアン」さんの創業が1955年。

 自分知っているところでは、「初音鮨」さんが創業100年超で住所も西蒲田なのだが、蓮沼駅よりJR蒲田駅のほうが断然近いから、東急池上線の蓮沼を盛り上げてきたイメージはない。
 ひょっとしたら、先述の三者は蓮沼を牽引してきたヒーローなのかも知れない。

 ――「ぬ」の答え。
 「ぬ」の看板 ⇒「ぬ」の板 ⇒『ぬいた』(お湯を抜いた)
 「Close」の意味。
 対して「わ」の看板があって、これは同様に『わいた』(お湯が沸いた)で「Open」の意味になるそう。
 〝とんち〟が効いている。江戸期からつづく銭湯の看板表示らしいぞ。




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