【終の趣味さがし】言い訳を削ぎ落とす-2

「どこでもできて、それほどお金もかからず、奥深くて、時間を忘れて没入できる」
そんな趣味を探す旅に出かけましょう。

さて、前回は「絵」と言う趣味を始めるにあたり、私的に「言い訳トリガー」となっている要素を削ぎ落とすことを考えたい、と述べました。

0.1gでも軽く。0.1秒でも早く。
息を吸うように始められるように。
それゆえ続くように。

今回はそれって、何をどうすること?
その中身について考えてみましょう。

考えるにあたり、この旅で何をするかよりも、何をしないか=「封印すること」だけは決めておきたいと思います。

それは「コピペ根性」です。

従来の私ならきっと、まずGoogleで
 「趣味 簡単 継続 ハック やめられない 没入」
なんてワードで検索して出てきたページで使えそうなのないか、と探すでしょう。
今もそうしたくてうずうず…。

私はこれを「コピペ根性 」と呼ぶことにしました。
「コピペ根性」とは、
「趣味を探すために、本屋の趣味コーナーに行く」
ような短絡的・ショートカット的・一見効率的な思考・行動様式を指します。
私は思えばずーっとこの思考パターンでやってきて、結果、グッとくるもの、継続できることは何一つ見つけられなかったんですね。
だからこれを今回から意識的に断ち切ってみようかと。
ところで、なぜコピペ根性で始めたものがことごとく続かないのでしょうか。
人それぞれかもしれませんが、
私の場合、
「誰も気づいてないことに気づいてしまった…」
ということ自体に深い喜びを覚えるからだと思ってます。
実際には誰も気づいてないなんてことはほぼなくて、ググると同じ意見や気づきがわんさか出てくることが常なのですが…笑
それでも。
少なくとも検索やコピペからのスタートでなく自力でそこに辿り着いたことには、ドキドキできちゃうんですよね。
逆に言えば、コピペからスタートした段階で、行き着く先は良くてお手本止まり。
そこに時間と金と労力を投資して、どこに行こうとしてるのか?する意味ある?

だいたい、実はこういうことをどこかで思いながらやっていて、それが「冷め」に繋がっていたようです。

一方で、
「学ぶは真似る」
ということも言われますよね。これも真理のようです。

まだ、自分の中で、自分自身のことと、先人の知恵が、うまく咀嚼して繋げられてないんでしょうね(抽象化と構造化)。
ここはこれからまだまだ研究が必要な点と思ってますので精進します。

とにかくこの
「ドキドキを伴うオーナーシップ」
とでも言いましょうか。
この肌触り、大事にしたいと思うんですよね。この感じをここでは「!」で表すことにします。

閑話休題。

ここからはしばらく、焦らず、自分と世界との化学反応を観察してみます。

このnoteが「自分モニタリングシステム」として機能してくれることを期待しての再出発です。

また、noteで自分をモニタリングして文章にすることで、ともすれば日常で忘れてしまう「!センサー」を継続的にONしてくれる効果もあることを実感してます。

ある時、思ってもないところから、
       !
となるモーメントが訪れたら、そのこと自体がエキサイティングだと思いませんか?
たとえ独りよがり、思い過ごしだとしても。

終の趣味探しの旅。
私の一歩目は「言い訳を削ぎ落とす」こと。そのために、まずは頭に染み付いた「道具ありき」「コピペ根性」を削ぎ落として、
手ぶらで旅に出てみます。

さあ、どんな「!」に出会うでしょうか。
なんだかもう、絵でなくとも良い気さえしてきました…。
手元のメモには「衝動と没入」と殴り書きしてます。なんで絵なのか?も、この観点でもう少し掘り下げていければと思います。

また「!」しますね。


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