nmmnに対する私の考え(表明)

私はもうレイヤー歴をかなり詰んだコスプレイヤーです。
長い間コスプレしていましたが大きな壁にぶつかりました。
nmmnというジャンル枠
ゲーム実況者さんでとても大好きな方々がいます。
𓏸𓏸の主役は我々ださん、日常組さんです。(隠語を使わないのは敢えて明確にお伝えするためです。)
好きなものをコスプレしたくなる性なのでここでこのジャンルについて深く悩むことになりました。
ここではnmmnジャンルとはなんだろうか。そしてこのジャンルに対する私の思うところや取り扱い方、そして在り方について長くなりますが書かせて頂きます。

※これはあくまでも私の一見解です。
この考えを強要したい訳でも免罪符にしたい訳でも無くこういう考えの人もいるんだな程度に捉えてください。
最初に申し上げますが、私はマナー違反と言われる立場の考えです。


長いので要点だけ読みたい方は☆マークの所をお読みください

1,nmmnとは


nmmnとは一般的に実在の人物が絡むジャンル(著名人、芸能活動されている方、YouTuber等)のことをnmmnと言い、実在の人物がキャラクターとして演じたりすることによって存在するものをhnmmn(特撮や2.5次元舞台等)と刺しています。
今回私が取り扱うものはゲーム実況者さんです。
これをnmmnと呼ぶかhnmmnと呼ぶかも議論になる所ではないかと思いますが、こちらはnmmnとして取り扱われることが多いかと思います。

2,nmmnルール、マナーとは?

では次に、今回このnoteを書くにあたっての要となるルール、マナーについてです。
私が把握している限りでは元々このマナーができた発端は、nmmnでは無い二次創物も今よりももっと取扱が厳しい中でご本人様が二次創作の対象になることから
ご本人様や、そこに関わる人達に見つかってご本人様や関係者が嫌な想いをしないように、見つからないように隠そう。
自分たちの好きな界隈が無くならないように自衛しよう。

であったと思います。
実際にご本人様方のグループ内メンバーとの恋愛や在りもしない事柄を書かれているのを発見し、嫌な想いをされたり、それを事実と受け止めるファンも実際にいたわけです。
そこからこのルールがファンの間で暗黙の了解から鉄の掟のように扱われだしました。
もちろんFAはご本人様からしても嬉しいもの。
ただ、そこから逸脱したファンの性癖みたいなものは隠していこう!がスローガンみたいなものであったのではないかと思います。

では、ここで隠すべきものは何かという問題になります。

元々nmmnという言葉が使われだした時代でいうと、私が耳にした時は芸能人や戦隊モノ、バンド等(主にV系)の二次創作が最も活発だった時でした。
その時は今よりも漫画やアニメゲーム等の二次創作も好まれる物ではなく、コスプレに関していうとかなりマイナーであり、好まれない二次創作でした。
更にご本人様の目に入ったこともあり、絶対に見つかってはいけないという意識になったことが経緯であると記憶しています。
その時に出来たnmmnルールですが二次創作そのものを全て隠す(イラスト、文章、グッズ制作あらゆるもの)という意向もありましたが、主となるところは
・CP物(BL、GL、NL)など事実と逸脱する関係性のもの
・捏造(ショタ、にょた、ケモ耳、年齢操作など)された事実と逸脱するもの
これらに対して鍵をかけ希望した1部の人しか見れない状況にする

といった状況だったと思います。
どれにも総じて言えることは事実と逸脱しているという点です。
ご本人様達のパーソナルに関わるところへの空想や、実際の年齢や性別などと異なる空想は確かに事実では無い妄想の塊であります。
生きている、現存している物事を扱うということは、設定資料集がある訳ではなく、その人の時間の分だけたくさんのストーリーが生まれていく現在進行形のものですし、その中で捏造された事実とは異なる部分が、あたかも事実と混同してしまう場面も多くあったことで、やはり不快を現された事がルールの発端だと思います。
そういったことがありご本人様の意識を尊重し、

ご本人様や関係者に迷惑をかけない。
内々で楽しむ。

これがnmmnルールの基礎になりました。

ここまで前提の話を長々としてきましたが本題となる
現在、よくnmmnルールとして言われている項目を挙げると
・CP物(BL、GL、NL)など事実と逸脱する関係そのもの
・捏造した世界線(ショタ、にょた、ケモ耳、年齢操作など)や事実と逸脱するもの
・コスプレ

先に挙げたものの中から二次創作(ファンアート)そのものを隠す傾向は緩くなり代わりにコスプレが加わりました。

ここから少し憶測です。
コスプレというジャンル自体が2次元を3次元に落とし込むようなジャンルです。
一般的な二次創作(イラストや小説)のように平面ではなく現実にいる生身の人間が、生身の人間の格好を真似る
この字面だけでも不快に感じる方もいると思います。
この不快感がそのままタブーになっているのだと思います。
また、コスプレはいかに2次元を3次元(リアル)にできるかが面白いところでもあります。
この良さであるところがnmmn界隈だと元が3次元であるが故に悪さとして突出したのだと思います。

そして、いつからか本人の意思を尊重することから隠すことに重きが置かれるようになりました。

3,コスプレってどのジャンル?


ここではコスプレというジャンルがどのような立ち位置として現在取り扱われているのかを少し書こうと思います。
nmmnの話とは少し異なる所もありますが
コスプレというものは1種の二次創作だと言うことを先に結論として述べさせて頂きます。
以下についてこの項目は読み飛ばしていただいても構いません。

コスプレというジャンルが、なんだか1部アイドル化している事もあり二次創作の中のコスプレというジャンルより「コスプレ」という1つのジャンルになりつつある事かと思います。
しかし私の認識としては二次創作です。
手芸の一環だと思っております。
そこに体現という表現方法が加わりユーザー(創作者)の顔も見えるので特殊なものになってはおりますが、あくまでもファンが行う創作活動であると考えてます。
特に私の場合で言うとなるべく作れるものは作りたい!と思っておりますので衣装もほぼ自作です。
これは私なりにキャラクターへの解釈があり、そこにオリジナル要素として布の質などの素材や3次元での表現の挑戦があります。
これはイラストや文章でのキャラクター表現に各々の作風があるのと同じと考えております。
何も無い真っ白な紙に絵や文を書くように
何も入っていないカバンをデコレーションするように
何も形を成してない布を形にする二次創作です。
ぬいを作る先にあるのはデフォルメされた2次元の個体化ですが
コスプレにあるのは実際の人間がその中に入り3次元の目線での表現と化す。
そこの違いでしかありません。
ある意味で変身と取れる所があるからこそコスプレそのものがnmmnとなっているのもわかるのですが、私たちレイヤーはあくまでもユーザーであり一般人です。
私は衣装やメイク等で体現したものをカメラマン様方のお力を借りて作品として作り上げる創作活動であると考えています。

4,☆ゲーム実況者様方のnmmnに対する位置づけ


現在の位置としては実況者、VTuber含め配信、動画業界はnmmnとして取り扱われていることかと思います。
実況者たちはキャラクターとしての仮のアバターや立ち絵などがありますし、表に立つ者としてある程度の実況者としてのキャラ作りがあるかと思いますが、仮の姿の先にいるのはご本人様ですね。
そこにおいては生きた本人達の意識があるのでnmmnとして取り扱われています。
しかし、二次創作の対象になるのは大方アバターや立ち絵が対象です。
実際の姿を出している方のFAも拝見しますが、9割方仮想の姿の方ですね。
私としては、これはご本人様を直接指しているものかと問われれば、違うものでは無いかと思っております。
あくまでもキャラクターである部分があり、白か黒かでいうとグレーだと思っています。
とすると、実況者やVTuberはキャラクターとして扱うのか、その先にいる本人様たちとして取り扱うのか?
ここが1番の論争になり、何度もファン同士での学級会が開かれ、決着の見えない主張が繰り広げられています。
どちらの意見も間違っているものではなく、これは個々の捉え方次第で大きく意見が分かれるところです。
私としてはここで1番に尊重すべきは取り扱われるご本人様方の意思であると考えています。
ここからは私の主な二次創作活動させていただくグループ様のご意見です。
我々だ!さんでいうとリーダー(総督)であるグルッぺンさんから二次創作に関する丁寧なガイドラインがあります。
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2017/8/9 ブロマガから抜粋

一つの明確な基準を皆様に提示することに致しました。『我々だ』に関する二次創作全般において、
「ハーケンクロイツ(鉤十字)」の利用を
今後ご遠慮いただくようお願いします。
具体的に申し上げると、以下の通りです。
多くの人が目にする場合、無用の誤解を避けるために卍(まんじ)マークを含めて「ハーケンクロイツ(鉤十字)」の表現の自粛をお願い申し上げます。
特にナチスドイツを礼賛するという目的、またはそのように受け取られるような表現は、『○○の主役は我々だ!』の活動趣旨と著しく異なりますことを、どうぞご理解ください。
多くの人が目にする場合とは以下の事例を想定しています。
・SNSへの投稿(pixiv、twitter、facebook等)
・イベントでのコスプレ
・同人誌、同人グッズ
・その他上記に類するもの
このお願いの時点(2017年8月)では、「ハーケンクロイツ(鉤十字)」以外の表現の自粛をお願いしているものはありません。
(中略)
私たちは「あらゆる創作表現を歓迎」しており、
表現の自由はこれまでも、そしてこれからも保障され続けるべきであると考えています。
もしも今後、自粛をお願いしなくてはならない事例があった場合、その都度このブロマガを、主な情報発信の場として活用していきたいと考えております。

2019/7月改訂版 ブロマガより1部抜粋

■基本方針
「○○の主役は我々だ!」に関するリアル、ネットを問わないあらゆる
逸脱も含めた二次創作表現を全面的に歓迎しています。
利用者間では
・どんな創作表現にも、とてもおおらかに
・各人の解釈や方針に干渉しない
・作劇上、我々だの中の人の感情や事実を配慮せず、忖度もしない
 という方針で運用をお願いいたします。
※各サイトにおいて動画での収益受け取り等は自由です(2019年7月追加)

■禁止事項
「○○の主役は我々だ!」に関する自由な創作表現の継続を保護するために、以下の禁止事項を定めます。

「ハーケンクロイツ(鉤十字)」を扱った一切の装飾表現(卍マーク等文脈によっては誤解与えるものを含めます)
・公式のロゴの利用等によって企画そのものを「○○の主役は我々だ!」公式が行っているかのように明確に誤認される表現

■注意してほしいこと
コスプレなど「どこで何の表現をして良いか」はそれぞれの場を提供する主催者によって制限されていることがあります。
そうした場で発表をする場合、主催者の定めるルールを優先してください。

以上、『我々だ』夏コミ参加についてのお知らせをお伝えしました。


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こちらの記事以降二次創作に対するガイドラインへの変更点はありません。
また、日常組ではしにがみさんは以前レイヤーさんと楽しくお写真を撮られていることや
トラゾーさんはXにて(要約)権利関係があるからYESとは明確には言えないけれど嫌な気持ちはみんなしないと思うよとユーザーからの質問に答えてくださっております。
また他の配信者様方においてもタグを使っての発信の許可や好意的な感想もあります。
nmmnルール、マナーは元々ご本人様方のお気持ちを尊重してファンの気遣いで出来たもの。
元の発端がご本人様方を考えたお気持ちであることから、許可や友好的意思表示をして下さっているご本人様方の意思を有難く頂戴するのは悪いことでは無いと思います。
しかし、nmmnマナー、ルールとしては、それよりも先人達が築いたルールを守るという保守派意見が圧倒的多数であります。

5,☆私が遵守するルール、マナーについて

前置きが長くなりましたが本題です。
私が守るnmmnルール、マナーてしては

①先にも上げていました
・CP物(BL、GL、NL)など事実と逸脱する関係せのもの
・捏造(ショタ、にょた、ケモ耳、年齢操作など)された事実と逸脱するもの

については鍵をかけるなど公開範囲を限定します。(そもそもこのような表現をする気持ちはありません。)                                                              

②nmmnであることを、公開する媒体の概要、説明欄にて注意喚起の一文を入れます。

③ご本人様の中でもコスプレに嫌悪感がある方のコスプレはしません。

④人として、レイヤーとして、イベントや施設などのルール(軍服等の衣装の制限、持ち込み物の規定、禁止行為等)を守り、場所のルール上、行ってはいけないコスプレはしませんし流血表現などセンシティブな表現がある場合はワンクッション入れての公開を行います。

何度も言いますがコスプレに関しては一般的な二次創作と変わらないものと位置づけます。
創作活動をするにあたって作った作品は公開したいですし、カメラマン様方にとっても写真は作品です。
私たちは持ちつ持たれつでお互いの存在で作品を作る。言わば共同制作です。
カメラマン様の作品を世に出せないことも私としては大変心苦しい思いがありますので公開させて頂きます。
あと、何よりも二次創作するにあたって、同じコンテンツが好きな方々と一緒に盛り上げ、好きの共有がしたいです。
なので鍵はかけません。非公開にはしません。

そこで、苦手なものを見る機会を他の人に与えてしまうかもしれませんがSNSは自分で得る情報を選ぶことができるものかと存じます。
大変自分勝手で申し訳ありませんが個々での自衛をお願いします。

鍵を開けて活動する上で厳しいご意見などもあるかと思いますが受け止めます。
しかし、いいねと思って下さった第三者への攻撃、誹謗中傷やご意見は止めてください。
それを受け止めるのも公開している私の責任です。

冒頭でも申し上げましたがこれは私の一意見です。
強要するものでも同意を得るためのものでもありません。
承認欲求のためにコスプレという二次創作をしているわけでもありません。
あくまでも私のファンアートであることを御理解頂けますと幸いです。

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