【ハンガリーワーホリでの仕事は? 】リモートワークで生計を立てた私の例
ハンガリーワーホリで気になるのが「どうやってお金を稼いで暮らしていくのか」。
ブダペストにはいくつか日本食レストランがあり、日本人スタッフも見かけるので、現地の仕事が全くないというわけではなさそうです。ただし、ここはハンガリー。ハンガリー語が全くわからないとなると、仕事をゲットするのが難しいのは事実です。
加えて、たとえハンガリーでアルバイトをゲットできたとしても、時給は日本円で600~700円。現地の共働きの夫婦の平均的な月収が二人合わせて25万円ほどとも聞きました。
お給料が低くても物価が安ければよいものの、ハンガリー、特にブダペストの物価は現在、日本とほぼ同じか、食糧や日用品については日本の方が安いくらいです。家賃もブダペストはとても高く、シェアハウスで月6~8万円が相場です。
この状況を踏まえ、私は現地では働かず、日本のリモートワークで生計を立てることを最初から決めていました。
ハンガリーに住む前、オーストラリアでワーホリをしていたのですが、その段階から準備をしていました。
現地の日本食レストランで働きつつ、ハンガリーワーホリに備えて、完全リモートワークで行える日本の仕事探しを開始。元々個人で旅行ブログを運営していた実績を活かし、ライターとして複数の企業と契約を結ぶことができました。
オーストラリアではレストランでの仕事をメインに、空いた時間でライターの仕事を行い、ハンガリーワーホリでの完全リモートワーク生活を実現させる素地づくりを行っていました。
そして、オーストラリアワーホリを終えたタイミングでライターの仕事を増やし、フリーランスのライターに完全移行。ハンガリーにワーホリ滞在していた約10ヶ月間、現地では一切働かず、完全に日本企業からの収入で暮らしていました。
ハンガリーはEU加盟国ですが、ユーロではなく自国通貨の「フォリント」が使用されているのも助かりました。私がハンガリーに住んでいた時期は、1ユーロ160~175円と超円安。フォリントも以前に比べれば円安にはなっていたものの、ユーロと比べれば、円の価値が高めでした。
おかげさまで貯金には手をつけずに暮らすことができましたが、ハンガリーがユーロ使用国であれば、貯金を切り崩す生活だったかもしれません。