【ハンガリーワーホリの家の借り方】Facebookが一番便利!
ハンガリーワーホリで家を借りる場合、シェアハウスかアパートを借りるのが一般的です。
私がシェアハウスを探した際に、「ハンガリーの賃貸物件のオンラインサイトから借りるのが安心」という情報を見たので、ハンガリーの賃貸物件のオンラインサイト上で数件内見申し込みのメッセージを送りましたが、ほぼ全く返信が来ませんでした。効率が悪いので、オンラインサイトはおすすめしません。
ブダペストの物件探しにおすすめなのは、ずばり「Facebookの賃貸ルーム貸し借りグループ」。これ一択です。
私は「Budapest flats and apartments for rent」というグループに参加していました。「Budapest flat」や「Budapest apartment」で検索すれば、いくつかのグループが表示されるので、気になるグループに登録して物件情報を確認してみましょう。
グループに登録したら、オーナーや現在の住人から日々シェアハウスやアパートの貸出情報が投稿されるので、気になる物件があったらなるべく早くコメントやDMを送りましょう。タッチの差で住人が決まってしまうこともよくあります。
なお、Facebookで物件を探す際、注意したいポイントがいくつかあります。
①家賃の支払い通貨
家賃の支払い通貨には、自国通貨のフォリント(forint)かユーロの2種類の物件があります。日本円からフォリントに換金するにしろ、フォリントからユーロに換金するにしろ、フォリントで支払う方がレートが良いです。そのため、私はフォリント支払いの物件を探しました。
②家賃に光熱費が含まれているかどうか
家賃に光熱費(Utility)が含まれているかどうかも必ず確認したいポイントです。シェアハウスだと含まれている物件が多いですが、念のため確認しましょう。アパートの場合、光熱費は含まれておらず、物件情報には月の大体の目安金額が記載されていることが多いです。
③デポジットの金額
ほとんどの物件には、入居時にデポジット(保証金)の支払い義務があります。デポジットは、部屋に著しい損傷を与えて補修費用が発生するなどがない限り、賃貸の契約期間終了時に全額返金される費用です。
ただし、入居タイミングとビザの期限の兼ね合いで、ハンガリーに1年以下しか住まない人も多いと思いますが、ハンガリーの物件は1年契約の物件が多くなっており、デポジットを受け取れない可能性があります。契約期間を1年以下に調整してもらうことができる場合もあるので、オーナーに相談してみましょう。
加えて、シェアハウスは他の住人とのトラブルもつきもので、契約満了を待たずに引っ越す場合も多いです(私も途中で引っ越そうとした経験あり)。
個人的には、デポジットは返金されるものとは思わない方が気楽だと思います。デポジットの金額が家賃2ヶ月分以上となっている物件は選ばず、1ヶ月分程度となっている物件を選んで、万が一返金不可能な状況になっても「まぁいっか」と思う方が無駄にイライラしないはずです(笑)。
④Wi-Fiが設置されているかどうか
シェアハウスの場合、Wi-Fiはほぼ必ず設置されていますが、アパートを借りる場合は要注意!アパートはWi-Fiが設置されていない物件も多く、自分でルーターやモバイルWi-Fiを用意する必要があります。
ルーターやモバイルWi-FiはVodafonやYettelといった現地の携帯会社で入手することが可能ではありますが、滞在許可証やアドレスカードの提示が必要です。ワーホリビザを現地申請した場合、これらの発行に2~3ヶ月かかります。つまり、せっかくアパートを借りられても、Wi-Fiを契約できるまでに2~3ヶ月ブランクが発生するんです(泣)。
Wi-Fiのない物件を検討する場合、自身の滞在許可証とアドレスカードの有無、Wi-Fiの必要性などを考慮してくださいね。
⑤必ず内見に行く
「現地についてから家を確保するのは不安…」という思いから、内見をせずにメッセージのやり取りのみで物件を借りようとする人もいますが、個人的にはおすすめできません。
私はオーストラリアとハンガリーでシェアハウスを借りたことがありますが、実際に物件を見てみると、「写真より設備が古い」「キッチンの使い勝手が悪い」など、気になる点があることもしばしば。
また、周辺の治安も実際に訪れることでわかる部分があります。私の場合、ブダペスト8区の物件の内見に訪れたところ、近くの建物に落書きが多く、歩いている人も移民が多く、治安がよくなさそうだったので、結局物件の中を見るまでもなく、却下しました。
ちなみに私は「治安がよくないので、用事がない限り近づかない方がよい」と書かれていることも多いブダペスト東駅から徒歩10分ほどの7区の物件に住んでいました。「東駅から徒歩10分って、治安ははたしてどうなのだろうか…」と思いましたが、ハンガリー人が四六時中通っているエリアで、一度も怖いと感じたことはありませんでした。
ネットの情報だけを頼りにするのではなく、実際に現地に行って、物件の中身や近隣の治安を必ず確認してくださいね。
「ちゃんと家が見つかるのか不安…。日本にいるうちから家を見つけて、安心してハンガリーに向かいたい!」という気持ちはわかります。でも、オーストラリアとハンガリーの2ヶ国の家探しをした私の意見としては、内見せずに家を借りてしまう方がリスキーです。きれいで便利な家に慣れた日本人の感覚では、「こんなとこ住めるかい!」というような家もあります。
特にブダペストでは、留学生が早ければ3ヶ月から半年で帰国するため、いつでも新規の空き物件情報があります。焦らず、到着してから2週間ほどホテルやドミトリーに泊まって、現地でしっかり物件の内見をし、オーナーと話してから家を借りましょう。