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ドイツ国際平和村DVD紹介
こんにちは。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
全国的にお天気の悪い日が続いており、各地で大規模な災害が発生しています。報道を見るたび、心が痛みます。
広島県でも、河川が氾濫したり、土砂崩れが起こったりして、大きな被害が出ています。
「最高気温が38度」という報道があったかと思えば、「経験したことのないような大雨」といった文言を見聞きしたり。また、世界各地では山火事もしばしば起こっています。まさに気候危機を感じる今日この頃です。
こたえのない地球規模の課題に対して、アンテナを高く張って、自分なりに考えを持つこと、具体的なアクションを起こしていくことが欠かせません。
また折を見て、気候危機に関することをここでもシェアしていけたら、と思っています。
さて、本日は、ドイツ国際平和村のDVDについて、紹介をします。
先日のオンラインセミナー後に、事後学習も兼ねてDVDを観ました。
「戦場で傷ついた子どもたち〜ドイツ国際平和村の10年〜」
東ちづるさんが、「世界ウルルン滞在記」(1995-2007)という番組でドイツ国際平和村と出会ってから、継続的に足を運び、紛争で負った傷や病を治療しにやってきた子どもたちと関わります。
東さんは継続的に支援をするなかで、さまざまな葛藤を抱えていました。平和村のスタッフたちとアンゴラに出向き、ドイツで治療を受ける子供たちの選別も行います。そのシーンは、見るに堪えない、辛いものでした。
DVDの中で、東さんは「ドイツ国際平和村が、私の人生を大きく変えてくれた」と断言しています。想像を絶するような世界の現状に目を向け、関わり続けることは並大抵ではできません。
家族が揃って暮らすこと、水も食糧もすぐに手に入る環境があること、教育が受けられること、夢を持つこと、それらはすべて、当たり前ではないのです。
世界各地で起きている紛争について、知らなくても生きていける。自分が考えなくたって、誰か他の人が考えてくれる。自分にできることは何もない。
そうやって「考えないようにする」ということが、どれだけ罪深いか、ということを改めて考えさせられました。
だからこそ、ここで思いや考えを書くことで、誰かの考えたり行動したりするきっかけを生むことができたら、とささやかに願っています。
最後に、DVDの中の、ドイツ国際平和村の前代表ロナルド・ゲーゲンフルトナーさんの言葉を紹介します。
“私はアラーの神やブッダのようにはなれない。私は人間だ。人でなければならない。あらゆる弱さをもち、過ちを繰り返す。しかし私には子供たちのそばにいて、直接痛みを感じられる2本の手がある。2本の手が子供たちを救い、そして私も救う。
平和村から母国に帰る子供たちは価値観が変わり、人を差別しなくなる。そして母国で学校に行きたいと言う。騙されないために・・・
これまでアンゴラに千人を越える子供たちが帰ってきた。その子供たちもいつか親となる日が来るだろう。私には地球を変えることはできない。だがその子供たちが次の地球を変えてくれるだろう。“