Mac で QMK firmware のビルド環境を構築してみた
Keyball39 を組み立てて動かせたものの, ファームウェア書き換えを以外に解決方法のない問題に遭遇, QMK firmware のビルド環境を構築する必要がありました.
本記事では, 自作キーボード初心者が M2 Macbook Air (Mac OS Sonoma) で QMK firmware のビルド環境を構築した際, 詰まった点をご紹介します.
まずは先人のお知恵を拝借
最も参考にさせていただいたのはこちらの記事. この通りに進めて途中で詰まることがなければ, 本記事は読む必要がないかもしれません… それほどわかりやすく簡潔にまとめられています.
途中で詰まった箇所
Homebrew のインストール
公式ホームページに記載された下記のコマンドを実行しただけでは, brew を使えるようになりませんでした.
terminal 上の表示をよく見ると, なにやら追加のコマンド実行が必要そうな文言を発見.
その通りに 2 つのコマンドを実行すると確かに brew が使えるようになり, 無事に git と qmk_firmware をインストールできました.
terminal 上の情報見落とし, ダメゼッタイ.
qmk_firmware のクローン
なぜか github から qmk_firmware のクローンができなかったため, QMK firmware 公式ドキュメントを参考にセットアップを試みました.
デフォルトでは ~/ に home folder を作られてしまうのが嫌だったため, 下記の通りにあらかじめ作っておいたディレクトリを指定しました.
.hex ファイルの生成場所探し
その後も先人のお導きによって着実にセットアップが進み, コンパイルが成功したまではよかったのですが, 肝心の生成物がどこにあるのかわからず探し回ることに…
ここでも答えを授けてくれたのは terminal 上の情報でした.
はい, qmk_firmware フォルダにコピーしたとガッツリ書いてあります.
terminal 上の情報見落とし, ダメゼッタイ.
この記事は Keyball39 で書きました.