かけこみ注文のはなし
昨日まで、重めの仕事が続いていました。
今日から数日はゆっくりできる。先週の自分よ、お疲れ! と思っていたのに、朝イチで実家の母から電話がかかってきました。
余談ですが、母、この度時代の流れに流れ流されて、スマホデビューしました。結果、現在電話をかけてくることしかできません。ガラケー時代は、メールを使えたのですが。先日は、「LINEを読んだけど、既読のつけ方がわからない」と電話がかかってきました。こちらからの電話を受けることができるのかは、不明です。
そんな母の用件は、「うちの分のお正月飾りをひとにあげてしまったので、追加で作って欲しい」というもの。
……だから、「予備はいらないのか?」と納品の時にあれほどきいたのに……!
そんな予感こそしていたけれど、注連縄は藁の新鮮さがキモなので、余分は仕入れなかった私。土台の注連縄が残った場合は、結果的に廃棄することになる。来年使うわけにはいかない。
「やっぱりか」と、うなだれながらも(母には見えない)、「あり物の資材見てみるわー」と返答して通話終了。
一週間早ければ、資材を取り寄せしても間に合ったけれど、今からでは注連縄を仕上げるところまで考えると年末にギリギリ間に合うかどうか微妙。なので、資材の取り寄せは、却下。
実は、毎年半端に使い残している資材というのが、けっこうあるのです。ロットがあるので、使い切れることの方が稀。飾りものは、それを駆使しよう。在庫処分のいいチャンス。
さて、土台はどうしようか。手間をかければ色々できるけど、手早く終わらせたいので、100円ショップにリサーチに行くことにしました。最近、近所にセリアができたので、そこにしよう。
そしてゲットしてきたのが、こちら。
稲藁っぽいんですが、材質は水草と記載されていました。水草で作るとは、知りませんでした。
形がちょっと求めているものと違うので、自分で好きな形に仕立てます。グリーンのワイヤーを切って、両端を新たにとめ、整えます。
ちょっと楕円気味にしてみました。
稲藁よりも、がさがさと硬い印象でした。
余っている資材を飾りつけて、出来上がり。
どうせまた「足りなくなった」とか言い出すので、3つ作っておきました。
100円ショップなどの資材は安価でありがたいのですが、「うーん、ちょっと惜しいんだよなー」ということも多いです。そんなときは、自分で少し手を加えることで、かなり自在に使えます。