お引越し
人生の転換期って、こういうことなのか……
そういう衝撃の中にいる。
この一年あまりの間に、人の中の自分の立ち位置がわかるようになり、「割が合わない」と感じるものを捨てる準備を始めた。と言っても、心の中で予定をたて始めただけで、現実には掃除をして不用品を捨てるくらいしかしていない。でも、捨てるべき物は「捨てられる」流れになってきた。
思いがけない形で。
相続の関係で、今の住居から、違う所有物件に移ることになったのだ。(実は、そちらの物件を先に売却する予定だったが順番が変わった)
数日前から、相続した不動産の売却や、それに伴う引越しをいつにするか、どの方位を狙うか、ゆうきこよみを見ながら、いくつかのパターンを考え始めた矢先のことだった。
「捨てたい」ものの中で一番苦痛なのが、町会役員の仕事。自分の生活パターンに合わない時間に動かなければならなかったり(そのせいで仕事が出来ない)、町会行事のために子供の進学希望のオープンキャンパスに付き添えなかったり。なぜ、ボランティアなのに、プライベートや仕事をこんなに犠牲にしなければならないのか、怒り心頭。厚意をこんなに後悔するとは思ってはおらず、ストレスが溜まりまくっていたのだけれど、まさかの引っ越し。
町民ではなくなるので、町会を抜けることになり、当然役員からも解放される。役員を引き受けるときに、任期途中で引っ越す可能性があるとは伝えてあったけれど、まさかこんなに早く実現するとは。
ラッキー✌️
「未来は自分の思いが作る」っていうけど、これはホントだなと。
父の残した色々を引き継ぐには、余計なものは捨てていかなければならないということなのかもしれない。
(私があまりに嫌がっているので、父が助けてくれたのだろうか?)
周辺住民もきちんとした人が少なくなり、住み心地が悪くなってきたので、引っ越しを心待ちにしている。