故人とのパーティ
やきとりが食べたい。
数日前、出張エステに向かう途中、新しく出来たやきとり屋さんを見かけた。
ちなみに、北海道・道南地区でやきとりと言えば、豚精肉と長ねぎが串に刺さっている。私は豚精肉は苦手なので、やきとり=焼き鳥(鶏肉)ではある。この周辺で、やきとりの表記がたいてい平仮名なのは、鶏肉ではないからなのかも? と今思った。
一応付け加えておくと、やきとり屋さんには、鶏串もちゃんとある。私の好物は、とり皮・せせり・手羽先。
……地域のネタに思ったよりも文字数を割いてしまったが、やきとりが食べたい。…………5日前にも食べたのに。
やきとりは好きだが、週に二度も食べるほどの大好物ではない。飲み会でもなければ、半年に一回くらいしか食べない。
ああ。なるほど。
叔父が食べたいのか。
5日前……前回やきとりを食べた日、長く闘病していた叔父が息をひきとった。叔父の好物はよく知らないが、亡くなったその日の夕食に、何となく私はテイクアウトのやきとりをチョイスしたのだ。
そして、今も。納得いったので、夕食は、また別のお店のやきとりにしよう。
亡くなった方やご先祖さまが、生きている人間と一緒に食事をする。
毎回気がつくかどうかはともかく、この現象は、我が家ではたびたび起こる。
この話は、あまり人にはしないで来たのだけれど、それをオカルトではない雰囲気で、サラッと世間に流してきたのが、西企画だった。
初めてそのツイートを読んだ時には、「こんな上手い表現があるのか!」と感激したので、シェアしたい。
この種のツイートはたくさんあるので、わかりやすいものを選んでみた。(「今回のリクエストはローストビーフ」とか、遡って行くと色々あって面白い)
これを知って以来、お盆とお彼岸の「食べたい欲求」には従うことにしていて、我が家で一番感度が高いのは娘。
その夜は、やきとりパーティ。
翌日は何を食べたいか娘に訊いたところ、からあげで意見が一致したので、間違いないということで、からあげに決定。ビールもつけた。
叔父とのパーティは、その夜で終了。
こんなに塩分とカロリー高いものばかり、毎日食べてられないので😅
あとは、家族のところで楽しんでね。