慶ごとに添えて

相変わらず美容系の仕事はできないけれど、手仕事の依頼は来るので、なんとなくは働いている。

繁忙月のラストスパートか、ここ一週間くらい駆け込みの注文が多い。皆さまも繁忙月のせいか、納品もなる早希望。

気分が上向きはじめてからの依頼で良かったと思う反面、浮上したから仕事が入ってきたのかなという気もする。卵が先か、鶏が先か。どちらでもいい。繁忙月も今日を含めてあと3日。もうへとへと。……これが終わったら、休息がくる。受験も終わるし、休んでやる〜！

けっこう急ぎだったマスクカバーの納品が終わり、昨日は、小学校の卒業式に袴を着るお嬢様の髪飾りを作った。

こういう「一点物」の仕事は、とても楽しい。

結婚式のブーケや、ヘアオーナメント、ネイルチップなどは、お客さまの衣装や髪型に合わせてのオーダーメイド。

毎回感じるのは、「やっぱりオーダーメイドっていいなあ〜」ってこと。

私に依頼してくださるお客さまは、だいたいがご紹介。

指定があるのは色と予算くらいで、「あとは、お任せします」になるのがほとんど。デザインを考える時間も楽しく、毎回目一杯楽しませていただいている。

慶事も弔事も、心を込めて。

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我が子も、やっぱり袴姿で小学校の卒業式に臨んだ。

着付けの時間が早かったり、自宅で髪をセットしたりと、とても大変だったけれど、マスクなしで晴れ晴れと着飾っての卒業式が懐かしい。

あれから、もう三年。今月には中学校を卒業する。

早く、お祝いごとを心置きなく楽しめる生活が戻りますように。