五黄土気の嵐、縁に救われる。
土用が明け、立秋と共に始まった「五黄土気の月」。
五黄土気の年✖️五黄土気の月。年盤と月盤が重なる、【超繁忙期】。
これ以上ないくらいの、五黄土気。
夏土用も五黄土気感満載だったけれど、まだ続くのか五黄土気。もう永遠に土用なのではないかと、打ちひしがれていた八月前半。
とは言え、お盆入りまでは仏花のバイトで超忙しく、「これぞ超繁忙月!」で、五黄土気がどうとかいう感じは、ほとんどなく。気象が荒れまくっていたので、そこに五黄土気を感じた次第。
お盆中は、身体(主に腕)を休めることを優先しながら過ごした。
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そして、お盆が明けて、五黄土気の嵐が吹き荒れている。
【世界の再生】のための新陳代謝がハンパない……!
ここで新陳代謝をおさらいすると、「破壊と再生」ってことになる。そして「対処が必要なところに問題が発生する」というのがポイント。
今、まさに、破壊と再生(再設定)の真っ只中。
問題が起きたのは、実家の父。
八月が始まった直後の検査で膵がんの再発が発覚し、そこから、担当医とのコミュニケーションが長いこと上手くいっていなかったことがわかり。問題を抱えながらも、新しい抗がん剤開始。
転院するだの、セカンドオピニオンだの、都会の病院に抗がん剤治療に通うだの、父が完全にとっ散らかっており、後先考えずに先走った結果病院難民になるのを阻止するために、走り回ることになった。(現在進行形)
膵臓の病気ってところが、土気だなあ、と。
治療の場をしっかり整えて、新たな治療に向かう出発点がここなのだろうなと思って頑張っているところ。
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去年から本格的に西企画の【ゆうきこよみ】による運勢を参考にして生活し始めて、本当に、ゆうきこよみに出会って良かったと実感している。
私は、決してコミュニケーションが上手なタイプではないけれど、去年は出来るだけ「協力」や「情報共有」をしようという年だったので、「報告」と「出来ないことは、お願いする」ことを心がけて暮らした。すごく苦手なことだったけれど、その結果、今現在、「相談」と「お願い」が出来るようになっている。こういうのも慣れとか訓練で、どうにでもなるものだなと。五十歳目前にしても、出来るようになる!
「情報共有」には、報告するための確認が必要なので、「問題」を見て見ぬ振りをしなくなった。「問題」や「故障」をそのままにしておくことが凶だというので、とにかく初動だけはナルハヤですることにした結果、「面倒なこと」がいつまでも残っていることもなくなり、イライラすることも減ってスッキリ。
この、「出来るようになった色々」のおかげで、今とっても助かっている。
今年の私は、「調べる・教わる・誰かと一緒に考える」のが鉄則。
色々調べたけれど、やはり医療のことは限界があるから、支援室に相談に行ってみようと思った矢先、すごく頼りになる人を思い出した。
かつての上司、訪問看護ステーションの所長。
十八年くらい前、私は彼女の元で事務員として働いていた。美容で独立することになり、訪看の仕事も大好きだったので、「身体がふたつあればいいのに」と思いながら退職したあの時。
「辞めないで続けなよ」と、引き止めてくれた所長。
退職後、二度ほど、街中で会って、少し会話したくらいしかお付き合いはない。
でも、「所長に相談しよう、教えて貰おう」と思い、断られたりするなんて、全く疑わずに電話をかけた。あの頃の携帯番号は、そのまま登録しているし、仕事で使っているから、多分番号は変わってないという確信があった。
所長は、十年以上ぶりの電話に驚きはしたけれど、すぐに思い出してくれて、相談に乗ってくれた。今は、独立して自分で訪問看護ステーションを立ち上げ、所長をしている。やはり最前線のベテランの知識と経験値は素晴らしく、現在のがん支援システムのことや、治療環境の整え方を教えてくれた。
信頼出来る人にアドバイスを貰えたことで、ホッとしたのは、父以上に私自身。父も、所長からのアドバイスをベースに動くことに納得してくれて、ひと安心。
所長、ありがとう。難民にならないですみそう。
携帯番号はお互いに維持しているけど、時は流れ、今はスマホの世界。
十数年ぶりの連絡になったので、これを機に、かつてはなかったLINEを交換。この十数年の文明の進化はすごいなあ……。あの頃は、私が自在にパソコンが使えるというだけで、たいそう可愛がられたものだった。今や、誰でも出来ることだけど、あの頃はそんな感じだった。
「ちょっと、はみ、まだエステやってんの?」
「やってるよー」
「今、どこに店あんの? 私もたまには癒されたい。後で住所送れ」
「了解。いつでも来て。サービスする❤️」
「ついでに、パートの看護師探してくれ。人が足りない」
「またですか!(← たまに会うと、いつも看護師が足りなくなっている)……頑張ってみます」
……十数年のブランクを全く感じない。なんだこれ。
縁があるって、こういうことなのかな。
人の助けがあるって、本当にありがたい。私も、どこかにお返ししていこうと思います。