![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168762177/rectangle_large_type_2_a81e27472744c25a86534a28f43224bc.jpeg?width=1200)
北斗晶よ、女子プロレスに謝罪しろ!⑩
北斗晶の興行つぶし 下 週プロ劇場
活字プロレスという言葉がある。対抗戦当時の週刊プロレス編集長、ターザン山本時代に広まった言葉だ。
活字プロレスというのは、書き手の妄想のことだ。選手同士の感情やシリーズを取り巻く状況などを試合に落とし込んで記事を書く。語り部が妄想によって試合に物語を与えることによって、出来試合であるプロレスに観客が熱狂する。
ターザン山本が、後に活字プロレスについて語っている。
「プロレスというジャンルは、スポーツではない。力道山以来、プロレスの試合は全く変わっていない。ずっと同じことをやっていて、.実態がない。
プロレスというのは全部妄想で、思い入れ、思い込みしかない。要は取材する側がアングルセンスで試合を見て、それを二次加工して面白く書く。それがプロレスだ」。
その週の週刊プロレスは、まさに活字プロレスの典型のような記事を掲載していた。ただただ一方的にLLPWを貶めるだけに書かれた週プロ劇場だった。
ここから先は
2,757字
¥ 300
いただいたチップは資料集めなどの経費として使わせていただきます。 よろしくお願いします。