免許取り立ての方々へのドラテク講座2 ~ステアリングの持ち方~
こんにちは、東日本ラリーチャンピオンの踏みッパです。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!
ドラテクに関して体系的に書いて行けたらと思っています。
ステアリングの持ち方
あんまり気にしない方の方が多いのでは?
握るではなく、持つです。
なぜ、2回目にステアの持ち方を選んだのか
初回がドライビングポジションだったのと、
踏みッパ練習会のレッスンで、よく指摘する項目だからです。
具体的に書いていきます
前提として、円形ステアリングでパワステ乗用車を想定。
持つ位置
運転に集中し過ぎると、いまだに私は癖で
10時10分に戻りますが、理想は9時15分です。
9時15分はステアリングを時計に見立てて、
頂点が12時0分、最下点が6時30分。
持ち方
握るではなく、持つです。
掌をステアに押し付けながら、
小指と親指で包むように持ちます。
掌を押し付ける事で、シート背もたれに
体が押し付けられ、挙動変化も感じ易い。
また、人差し指に力を入れて過ぎると、
反射速度とステア反力を感じる力が
低下します。
ただし、レーシングSIMやトルクステアが凄い車は、
ステアが取られないように握る時もあります。
掌の向き
掌をステアに押し付けていれば、
シート背もたれと掌は平行になりますが、
握ると垂直になる場合があります。
掌が垂直だと、体の構造上、
手を持ち替えず切れる角度が微減します。
不意のスライドなどで致命的です。
以上です。
そこそこ出来ていない方がいます。
次回はステアの切り方か、
ペダルの踏み方だと思います。
コメントやスキをお待ちしています
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