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免許取り立ての方々へのドラテク講座4 ~ブレーキペダルの踏み方~

こんにちは、東日本ラリーチャンピオンの踏みッパです。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!
ドラテクについて、体系的に書いて行けたらと思っています。


ブレーキペダルの踏み方

丁度いい踏力(とうりょく)ではなく、
弱過ぎるか、強過ぎる方が多いと感じます。

何故、ブレーキの踏み方を取り上げる?

一番重要で、一番難しいからです。

具体的に書いていきます

前提として、ブレーキブースター&ABS付きの乗用車で
舗装路、ドライビングポジションの記事通りの姿勢です。

ABS作動

ABS作動時は、タイヤがロック↔ロック解除を
断続的に行われている為、強い減速しながらも
舵が効きます。
ABSが無く、フロントタイヤがロックすると
舵は効きません。

ABSと制動距離

ABS作動させ続けた方が、止まれる車と、
一瞬ABS作動させ、その後は効かせない方が
止まれる車、
ABSを効かせたら、止まらない車があります。
自分の車が、どれか理解しましょう。

踵を置く位置

アクセルペダルの記事と同じです。

体の使い方

アクセルペダルの記事と同じです。
ただ、踏み切った際は踵が僅かに浮いています。

ブレーキの踏み方、戻し方

横Gが掛かっていない状態で、初期ブレーキ踏力が
一番強く、減速まで踏力を保持し、
ステア操作と連動して徐々に弱めます。

踏力の弱め方で、
車の曲がり方が、かなり変わります。

初期踏力が弱く、段々強めていくと、
減速不足や、アンダーが出ます。

ブレーキ位置を攻め過ぎると、
ロック等で減速不足の場合、事故に繋がるので、
徐々に試しましょう。

ロックする踏力・踏み込み速度

一定の踏み込み速度で踏力を変えて、
タイヤがロックする踏力(ABS作動)を憶えます。

次に、踏力は変えず、踏み込み速度を変えて、
タイヤをロックさせます。
速いとロックし、遅いとロックしないです。
この関係を憶えます。

同じ踏力、速さ、路面で踏んでいるはずなのに、
ロックしたり、しない場合は、
筋力が足りていない可能性があります。
鍛えるか、ドライビングポジションを見直しましょう。

急減速時

直線後の急コーナーは減速する為にブレーキ踏むので、
初期ブレーキ踏力は、強く踏みABS作動させ、
減速まで踏力を保持し、
ステア操作と連動して徐々に弱めます。
踏力変化が大きい為、弱め方が難しいです。

緩い減速時

緩いコーナーは、曲げる為にブレーキ踏む事が多く、
初期ブレーキ踏力は、コーナーに合わせ
ABS作動させない踏力で、減速まで踏力を保持し、
ステア操作と連動して徐々に弱めます。

以上です。
次回はクラッチペダルの踏み方だと思います。
コメントやスキをお待ちしています

動画で解説

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