免許取り立ての方々へのドラテク講座3 ~アクセルペダルの踏み方~
こんにちは、東日本ラリーチャンピオンの踏みッパです。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!
ドラテクについて出来るだけ体系的に書いて行けたらと思っています。
アクセルペダルの踏み方
たまに一般道でアクセルON-OFFが激しい方がいますが、
踏み方なのか、意識なのかは私も分かりません
なぜ、アクセルの踏み方なのか
荷重移動の事を書くのは、まだ先になりますが、
荷重移動を制御できる操作だからです。
踏み方でアンダーにも、オーバーにもなります。
具体的に書いていきます
前提として、オルガン式や吊り下げ式ペダルで
ドライビングポジションの記事通りの姿勢で
舗装路を想定しています。
メガーヌ3RSや、昔のアルピーヌA110などの
2段階のペダルは、癖が強いので除外します。
踵を置く位置
ブレーキペダル位置を把握するため、
アクセルペダルとブレーキペダルの中間位置に
踵を置きます。
踵の位置を固定し、習慣化する事で、
緊急時に確実にブレーキを踏めます。
体の使い方
アクセル開度を細かく調整できるように、
踵を付けて、足首と僅かに膝を使って、
母指球でペダルを踏みます。
細かく調整出来ないと、
レスポンスの良いエンジンだと、
低速で車がガクガクします。
コーナー中の操作
単純なコーナーを直線で挟んだ所を走る場合、
直線終わりでアクセルを離し、ブレーキを踏み、
コーナー途中からアクセルを少し踏み始め、
タイヤと相談しながら、アクセル量を保持か、
増す方向で調整し、直線手前で全開にします。
このままでは曲がらないと思い、
コーナー中に急にアクセルOFFすると、
アンダー、オーバーが出ますので、
早過ぎる全開は結果的に遅くなります。
戻し方
一般道想定ですが、急にアクセル開度を
OFFにすると、車が前傾し、余計な揺れが出ます。
関節を使い、スムーズに戻しましょう。
低μ路で、ブレーキロックしそうな時は、
アクセルを少しゆっくり戻す事もあります。
以上です。
次回はブレーキペダルペダルの踏み方だと思います。
コメントやスキをお待ちしています
動画で解説