スポルティングCP新加入のマヌエル・ウガルテって何者??
スポルティングCPにFCファマリカンからマヌエル・ウガルテが加入しました。移籍金は650万ユーロ(約8.5億円)で、契約は2026年までの5年契約となった。
契約解除金は6,000万ユーロ(約78億円)らしいです。
新型コロナウィルスの陽性反応が出ていたので、若干加入が遅くなりました。
ちなみに、この移籍金の20%はフェニックスに支払われるようですね。
基本情報
生年月日: 2001年4月11日(20歳)
国籍: 🇺🇾ウルグアイ
利き足: 右
身長: 182cm
ポジション: DMF,CMF
代表歴: ウルグアイU-20,23代表
クラブ経歴
16-21 CAフェニックス🇺🇾
21 FCファマリカン🇵🇹
21- スポルティングCP🇵🇹
20/21シーズンの成績
昨シーズンは2020年12月まで母国ウルグアイでプレイしていました。ポルトガルに渡ったのは2021年に入ってからでした。
1月に第13節のFCポルト戦でベンチ入りを果たすと、次節サンタクララ戦でいきなり先発デビューをしました。
デビュー後の数試合は新天地への適応に苦しみ、余計なファールが目立っていました。
転換点となったのは第18節のSLベンフィカ戦。試合は2-0で敗北したものの、強豪相手を苦しめるなど存在感を見せていました。
これが自信になったのか、次戦でようやく連敗を止めることに貢献できました。
その後(累積警告でメンバー外だったSCブラガ戦を除いて)最終節に至るまで先発の座を掴み、監督交代した後もスタメン落ちはしませんでした。
結果的に20試合1ゴール2アシストで20-21シーズンを終えています。
個人的に評価したいのは、強豪相手の試合が一番彼らしいプレイをしてくれるということです。先述したベンフィカや、第26節のスポルティングCPでも彼のタフさ、粘り強さが際立っていました。
プレースタイル
彼は中盤幅広く動いてボールを貰う、ボックス・トゥ・ボックスの選手です。ですが6番と8番の役割も十分に担うことができると思います。
特徴①:
高い危機察知能力を持ち、ハードなボール奪取を武器としています。90分通して粘り強くボールハントを続けてくれるタフガイです。
特徴②:
ボールコントロールが巧く、狭い密集の中でもボールキープすることができます。また、イーブンなボールでも身体を上手く使って回収&保持してくれます。
特徴③:
リーダーシップがあることです。フェニックス在籍時は18歳の時にキャプテンマークを託されており、翌シーズンにはクラブキャプテンに任命されていました。
21-22シーズンの展望
スポルティングCPでは恐らく2ボランチの一角を担うことになるだろう。パリーニャとマテウス・ヌニェスの主力2人もウガルテと同様に、ハードなタックルやボール奪取を得意としており、加入してすぐのスタメン定着は難しいと思う。
しかし今季のスポルティングCPはリーグ戦、カップ戦に加え、UCLもやりくりしなければならない。よって負担を軽減させるために、ウガルテを加えたローテーションでボランチの人選を組むに違いない。
まして、ボランチの役割的に激しいチャージを繰り返すので、出場停止やそれを回避するための選手交代が増えると思われる。
新加入選手なので徐々に慣らすのが懸命だろう。
スポルティングCPには同郷のセバスティアン・コアテスや、昨シーズンにファマリカンでチームメイトであったルベン・ビナーグレが所属しています。
彼らのサポートに期待したいですね。
ファマリカン→スポルティングCPはポテも同ルートなので、同様に活躍してくれるんじゃないか??と思ってしまう筆者です。
マヌエル・ウガルテの活躍を見守りましょう。
今回はここまでとなります!