FF7リバースの話
今日は趣味の話です。
30年ほど前に出たファイナルファンタジー7のリメイク作品の二つ目がFF7リバースのはなしです。ちなみにリメイク1作品目はFF7リメイクです。
そのリバースを、長い時間をかけてやっとクリアしました。今年の2/29に発売なので、半年以上ですね。
子供の頃はFFを買えば1週間でクリアするというくらい夢中になったんですが、大人になると集中力が持たないのと、そもそもそんなにやる時間がないってので、ゆっくりゆっくり進めて10月下旬にやっとクリアしました。
以下はネタバレもあったりしますので、知りたくない方は、クリアしてからご覧下さい。
最初にやったのは小6
FF7のオリジナルをプレイしたのは小6から中学になる頃です。ファミコン、スーファミとゲームをやって来て、初代プレステが大爆発して行く頃ですが、FF7が出ました。
6→7の変化がやっぱり凄くて、それまでずっと2Dのドット絵の世界だったのがいよいよ3Dになったのが7です。今見ればカクカクのポリゴンですが、当時はキャラが滑らかに動くことがすごく新鮮で、現実とゲームがとても近いところに来たと感じました。
ミッドカルの最初の電車のシーンの感動は忘れないですね。
ストーリーに驚愕
ストーリーも子供の私には衝撃でした。多分半分くらいしか分かってなかったと思います。
とにかく7のストーリーは複雑で、一言で言えば壮絶なSFサスペンス。そして主人公が悲しくて暗い。
それまでのRPGの主人公は勇者とかトレジャーハンターとか、世界を救う陽気なキャラでしたけど、7の主人公はかなり隠キャです。
精神に異常をきたしまくるし、魔恍中毒になるし、衝撃的な過去を知らされてどんどんおかしくなる描写があったりして、何か心に抱えているものがある主人公というのがとても新しかったように、今特に思いますね。
ヒロインが死ぬ?!
エアリスという仲間が死ぬのもとても衝撃でした。ドラゴンボールでフリーザがクリリンを殺した時も驚きましたが、エアリスがセフィロスに刺されて死ぬというのも、当時話題になりました。ヒロインが死ぬんかい!?
ってことなんですけど、そういう主人公の隠キャとかエアリスの死とかがあることで、ずーっと心に残る作品になったんだと思います。
リメイクの興奮
そんな大好きな作品がリメイクとなって戻ってきました。3部作になるようで、今回は2作目です。1作目はミッドカル編で、このストーリーもかなりオリジナルと変わっている印象でしたが、今回はさらに難解になっていました。
ザックスが生きているとかエアリスが生き残る描写があったり、エヴァの世界と少し似ているなと思うのは、そういう可能性もあるかもしれないという世界線がいっぱいありそうなことです。
色々な人が自分の世界線があるようで、それがぐちゃぐちゃに表現されるので、全然わかりませんでしたけど、思い巡らされまくり脳になって楽しいです。
とにかく面白かった
ストーリーの難解さも楽しいですが、そもそもゲームが面白かったです。
FF7を当時やった時に感じたようなフィールドの広大さも感じられるし、戦闘もサブクエもミニゲームも、最近のゲームでは一番楽しめました。
オープンワールドの考え方もエリアごとで興味深いし、何よりサブクエとかを全然やらずに進める僕が今回はかなりサブクエをやりました。
多分クリアが遅くなったのはそのせいです。
子供の時に「ゲームが楽しい」と素直に思ったあの感動を思い出させてくれる作品でした。