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初トリ

鈴本演芸場初トリ(3/23)が無事に終わりました。楽屋でずっと緊張でガチガチで、口上が終わっても緊張が解けなくて、結局ガチガチのまま高座に。

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真っ直ぐにやろうとだけ決めていて、『中村仲蔵』を。出来がどうとかこうとかは置いておいて(置いちゃいかんですねw)、とにかく初日をキチンと務めることを念頭にやりました。

僕の中では渾身の『仲蔵』です。15年分の思いで、今の『中村仲蔵』が出来たと思います。

落語家に憧れて20年ほど、自分があの場所に居るのが不思議な感じでした。

だけど、もう憧れだけではない。口上に上がってくださった師匠方と同じ土俵に上がったわけです。真打というのはそういうことです。とてつもない厚い壁(落語協会の先輩師匠方)が沢山います。

考えるだけで恐ろしいですが、こんなにワクワクすることはありません。

落語家になった時の気持ちに戻ったようです。

またここから上を見詰めて落語との格闘が始まります。

私の披露目はここから。

明日25日もトリです。ぜひお運び下さい。


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林家はな平
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