師匠と旅
久しぶりに師匠と地方へ行きました。師匠と地方公演で泊まりの仕事に行くのは一年振りくらいかもしれないです。
毎年、富山の滑川市と新潟の上越市でやっているんですが、師匠と私でもう同じ行程で周らせてもらって7、8年経ちました。
中でも上越公演は2回公演で、師匠は二席ずつなんで四席、僕は昼夜合わせて二席やらせてもらってます。
今回は滑川市から。
こちらは実は昨年のコロナ禍においても中止にならなかった奇跡の会で、去年は本当は上越とのツアーだったのが、日帰りでこの滑川市単独で公演をやらせてもらいました。毎回いっぱいになる会で、去年は3月の終わりですから、初めての緊急事態宣言が出るかどうかと言っている時でしたが、「こんな時こそ笑いが大事」ということで、開催して頂けました。
とても勇気のある決断だったと思います。僕らも行くその日まで「え?本当にやるの?」という感じでしたから。とにかくありがたかったのを覚えています。そんな滑川市の会館で今年も去年と同様、キャパを50%にしてやりました。とても良い雰囲気でやらせて頂きました。
二日目は上越市。上記した通り、こちらは二回公演。普段は中ホールというところで150人くらい入れて、それを二回やってたわけですが、中ホールと言っても広さ的には池袋演芸場より少し大きいくらいなので、イメージとしては小ホールくらいなイメージで、そこにパンパンにつめてやっていました。
流石に今回そういうわけにはいかないので、同じ会館のもう少し大きいところでやろうということで、大ホールでやりました。そうすれば同じ数のお客さんでもソーシャルディスタンスが取れますからね。
で、会場がこれです。
いや、ディスタンスし過ぎ!
聞いたら、1200人くらいのキャパだそうです。間は無いのか、と思いましたが無いんだそうです。150の普段やってた場所の次の大きさはここなんだそうです。
なるほど、名前が中ホールなわけです。中の次は大ですもんね。謎が解けた瞬間でした。
反応ですが、このでかいでかい会場に150人くらいのお客様でしたが、心配はいりませんでした。上越のお客様はめちゃくちゃ積極的です。ディスタンスを感じさせない暖かさで迎えてくださいました。本当にありがたかったです。
この状況だからこそ、笑いを求めて来てくださる方に感謝です。
また来年来るまでに力を溜めておこうと思いました。
以上、旅のご報告でした( ^ω^ )
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