名題昇進
いつも応援しております坂東彌風さんが彌三郎となって名題に昇進しました。歌舞伎役者は今や階級は名題下か名題だそうで、幹部というのもありますが、基本はこの二つ。ってわけで名題に昇進されたとのことで、お祝い会をやりました。
噺家の真打昇進はあまりに見飽きているので、名題昇進は新鮮で嬉しかったですね。8月の芝居で劇中口上みたいのもあって、それを拝見しましたがあの時は本当に泣きそうになりました。研修生から駆け上がって、台詞をもらって、師匠に舞台上で昇進を祝ってもらう。ここまでの道のりを考えると、ご贔屓の気持ちがよくわかりますね。
名題になると給料とか芝居でやることとか、色々変わるそうです。だけど、なったから安泰ではなく大変なことも多いそう。だからあえてならない人も多いそうです。
彌三郎さんは今回、堂々と昇進されて、かっこいいです。役者の方が知り合いにいるというのは噺家にとってとても良いことなので、これからもお付き合いさせていただきたいですね。あちらが懲りなければですが(笑)
さて、鹿芝居もあと1ヶ月。頑張ります!
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