第6回 ハヤシにのって〜林家はな平独演会〜
第6回目の独演会の詳細が出ました。今回は昼夜公演です。ネタは「唐茄子屋政談」です。6月1日はぜひ独演会へお越し下さい。
「第六回 ハヤシにのって〜林家はな平独演会〜」
日程 令和6年 6月1日(土)
場所 港区立伝統文化交流館
(東京都港区芝浦1丁目11−15)
時間
①昼の部 15:30開演(15:00開場)
②夜の部 18:30開演(18:00開場)
料金 予約2500円 当日3000円 大学生以下2000円
番組
林家はな平「唐茄子屋政談」ほか
※昼夜共に同一演目で申し上げます
予約
電話
はやしの会(担当:おかめ家)
090-8170-8152
メール
oasis.hanahei@gmail.com
【はな平より】
真打になって六回目の独演会です。どんな小さな落語会でも一生懸命やっているつもりですが、この「ハヤシにのって」だけはさらに力を込めてやっております。一人の噺家が落語を長く出来るのは、噺の登場人物が色々居て、その時その時で視点を変えられるからだと思います。隠居とハチ公が会話する噺でも、自分が若い時はハチ公と近い年齢ですから、それを主体に喋る。でも年を重ねると隠居さんの方に近くなってくるので、段々そちらの方にも重きを置く。そうやって噺に厚みが生まれて行くから聴いている方も楽しいし、やる方も飽きないのかなあと思います。新しく覚える噺と、今までやった噺の厚みを出す作業が今は楽しい今日この頃です。「唐茄子屋政談」は新しく覚えた噺です。どうぞお楽しみください。
【唐茄子屋政談あらすじ】
さる商家の若旦那は、道楽が過ぎて勘当される。親類、友人にも見放され、吾妻橋から身投げしようとするが、通りかかった叔父に助けてもらう。叔父の元で、かぼちゃ売りになった若旦那。知らない人々の人情もあって、みんな売れてしまう。若旦那は裏長屋でどこか品のある女に呼び止められ、残った唐茄子を売るが、わが子に食べさせる食事にも不自由するほど生活に困窮している様子を見て、子には自分の弁当を与え、女にはその日の売り上げをすべて押しつけて走り去る。若旦那は叔父の家に帰り、今日あったことを説明する。真偽を確かめるため、叔父は若旦那に道案内をさせて女の家へと向かう。ところが若旦那の渡した金は因業な大家に家賃として取り上げられ、女はそれを苦に親子心中をはかった後だった。怒った若旦那は大家の家に飛び込んで大家を殴り、長屋の住民もそこへ加勢して大騒ぎになるが…
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