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早慶文系の25卒就活

就活、長かった。個人的にはもうやりたくないです。 それでも自分なりに悩み尽くした期間でもあるし、世界の仕組みを少し知って、興味を持ったきっかけでもあるので、就活を始めてから現在インターンをするに至るまでを書こうかなと思います。

就活軸

まず、私の主な就活の軸は以下の4つ。

・共感できるビジネスモデルの業界
・人と関わり、信頼関係を築くことができる
・東京確約+海外駐在可能性あり
・なるべくBtoC

共感できないビジネスモデル(購買意欲を煽ったり、情報弱者に向けてその人のためにならない営業をしたりetc)の元で働きたくないと就活を通じて感じました。もちろん全ての会社は利益を出さなければいけないので、これはかなり判断しにくい指標ですが、せっかくなら自分の共感するビジネスモデルを持つ会社で働きたいと思いました。
また、私は人というもの自体に強い興味があるので多種多様な人がいる会社を希望していました。そして、その点が将来海外駐在できるかどうかや、社員にどれだけ多様性があるかに直結してきました。
なるべくBtoCなのは、普段の生活で人々に実際に広く使われているものの方が自分がやりがいを感じやすいなと思ったからです。ここは本当に人によると思います。

苦難の10ヶ月

まずはサマーで出した15社、全落ちします。就活は落ちてからが本番、とはよく言われることですが本当にこんなに落ちるものなのか、、と絶望しました。
仲の良い先輩に、「祈られすぎて神になってからが就活だにょん🐸」との励ましLINEを貰うも根本的にやる気が失せ、1dayインターンに3社ほど参加する以外は夏休みは就活には手をつけませんでした。
その後、夏に参加した1dayインターンの中の一社から早期先行を貰い、3-4回の急ピッチの面談を経てメガベンチャーに10月頃に内定を貰います。正直、これでかなり気が楽になりました。しかし、自分と100%合っているとは思えなかったので引き続きゆるっと就活を続けます。
*インターンはたとえ1day、または複数daysの選考で落ちても意外と早期選考をくれる会社が多いです。とりあえず興味のあるところはwebテが本選考まで使い回しでないことを確認して、全て出しましょう

そんな私に、2月に転機が訪れます。同じく夏インターンの選考の途中で落ちた企業から早期先行を貰い、なんとか最終面接に漕ぎ着けた末に当たった面接官との相性が悪く、今までで最悪の面接でした。結果は当然お祈りメール。自分が費やした時間と熱意があの15分で無になったのか、と本当に悔しくて、家のベッドの中で声を殺して大泣きしたのを覚えています。
その時に自分は今まで就活を舐めていたのだと気づきました。本気で挑むってカッコ悪いし、ゆるーくやっても受かるでしょ、と思っていたのです。
大学受験だとそうかもしれません。学力は直前の勉強を怠っても急激に下がるものではないし、運要素も少ないです。
しかし、面接においてその企業に本気で行きたいという気持ちがないとそもそもの志望理由や競合他社でない理由を調べる気にすらなりません。流石に1,2次はマイナス要素がなく通ったとしても、役員はしっかり見ています。
自分の将来なのだから、自分しかとうとう責任が持てない。その場その場の分岐点で自分なりに最善の選択と努力をするしかないと初めて思い、そこからしっかり就活に向き合いました。
自分が行きたいと思う会社には難易度関係なく片っ端から提出し、面接を受けまくりました。OB訪問も重ね、面接では心臓が飛び出るほど緊張する瞬間が何回もありましたが、どんなに辿々しくても目を見て話せば面接官は意外と聞いてくれます。とにかく相手から目を逸らさないようにしましょう。

さあ、どこへ行く?

こうして11ヶ月間就活をした結果、メーカー3社、Sler1社、キー局一社、メガベンチャー1社から内定をもらいました。そこでもまた、果たしてこの仕事を結婚・出産・子育てというライフイベントと共に両立できるか?とか、自分の理想の暮らしと心の余裕を守れるワークライフバランスと給与か?など、入社先を悩みました。ビズリーチキャンパスやmatcherというOB訪問アプリを使い、多くの社員さんにお話を伺いました。
その結果自分なりにしっかり納得した上で入社先を選ぶことができました。

就活を終えて


就活を終えて、初めて何の気兼ねもなく映画館で映画を観て、朝大量のメール通知を見ない生活に心から感謝しました。またぐっすり眠れるようになり、夜はまた友達になりました。(就活中はいつ合否の通知が来るか、いつ次の面接の申し込みが始まるか、と考えてしまい集中できなかったので、、)
それでも、就活を通じてこの世界にはこんなにも多くの会社があり、自分が普段何気なく使っていた商品やサービス1つにさえ数多くの企業と人が関わっていたことを実感しました。
また、会社によって雰囲気は全く違ってくるため、自分に合った企業を選ぶべきです。(もちろん1学生がリーチできる情報は限られていますが、知り合いのツテを使ってなるべく多くの社員さんに会い、話を聞くととても想像しやすいと思います。)
結局、これからの時代決して会社が全てではないですが、相当多くの時間を仕事に費やすのも確かです。自分がその会社に共感し、直感的に「あ、いいな」と思う企業に出会えたら万々歳だと思います。 私は、案外人生の大きな分岐点は直感で決めるべきだと思っているので、自分の感覚を信じています。

あとは、息抜きを忘れずに。
周りをシャットダウンせず、面接官の対応がクソだったこと、面接の2分前に飛び起きたこと、zoomを切り忘れていたこと、なんでも友人に話しましょう。

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