ラブ・ストーリーは突然に
ランキング好きの観点から大ヒット曲の考察①
ラブ・ストーリーは突然に /小田和正
<データ&解説>
・作詞 小田和正
・作曲 小田和正
・編曲 小田和正
・リリース日 1991年2月6日
・オリコン最高位 1位 売上 258,8万枚
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」主題歌
・91年間売り上げ1位&CDメガヒット時代の幕開けの曲。
高視聴率を獲っていたドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌で、終盤盛り上がる場面でここぞとばかりにイントロのギターフレーズが流れ、ドラマとの親和性、相乗効果で大ヒットとなった。
持論だが、音楽業界は1991年以前と以後では様々な形態が変わると感じる。ドラマやCMのタイアップから100万、200万枚等、かつてとは規模の違うメガヒットが生まれ、CDバブルの時代が、その後10年近く続くこととなる。
7週連続1位。売上推移は、74,1万枚→28.9万枚(100万枚突破)→29.3→29.2→17.5→12.3→12.9(200万枚突破)その後も長くトップ10にチャートインし、100位以内には通算44週とロングセラー。
<感想>
・時代の転換期の曲。それまでもタイアップでヒットした歌はあったが、この曲は次元が違った。91年はレコードからCDへ完全に移行した時期で、ハード面(CD)ではコンパクトになり、容易に手に取って聞くことの出来る手軽さなど時代背景もあったと思う。
ただ、楽曲が良かったからこそ、ここまでのメガヒットとなり、時期、タイミング、戦略などすべてが合致した奇跡の一枚だと思う。
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