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2024年(音楽)

あっという間に1年が過ぎ、2020年代もいよいよ後半に差し掛かりますね
年末になると音楽の年間ランキングが発表され、今年最も聞かれた曲はCreepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』
(ビルボードジャパン調べ)

ランキング20にはMrs. GREEN APPELの曲が合計7曲入り、幅広い世代から支持を受け、人気の高さがうかがえる。

アーティストトータルセールスはSnow Manで、シングル、アルバム含め3作品がミリオンを達成しており、CDが売れない時代に圧倒的な強さを誇っている。

ここからが私見。
今のご時世、情報やメディアが多様化し、誰もが知って歌える「国民的ソング」は生まれにくい状況である。Creepy Nutsの『BBBB』は知っていたが、Mrs.やSnow Manは曲とタイトルが結びつかず、年末の音楽番組等で初めて知ったという曲も正直あった。

ここ数年のヒット曲はバーチャルで無機質な傾向があると思う。
性別、感情、人間らしさなどそういった生々しい感じではなく、機械的、二次元、バーチャルなどドライな仮想世界のようなのがうけているのかなぁと感じる

その例がyoasobiの『アイドル』やadoの『新時代』、Aimer『残響散歌』など
アニメの世界観とリンクするところもあるが、ここ数年はアニメからのヒットが多く、そういった傾向が表れていると思う

また、この五年くらい、男性ボーカルのキーが異様に高くなっていると思う。上記のMrs. GREEN APPELやOfficial髭男dism、King Gnu。
今年ヒットした『幾億光年』のomoinotakeや
『シンデレラボーイ』のSaucy Dogもとても高くて、原キーで歌うのはキツイ

何故キーが高くなっているのか?理由はわからないが、
この多様性の時代、男らしい声よりも、男、女に囚われず、ジェンダー的な声(無機質?)が支持されるのかなと推察する。

後、バズる歌は、Tik Tokなどsnsが発端であることから、短時間でのインパクトが求められていると思う
低い音よりも高い音の方が耳に残りやすい(印象に残る)ので、そういったことも関連しているのでないかなぁと思う

2025年はどんなヒット曲が生まれのか楽しみです

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