イノセントワールド

お気に入りソング第二弾

innocent world　／ Mr.Children

　　
　　　　　＜データ＆解説＞　
・作詞　　　　　　　　桜井和寿
・作曲　　　　　　　　桜井和寿
・編曲　　　　　　　　Mr.Children 小林武史
・リリース日　　　　　1994年6月1日
・オリコン最高位　1位　　　売上193,6万枚　　
・タイアップ：コカコーラ「アクエリアスネオ」CM曲 

・94年間No,1売り上げ＆ミスチルの転機となった曲。
前作「CROSS RORD」で勢いに乗り、満を持してのリリースとなった。当初歌詞は、ありきたりのラブソングであったようだが、プロデューサーの小林武史が「今の桜井にしか歌えない言葉を書こう」と助言。自身の胸の内を明かす内容となったが、結果、大ヒットし社会現象を巻き起こした。

＜感想＞
・個人的にはミスチルの中で一番好きな曲である。
サウンド面では、肝はベースだと思う。サビではボーカルに負けず劣らずメロディアスな旋律を弾いているし、間奏もベースソロがあり、良さが際立っている。
ボーカルは音域が広く難しく、もし昭和の作曲家（専門職）だったらこんなレンジの広い曲は書かないと思うが、自身で作って歌いこなしている桜井さんは凄い。サビの「またどこかで会えるといいな」の～える部分でコードがマイナー（Am）になり、泣きが入るところが気持ちいい。

筆者はヒットチャート（ランキング）好きだが、
この曲は初週が20,6万枚→累計193,6万枚と伸び率が凄い（初動率約10倍！）
特筆すべき点は、発売から9週目（三ヶ月目）に約12万枚を売り上げ、チャート2位にランクインしていたこと。
初動型が多い昨今だが（←現在それも無くなりつつある…）この曲は約4ヶ月に渡りTOP10内をキープするなどロングセラーとなり、いかに巷で聞かれていたかがわかる数字である

前作「CROSS RORD」がヒットしていたが、次の曲次第では一発屋に終わるか、スターダムへと駆け上がるか大事な時期にこの曲を持ってきたことはとても大きい。
普通のラブソングだったらここまで売れてはいないだろうし、（この曲じゃなかったら）その後の活躍やミスチル現象と言われることもきっとなかっただろうと思う。