『禁忌の子』山口未桜#1

2025/1 開始。
鮎川哲也賞受賞の話題作。しかも続編が決まっている。
新進気鋭の大物新人。の予感。
昨年の発売当初からずっと読みたくて買って積んでおいた。
ここぞというときに読もうと思っていたのをようやく開いた。

今どの辺?

第三章(密室)まで。

舞台は神戸、救急医の武田が主人公。
その旧友であり探偵役が同じ病院に勤める城崎
医療ミステリのバディもの。

武田の勤める病院に搬送されてきたとある溺死体。
身元不明のためキュウキュウ十二と呼ばれる彼の顔を確認すると、武田と瓜二つ。
武田は頭の切れる城崎とともにキュウキュウ十二の正体を探ることにした。

キュウキュウ十二の生前の行動をたどっていくと、生島リプロクリニックという産婦人科医院の理事長を訪ねに何度か顔を出していた。
クリニックでキュウキュウ十二はタカハシユウスケと名乗っていたようだと知る。
理事長の名は生島京子。不妊治療の第一人者。
話を聞くべく再訪すると、彼女は死体となって彼らの前に現れた。
現場は密室状態。自殺したのか?
これから人と会おうという人物がしかし、自室で自殺するだろうか?

彼女の死の真相は?
そして彼女が武田に伝えようとしていた隠された真相とは?

武田・城崎は容疑者数名(クリニックのスタッフ・赤坂緑川金山生島蒼平)から独自に聞き取り調査を行っていく。

彼らにひと通りアリバイを聞いた城崎は章の最後にこんなことを言う。
君(武田)は生島京子に似ている」と。

ここまでで半分超えたくらい。
とまあ現在こんな感じ。
続きが気になります。

では。