かぞくのおみせ

私は今、小規模多機能事業所で働いている。

僕の住んでいる場所では、緑と青を基調とした
入り口音が、印象的な２４時間のおみせがある。

朝の業務の、お迎えに行く際、ちょっと
おトイレに行きたくなり、行ってみると
いつものベンチの近くに、車椅子の彼がいる。

おはよーって挨拶したら、

おぅ！っていって、缶酎ハイを一口
午前９時３０分てなところ。

タバコを吸い、街の風景をぼーっとみている。

でもね、、、、

知ってるんだよ。。

大事な人が、働いてるって。

チラチラ店内見てるのも。。。

なんか、幸せっていろんな形あります。

待つ幸せも、追いかける幸せも。

でも、愛する人を待つあなたは、

世界で1番、寂しがり屋さんで甘えたさんで
優しい人なんだなーって。

そんな事を思いながら、並んだ先には、
あなたが愛する人が店員さんで、

いつものね。111番。

と、渡してくれた。

会計を済ませて、店員さんが、

今日はジャンパーも自分で着て車椅子に乗ってここまできたのよ。
お金もないくせに。。。って

怒って言ってたけど、

その喋り口調がとても暖かかったよ。

じゃあ、いってくるねと、彼に伝えると、

手を振っておくってくれました。

兄貴いつもごくろうさんす。

ちゃんちゃん。