あまり外に出していない、富山県社会人クイズサークルの歩み
【はじめに】
これは誰かに発信したい、というよりは「今後、なんの文献にも残る予定のないことを忘れないようにまとめよう」という意図が大きいです。また、自分の視点からなので、サークルそのものの運営などとは無関係です。
【ハルカの経歴】
当時クイズ経験無し、クイズ観戦歴(特に基本問題が好き)だけ長く、記録集を読むのが好き。また、学歴コンプから現役学生の生態に強い関心があり、たまたま自分の好みの関係でかかわりに偶然クイ研のコが多かった。これはかなり昔の話で、その子たちはもう全員クイズをやめてしまった。
【本文】
2019年秋頃、自分でも「くいずとやら」をやってみようかな?と思って富山県内のサークルを調べたらひとつもない🤤
これはもう本当に説明出来なくて「経験」としか言えないんだけど、やりたいことが出来ないとき、外に行けば自分の求めている人と運命的に出会う!という謎の自信があって、このときも外出をした。
そしたらさっそく小矢部の道の駅で、透明のプラスチックケースに早稲田式早押し機を入れて、反対の手にクイズの問題集を持っている人が向こうから歩いてきた。
やっぱり今回も来たぞ、運命の出会いだ(ᵔᴥᵔ)
※そんなので済ませていいかは不明
別に、スルーすることもできる。けど「この人の上に出ている赤い矢印をクリックしたらなんかはじまるだろうな」という感じがした。言っていることは意味不明だと思うし、これはギャグテイストでしか話したことはない。
クリックしてみたことろ、急に話しかけてきたわたしを拒絶することもなく、なんと「社会人クイズサークルを作りたいがメンバーがいなく、早押し機を自費で購入してクイ研のない学校に行き体験会を行ったり、地域イベントなどをひとりで開き続けている」ような内容と「ボクはみんなに、クイズをやってほしいと思っている」ような内容を話していたと思う。聖人のような人だと思った。
(わたしは自分がクイズをやりたい、相手はみんなにやってほしい、対象的だ。たぶん逆のものを出し合える、この人なら一緒にやっていける、と感じた。)
ここは曖昧なんだけど「あなたの言っているみんな、かはわかんないですけど、とにかくわたしがやります」のような返事をしたと思う。このとき、現場に自分がやっている他のコンテンツの繋がりの方も居て、そのまま3人でクイズをやった。(厳密には違うが)これが自分のはじめてのクイズだと思う。
自分は本当にむちゃくちゃで、ハコを借りるので人が来るかわからないけどとにかく何か活動をやろう!もし来なかったら我々だけで勉強会?みたいなのをやって、とにかく県内唯一のクイズサークルと言い張ろう!県内にひとつもサークルが無いよりある方がいいやろ、みたいな、そういう感じだった。
(目の前に早押し機、サークルをやりたい人、わたしは何故か記録集をいっぱい持ってる。やり始めないとなんもならないし、今日はじめてお会いした方だし、次の約束を取り付けないと二度と会えないとかきもちがかわるなんて、よくある。)
文章の一番最初の、県内にサークルが無いとわかってからこの出会いまで3日、ハコを借りたのが2週間後だったのですごいスピード感だ。たぶん大都会でサークルがたくさんあるところは、立ち上げってコアメンバーみたいなのがいて、もっと計画を練ってはじめる気がする。
結論から言うとめちゃめちゃ幸運で、SNSなどで募集してみたところ「全くの未経験者5人、県外サークル所属の大ベテラン5人」というかなりオイシイ状態でスタートできた。石川には歴史あるサークルがある、とこのとき教えてもらった。もうこの方達には感謝どころか土下座レベルだ。
そのとき、たまたま一緒にはじめたうちふたりは今もサークルにいて、社会人スタートのわたしに「クイズ歴、日、時間、分、秒」単位まで一致する同期がいて、これも幸運で珍しいと思う。
それが21年11月の事なのでもう2年経っている。富山社会人クイズサークルはそういう感じではじまったので長がおらず、傘連判状みたいな状態だ。この表現は気に入っていてよく使っている。特に方針はなく、一ヶ月に一度10人前後で集まって活動をしている。事前打ち合わせなしで各人が持ち込み企画、既存の問題集を相互読みなど、本当に自由な感じ。あまり所属、という概念もなく新しい人がきたり外部の人がきたり、「成人」以外なにもルールは設けていない。
むしろ文句がある人にはどんどん発言してもらって、きちんと方針があるサークルを自分で立ち上げて、「これがきちんとした運営なんだよ!」ってやってほしいくらいの感じだ。わたしも意見が合えば参加したい。それくらい北陸のサークル間は断絶されていて、そもそも文句がでるほど繋がりがなかった(これについての次の記事もいま書いています)
だって今は社会人サークルが県内に一個しかないんだもん、ここでクイズができるよ!だけでウリになってしまうʕ´•ᴥ•`ʔこれはちょっぴり、かなしい。
わたしは、ここにたくさん人が来て欲しいとは思っているし、ただ最強な人が来たら嬉しいけど受け入れるチカラがないな、と思うときもある。それに「クイズとはこうでなくちゃいかん!」と文句がある人は新規サークルを立ち上げて欲しい、というきもちもある。まだここもサークルがはじまって2年、いろいろな人がいて、様々な考えがあって、たくさんの人と出会いたい。
【おわりに】
このあとずっと先に聞いた県内のクイズ史の流れはこうらしい。自分のSNSについたリプを勝手に引用、怒られたら謝ろう。
https://twitter.com/torazidie/status/1598061500375388162?t=6omE7WYaBiB2JEj02VLEZw&s=19
富山県クイズ史には必ず「三協立山アルミ」と「富山大学」が一緒になったサークルの話しが出てくるので、絶対に富山大学とは繋がりたいな、というきもちがあったと思う。