聞き方のグランドルールづくり
少し前に実践した記録です。
国語科「きいて、きいて、きいてみよう」の単元の終わりに「聞き方のグランドルール」づくりをしました。
4月から「聞くこと」を重視して指導してきました。
・話し始めても下を向いている
・手遊びをしている
・話の途中で発言する
・話し手に目や体を向けない
こういう状態があったからです。
まずは「見える聞き方」を中心に指導してきました。
今回の単元はそれらを総合的に発揮する場であり、さらに高めていく絶好の学びでした。
グランドルールづくりは、単元の学びを生活に戻すことが大きなねらいでした。
まず、個人でグランドルールに入れないことを書き出しました。
3分間で平均10個の聞き方が出てきました。(これまでに伝えてきたことがほとんどです)
その中からベスト3を決めて、グループでグランドルールを決める話し合いをしました。
ベスト3を決める話し合いです。
それらをグループごとに黒板に書き出していきました。グループごとになぜその3つにしたのかを発表した後に全体でまとめていきました。
次のように決まりました。
これは1学期のグランドルールとしました。
レベルが上がっていけば、当然内容は進化していくからです。子どもたちにもそのことを話しました。
決まったグランドルールは、教室に掲示しています。
そして、今回のグランドルールを校長先生にもプレゼンしに行きました。4月の始業式に「聞くことを大切にしたい」とお話しされていたからです。今回の単元の学びはいい機会になりました。
ここで終わりにせず、次を考えていきたいです。