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DB3rdセッションファイナル本戦直前BO3デッキ選択

はい、どーも。
これを書き始めている10月18日未明、2週間前にしてようやくファイナル予選・本戦のレギュレーションが発表されました。
予想通り2nd時と同じレギュレーションだったため、BO3のデッキってどう決めたら良いの?って話でも書いていこうかと思います。
Discordサーバーで以前に定期的にBO3をやっていた身からすると、BO3とBO1だとデッキ選択でちょっと違ってくるポイントなんかもあるので。
まぁ、公開するのはファイナル本戦直前(予選敗退した場合はその時に)(DBでの権利者は本戦から参加だから予選敗退なんてなかった…知らなかった…)なんですけどね。

デッキ選択の方法

デッキ選択の方法として以下のような択があると思います。
 ①自分の好きなデッキを使う
 ②環境デッキを上から2つ使う
 ③何かしらに対し勝率の高いデッキを使う
それぞれについてメリット・デメリットを挙げていきます。

①自分の好きなデッキを使う

”好きな”を”得意な”に読み替えても良いです。
結構選ぶ人が居そうかつ、2デッキ共に十分な練度があれば良い選択肢です。
<メリット>
・好きなデッキのため、勝っても負けても一定以上の満足感がある
・慣れているデッキのため、試合中のプレミが少ない
・環境外デッキの場合、相手への混乱、分からんごろしを狙える
<デメリット>
・一方のデッキに負けが込むと凹む(シングルエリミなので考慮不要)
・環境外デッキの場合、デッキパワーが低いことが多い
・環境外デッキかつコントロールデッキの場合、時間切れの可能性がある
 
以上、基本的にデメリットよりもメリットの方が多いかな?と思える選択肢です。

②環境デッキを上から2つ使う

最も無難な選択肢です。 現環境ならフラバ+揺り籠かな?
<メリット>
・強さがある程度保証されている
・生半可な環境外デッキは駆逐できる力がある
・上記事柄からそれぞれのデッキ単位での勝率は安定しやすい
<デメリット>
・メタられる側に回ることになる
・無難な選択肢のためミラーマッチが起こりやすい
・ミラーマッチで練度の差が出やすい
 
以上、ミラーマッチに自信がある人にとっては良い選択肢だと思います。
(私はミラーマッチ大体負けるので取りたくない選択肢です)

③何かしらに対し勝率の高いデッキを使う

これが今回私が取ろうとしている選択肢です。
BO3は『どちらのデッキでの勝たなければならない』という性質上、極論としては『得意なデッキに対して2勝』すればマッチに勝利できます。
<メリット>
・目標としたデッキに対して高い勝率を得られる
・環境予測が正確であればマッチ勝率も高くなる
・目標を定めるため、ある程度練習時間を絞れる
<デメリット>
・予測外デッキに当たると前提条件が崩れる
・目標のデッキに集中しすぎると汎用性が薄れる
・ライフという不確定要素があるので目標デッキに必勝というわけではない
 
以上、列挙するとデメリットが大きい選択肢ではありますが、①②のデッキ選択が多いビルディバイドBO3というフォーマットでは攻略法になりうると思います。

どのデッキを対策するか?

前項で③を選択したので、どのデッキを目標とするか?という問題があります。
現在の環境でいえば使用率が高いと思われるデッキは以下の2つと思います。
・フラッシュバッカー
・超越者の揺り籠
この2つの中でどちらを対策するのかといえば、今回は『フラッシュバッカー』を対策するつもりです。
 
何故かというと、『フラッシュバッカー』は2024年10月の制限改訂で出力が少し下がり、対策が取りやすくなったからです。(大体PAさんのせい)
まぁ、Vtuberとか他の問題も出てたりしますが…
また、デッキ作成難易度が『フラッシュバッカー』の方が低く見えるため、選択するプレイヤーがより多いのではないか?という点で選びました。

どのデッキを使うのか?

そして『フラッシュバッカー』対策デッキとして選択したのは以下の2つです。
①超越者の揺り籠
②次元転送網メルクリウス

①超越者の揺り籠

言わずと知れた環境を引っ張るテリトリー
制限改訂前ではPAさんのおかげで面除去がされやすかった印象でしたが、改訂によって面除去がしにくい=ライフが以前より削られにくいため、現在は『超越者の揺り籠』に分があると考えています。
改訂前から増えていた初手『ラビアン』に対しても『八咫烏』という有効配があるのが大きいです。
また、『超越者の揺り籠』が多くのデッキに対して有利が付きやすいデッキでもあるため、目標外のデッキに対しても勝ちやすいというのが選択のポイントとなりました。

②次元転送網メルクリウス

13弾で登場以降、気に入ってずっと擦っているデッキでもあります。
そのため、自分の手持ちデッキの中でも練度が高いデッキとなるため選択しました。
『フラッシュバッカー』に対しては『ワールドシューター グリゼルダ』が解放ターンに安定して2面除去可能であり、テリトリー効果とブリッツによって面に残りやすいため、ライフダメージは受けてしまいますが3~4ターン目での除去し残しが少ないのが採用理由になります。
また、『フラッシュバッカー』は『死神の切り札』などの確定除去を削りがちであるため『旋舞回撃 カティ』が一度定着してしまえばそのままリーサルまで見ることが出来ます。
以前はエナジーを表変えすカードが引けず苦しい時がありましたが、『スペシャルバレット グリゼルダ』がエースであり、Dデッキから直接エナジーを表変えすカードを使えるという痒いところに手が届くカードです。

共通した『フラッシュバッカー』対策

フラッシュバッカーはテリトリーの要求から”ターンに1枚以上エースを出す必要があり、それは全て6000以下である”という点が対策をとるうえで大きなポイントとなります。
そのため、『感覚支配』や『呪術師の謀略』で意図的に6000ラインをケアできるようなデッキづくりをしています。
 
また、2つのデッキに共通する特徴として”ユニットの登場時効果に依然しすぎない”という点があります。
15弾で追加された『トリック・オア・トリート』は白1であるため『フラッシュバッカー』でも採用する可能性があります。(私もフラバで採用しているし)
ファイナルのデッキ選択の候補としては『春光の音楽会』や『荒霊の霊域』もあったのですが、どちらのデッキも勘所で『トリック・オア・トリート』されるとどうしようもないことが多く、不採用となりました。
 
そして、『フラッシュバッカー』に新たに採用が予想されるカードとしては『†合法ショタクリエイター† 瀬兎一也』がありますが複数ターン連続で出される可能性は低いため”相手の手札にある”という意識をもってプレイすることで『超越者の揺り籠』では『遅滞戦術』などのヒットマイナス効果で、『次元転送網メルクリウス』では『旋舞回撃 カティ』のデコイによって追加ターンだけではまくられ難い構造となっています。

その他の選択肢

前述の通り、私はメタの対象として『フラッシュバッカー』を選択しましたが、『超越者の揺籠』をメタる事も考えていました。
その場合に選択したであろうデッキは『創霊器・青鳳』と『荒魂の霊域』です。
『創霊器・青鳳』は権利を取ったデッキですが『フラッシュバッカー』に勝ちにくく、また環境が以前に比べ前寄りになっているため、開放前の被弾が避けにくくなっているため断念しました。
また、その場合のもう一方のデッキである『荒魂の霊域』も良いデッキではありますが自分の手に馴染まず、十全に使えるようにするには練習時間が足りないと言う結論に至りました。
(本戦前にロマサガ2リメイクに手を出す自分が悪い)
今考えると『創霊器・青鳳』+『超越者の揺籠』のカミーリア欲張りセットという選択肢も良かったかなぁと思い始めています。

最後に

色々書いていましたが、3rdシーズン総決算となる大会なので勝ちを狙うのは当然ですが、負けても悔いの残らないデッキ選択にするのが最良であると思います。
この部分を書いているのは本戦当日朝ですが、昨日のプレファイナルの個人成績は0-3ドロップですw
大分下目引きを連発したので前回の東京大会同様禊は済ませたかな?と思います。
私を含めた参加者の方々全員が力を出し切れる大会になる事をお祈りします。
では、会場でお会いしましょう。

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