『自然』

自然に体が動いた。
ふと時計を見ると深夜の2時を指していた。
怖い夢を見た。
よくは思い出せないけれど、誰か知らない人に殺されそうになった。
続きを見たい。
さっきまでは夢か現実かもわからない恐怖の一場面であったのに、今は一種のドラマやアニメを見ているのと同じ感覚である。
再び眠りについたが、次に起きた時には時計の針は朝の10時を指していた。
私が創り出したこのドラマの続きを見れることはもう無い。

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